
ゴミ屋敷の臭いは服にも移る!?悪臭の原因や自分でできる消臭方法を解説
本記事では、ゴミ屋敷から臭い(におい)が出る原因や周囲にバレるかどうかを紹介します。
ゴミ屋敷に住んでいると、友人や職場の方に臭いで迷惑をかけるかもしれないと不安になる方は多いでしょう。
同じ部屋にずっといると臭いの感覚は鈍り、悪臭に気が付けていない可能性があります。
この記事を読めば、悪臭が出る原因や消臭方法が分かり、臭いの悩みを根本から解決可能です。
自力で解決できないときの対処法も紹介しているので、参考にしてください。
目次
臭いでゴミ屋敷に住んでいることがバレる?
結論から言うと、ゴミ屋敷の臭いで周囲にバレる可能性は非常に高いです。
特に、気温が上がる春から夏にかけてはゴミの腐敗スピードが加速し、臭いが強烈になります。
自分では「ドアを閉めているから大丈夫」と思っていても、わずかな隙間や換気扇を通じて悪臭は漏れ出してしまうでしょう。
また、外出時に身にまとっている衣服に染み付いた臭いで、職場や公共の場での対人関係に支障をきたすケースも少なくありません。
服に付着した臭いは洗剤だけでは落ちにくく、知らず知らずのうちに周囲に不信感を抱かせる原因になります。
ゴミ屋敷で臭いが出る原因
ゴミ屋敷の悪臭は、単一の理由ではなく複数の要因が混ざり合った「複合臭」です。主な原因を見ていきましょう。
腐敗した生ゴミ
ゴミ屋敷の臭いの主役と言えるのが、生ゴミから放たれる「腐敗臭」です。
以下のようなものが放置されると、細菌が爆発的に繁殖して有機物を分解し、強烈なガスを発生させます。
- 食べ残しが含まれたコンビニ弁当の容器
- 肉や魚のトレイ
- 飲みかけのペットボトル
- 剥いた果物の皮など
特に、日本の高温多湿な気候は腐敗スピードが速く、数日で鼻を突くような刺激臭へと変化します。
この腐敗臭は液体(汁)となって床や畳に染み込むと、ゴミを撤去した後も「戻り臭」として残り続けるのが厄介な点です。
カビの繁殖
ゴミが天井近くまで積み上がった部屋では、空気の流れが完全に遮断され、深刻な湿気問題が発生します。
ゴミ山の下層にある畳やカーペットは、結露やゴミに含まれる水分によって常に湿った状態となり、カビにとって最高の繁殖場です。
カビ特有の湿っぽい、酸っぱいような土臭さは部屋全体を重苦しい空気感に変えてしまいます。
カビは臭いだけでなく、胞子を空気中に飛散させるため健康リスクにも注意が必要です。
排水溝からの悪臭
ゴミ屋敷では水回りがゴミで埋まってしまい、長期間掃除ができなくなることも問題の1つです。
その結果、キッチンのシンクや浴室の排水溝には油脂や食べカスがヘドロ状に堆積し、下水のような不快な臭いを放ちます。
さらに深刻なのが、「封水(ふうすい)」の蒸発です。
通常、排水トラップには水が溜まっていて下水道からの臭いを遮断していますが、水を使わない期間が長くなるとこの水が干上がり、下水の臭いや害虫がダイレクトに室内へ侵入してきます。
ここにゴミ自体の臭いが混ざると、複雑で強烈な悪臭へと変化するでしょう。
排泄物・ペットの糞尿
トイレがゴミで埋まって使用不能になったり、多頭飼育崩壊の状態にあったりする場合、排泄物の放置も深刻な異臭源です。
尿に含まれるアンモニア成分は、時間が経つとさらに強力な刺激臭へと変わり、目や鼻の粘膜を刺激するほどの激臭となります。
アンモニア臭は非常に揮発性が高く、壁紙の石膏ボードや家の構造材である木材の深部まで浸透しやすいのが特徴です。
こうなると、市販の消臭剤をいくら撒いても建材自体から臭いが揮発し続けるため、全く効果がありません。
最悪の場合、床材の張り替えなどが必要になってしまいます。悪化する前に、早めの対処を心がけましょう。
害虫の死骸・糞
ゴミ屋敷は、ゴキブリ・ハエ・ウジなどの害虫にとって、エサと住処が無限にある天国です。
害虫が大量発生すると、個体の死骸や糞が部屋の隅々に蓄積されます。
特にゴキブリには、仲間を引き寄せるための「フェロモン」が含まれた糞を出す習性があり、これが溜まると油っぽい独特の不快な臭いを放ちます。
また、ハエが媒介する細菌による腐敗の促進も臭いを増幅させる一因です。
【自力で挑戦】ゴミ屋敷の臭いを軽減させる手順
軽度のゴミ屋敷であれば、以下の手順で消臭できる場合があります。
換気を徹底する
消臭の第一歩は換気ですが、ゴミ屋敷の場合は「窓を開けるタイミングと範囲」に細心の注意が必要です。
長年蓄積された悪臭を一度に放出すれば、近隣住民から「耐え難い臭いがする」と通報されるリスクがあるためです。
まずは換気扇を「弱」で回すことから始め、少しずつ窓を開ける隙間を広げていきましょう。
また、扇風機やサーキュレーターを窓の外に向けて設置し、室内の空気を押し出すように循環させるのが効果的です。
臭いの原因となるゴミの搬出を行う
全てのゴミを一気に捨てるのが理想ですが、現実には困難な場合が多いでしょう。
その際は、以下のような「臭いの強いもの」から優先的に搬出する戦略が有効です。
- 食べ残しや飲み残しが含まれる容器
- 水分を含んでいるゴミ袋
- 液体が入ったペットボトルや缶類
- 床に散らばった動物のフンや虫の死骸
- 湿っている段ボールや雑誌
臭いの強いゴミを家から出すだけで、部屋の臭いの強度は劇的に下がります。
ゴミを袋に詰める際は二重にして口をしっかり縛ると、搬出経路に臭いや汚れを振りまくトラブルを防ぐことが可能です。
汚れた布やゴミを捨てる
布製品は「臭いの吸着材」と言われるほど、周囲の臭いを吸い込みます。以下のようなものは、特に要注意です。
- カーテン
- ラグ
- クッション
- 布団
- カーペット
- 積みあがった洗濯物
布類は表面的な掃除や消臭スプレーでは解決しないことが多く、洗っても「乾くとまた臭う」といった状態になりがちです。
明らかに汚れているもの、臭いの酷いものは処分を検討しましょう。
水まわりやエアコンの掃除を行う
ゴミを撤去した後に残る「排水溝のヌメリ」や「エアコン内の汚れ」も大きな臭いの発生源です。
排水溝には市販の強力なパイプクリーナーを使用し、時間をかけて汚れを溶かしましょう。
封水が切れている場合は、水を流し入れるだけで下水臭が止まることもあります。
また、エアコンは部屋の空気を吸い込んで吐き出すため、ゴミ屋敷の空気がフィルターや熱交換器にこびりついています。
エアコンをつけるたびに悪臭がする場合、フィルターや本体の周りを清掃しましょう。
床・壁の拭き掃除をする
ゴミがなくなっても、床や壁には「臭いの膜」が付着しています。
この膜を除去しない限り、いつまでもゴミ屋敷の余韻のような臭いが消えません。
掃除には、油汚れや酸性の臭い(腐敗臭など)に強い「セスキ炭酸ソーダ」や「重曹」を溶かした水での拭き掃除が有効です。
壁紙は強くこすると破れる恐れがあるため、優しく叩くように拭き上げましょう。
また、床がフローリングの場合は、板の隙間に汚水が入り込んでいることがあるため、隙間まで意識して拭くのがポイントです。
最後にアルコール除菌スプレーで仕上げをすれば、清潔な状態を長く保つことができます。
消臭剤を活用する
市販の芳香剤で、臭いを上書きしようとするのは逆効果です。
ゴミ屋敷の悪臭と芳香剤の香りが混ざると、さらに不快な臭いが発生してしまいます。
選ぶべきは、「無香料」かつ「消臭・除菌」を明記している製品です。
スプレータイプで空間と壁面に吹き付けるとともに、置き型の消臭ゲルを設置してダブルの対策を取りましょう。
服に付いたゴミ屋敷の臭いを取り除く方法
ゴミ屋敷の臭いは衣服の繊維の奥深くまで入り込むため、通常の洗濯だけでは太刀打ちできません。
臭いに効果的なのは「弱アルカリ性洗剤」と「酸素系漂白剤」を併用した、40〜50度程度のお湯によるつけ置き洗いです。
お湯を使うことで繊維が開き、染み付いた皮脂汚れや腐敗臭の成分が溶け出しやすくなります。
また、消臭効果を高めるために、すすぎの段階でクエン酸や衣類用の消臭剤を投入するのも有効です。
洗濯後は生乾きを防ぐため、風通しの良い場所で日光に当てて完全に乾燥させましょう。
ゴミ屋敷の臭いを放置するリスク
「臭いだけなら我慢すれば良い」と放置するのは非常に危険です。
周囲の住人に迷惑をかける
悪臭は目に見えないため、自分では制御できない「公害」として周囲に広がります。
特に、集合住宅では換気扇や玄関の隙間、排水管を伝って隣室や上下階に臭いが漏れ出し、住民の生活環境を悪化させかねません。
自分自身は毎日その臭いの中にいるため鼻が慣れてしまい、深刻さに気づけないことが多いのですが、注意が必要です。
近隣住民から役所や管理会社に通報されるきっかけの中にも、「耐え難い臭い」があります。
強制退去や損害賠償の可能性がある
賃貸物件の場合、ゴミ屋敷から発生する臭いを放置して部屋の価値を下げ続ける行為は、トラブルになる可能性が高いでしょう。
特に、管理会社から連絡を受けても応じない場合、契約解除による強制退去を命じられるリスクがあります。
さらに深刻なのは、退去時の費用です。
通常の原状回復費用を大幅に超える費用が発生し、数百万円単位の損害賠償を請求される事例も珍しくありません。
一軒家でも、各自治体が定めるゴミ屋敷条例などにより、行政代執行が行われるケースがあります。
この場合、自治体が依頼した業者が強制的に片付けをしますが、その際にかかる費用は自己負担です。
健康被害が出る
ゴミ屋敷の臭いの原因であるカビや腐敗物、害虫の糞などは強力なアレルゲンや病原菌を含んでいます。
日常的に吸い込み続けると、さまざまな健康被害を起こす危険性があります。
また、不衛生な環境は感染症のリスクを高めるだけでなく、慢性的な頭痛や吐き気を引き起こすことも少なくありません。
身体的な健康だけでなく、心の健康を守るためにも、臭いの元となる環境を早期にリセットすることが不可欠です。
火災などのリスクが高まる
ゴミが堆積して掃除ができない場所では、コンセント周辺に湿気を含んだ埃が溜まり、そこから漏電して発火する「トラッキング現象」が起きやすくなります。
周囲に積まれた大量のゴミが燃料となり、一瞬で天井まで燃え広がる現象が起きるため、避難も難しいでしょう。
臭いが発生しているなら、管理が行き届かず火災の火種がどこにでもある危険なサインだと認識しなければなりません。
▼ゴミ屋敷と火災の関係はこちら▼
専門業者ならゴミ屋敷の悪臭にも対応可能!
自力での対処が難しいときは、無理をせずプロの業者を頼りましょう。
業者が対応できる内容としては、以下のようなものがあります。
- ゴミ屋敷の片付け
- 不用品やゴミの回収
- ハウスクリーニング
- 除菌・消臭
- 害虫駆除
ゴミ屋敷の片付けはもちろんですが、その際に出たゴミや不用品の回収も行なってくれます。
ゴミのなくなった部屋を掃除し、臭いの原因をしっかり摂ってもらうことも可能です。
さらに、特殊な器具や薬剤を用いて除菌・消臭もしてくれるため、臭いの再発が少ないのも嬉しいポイントと言えるでしょう。
▼ゴミ屋敷片付けの費用はこちら▼
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今回は、ゴミ屋敷の臭いについて詳しく解説しました。
ゴミ屋敷で臭いが気になる場合、簡単な掃除だけでは完全に臭いの元を絶つことはできません。
しっかりとキレイにして、健康で明るい未来を手に入れたいのであれば、ぜひ「エコキャット」へご相談ください。
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