
猫の毛をすっきりきれいにする掃除方法と便利でおすすめ掃除グッズ
毎日気ままにお部屋のあちらこちらで、のんびりと過ごしている猫ちゃん。
リラックスしている様子を見ているだけでも、なんだか気持ちが癒されます。
猫を飼っていると大変なのが、抜け毛を中心とした汚れの掃除です。
猫種によって毛の抜け方や量などはさまざま。
毎日掃除をしていても、お部屋のあんなところやこんなところに、たくさんの抜け毛がたまってしまうなんてこともあるでしょう。
場所によってはほこりと毛が絡まっていて、簡単にはきれいにできないところもあります。
そこで本記事では、猫を飼っているご家庭におすすめの掃除方法をご紹介。
汚れやすい場所や掃除がしにくい場所に合わせて使える、便利な掃除グッズなども紹介しますので、毎日のお掃除の参考にしてください。
目次
猫を飼っているとこんな場所の掃除に悩まされる
ふわふわとやわらかい猫の毛は、細くてとても軽いので、簡単にお部屋のあちこちへと飛んでいきます。
しかもじゅうたんやラグなどの繊維にくっつくと、ぴったりと絡んでしまうので取りにくいといった特徴もあるのです。
人が移動だけでも簡単に宙を舞ってしまい、その場にとどまってくれないことも掃除を大変にしてしまう要因でしょう。
猫の毛が抜けやすくなる換毛期にもなると、毎日何度掃除をしても毛だらけ…なんてことも珍しくはないのです。
猫の毛の掃除の手順は?
猫の毛だからといっても、掃除の手順は一般的な部屋掃除とほぼ変わりません。
部屋のホコリを掃除するときなどは、高いところからはじめて最後に床掃除をするのが基本。
きれいに掃除した床に再びホコリが落ちて、二度手間にならないようにするためです。
猫の毛を掃除する際も、これと同じ考え方で進めるとスムーズです。
- 換気をする
- 高い場所の毛やほこりを落とす
- 床やフローリングの掃除
- ラグやソファなど布製品の掃除
- 寝床やトイレの掃除も
上記のような手順で進めると、むだなくスムーズに掃除が進められるでしょう。
換気で空気中の毛を減らしてから掃除スタート
とにかく抜け毛の量が多くてお困りのご家庭では、少しでも部屋を舞う猫の毛を減らす対策をしてから掃除をはじめると掃除がぐんと楽になります。
もっとも手軽な方法としては、空気清浄機を活用するのがおすすめ。
風の強くない日であればしばらく窓を開けて換気をすることや、キッチンの換気扇を回しておくのも効果的です。
掃除をする前に少しでも空気中を舞う毛を減らしておくと、より掃除をスムーズに行えるでしょう。
お部屋の高いところもほこりや猫の毛がたまりがち
電球のカサや棚の上、冷蔵庫の上などの高い部分は、猫の毛がたまりやすい場所です。
まずは高い部分に積もったり引っかかったりしている、毛を払い落としましょう。
ハタキきなどを使うと毛が舞ってしまい、毛が再び別の高い場所へと移動してしまうことがあります。
伸縮式のハンディモップなどを活用し、なでるようにしながらホコリと毛を絡め落とすと、毛も舞い散りにくくて良いでしょう。
猫の毛が積もりやすい箇所
- 食器棚や冷蔵庫の上
- ラックや本棚の上
- カーテンレール
- テレビ台やテレビの裏側
- エアコンの上
- ベッドのフレーム
電気のカサなどがあるお宅は、こうした場所もほこりや毛が付きやすい場所です。ササっと払ってホコリや毛を落としておきましょう。
- ホコリとり 高所清掃シリーズ モップ
https://item.rakuten.co.jp/livingut/329528/
猫飼いが掃除で悩みやすいカーペットやラグの掃除
カーペットやラグは、猫の毛がついてなかなか取れない代表的な場所。
粘着式のコロコロなどは気が向いた時にさっと使える便利なアイテムではありますが、猫の毛のお掃除には正直不向きです。
猫の毛はカーペットの繊維に絡まるようにしてくっついているため、粘着式のコロコロではきれいに取り除けません。
そんなラグのおそうじにおすすめなのが、「エチケットブラシ ぱくぱくローラーW」です。
ぱくぱくローラーWは、エチケットブラシの素材を応用したカーペットクリーナー。
カーペットの上を滑らせるだけで、2種類のブラシがカーペットやラグに絡まった毛やホコリ、砂粒や餌などの固形ゴミまでスッキリ回収してくれます。
集めた毛はブラシ本体のダストボックス内にたまるので、まとめて捨てられるのも便利です。
毛足が長めのラグは、ブラシやコームで細かなごみと毛をかき出すようにして掃除をするのがおすすめ。
できれば布団干しのようなものにラグをかけた状態にして、ブラッシングをするのがベストです。
使うのは猫ちゃんの毛のお手入れで使用しているような、目が粗めのブラシやコームでOK。
ラグの素材や毛足の長さにもよりますが、目の粗いものの方が掃除向きです。
ラグの根元からごみをかきだすイメージで、ラグ全体にブラシやコームをかけましょう。
少々手間はかかりますが、この方法だと細かな砂ゴミや猫の毛などもすっきりととれますし、ラグの毛足が下手るのを防ぐことにもつながるおすすめの方法です。
床に落ちたゴミは、掃除機でさっと吸い取りましょう。
ラグやカーペットにおすすめのグッズ
- エチケットブラシ ぱくぱくローラーW 【日本シール】
https://item.rakuten.co.jp/bellemaison-interior/f3999301-001/
- ブナ材洋服ブラシ 豚毛・約幅6.5×長さ24cm 【無印良品】
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4549738395904
- キャット コーム 両目金櫛 【 (有)ペテック】
https://item.rakuten.co.jp/petech/020052/
ソファなどのファブリック製品にはこれがおすすめ
布製のソファなども、猫の毛が絡みつきやすいため、定期的にお手入れが必要です。
先ほど紹介したぱくぱくローラーのようなエチケットブラシも便利ですが、猫ちゃんと遊びながら手軽に掃除ができるグッズなどもあります。
それが「OPPO (オッポ) ketori(ケトリ)」です。
OPPOはラバー素材でできており、布地にこすりつけるだけで猫毛を集めてくれる優れもの。
本体をぐっとおさえると口が開き、集めたごみをつまんで一時的に保管もできます。
たまったゴミはそのまま口を開いてポイっと捨てられるので、手を汚すこともありません。
見た目がとてもかわいいのでインテリアとして、お部屋にそのまま置いておくこともできますよ。
- ketori(ケトリ) 【OPPO】
http://t-oppo.jp/product/ketori.html
床フローリングはフロアワイパー×掃除機で
フローリング素材の床の掃除は以下のような手順で行うと◎です。
- フロアワイパー(ドライ)
- 掃除機がけ
- フロアワイパー(ウェット×ドライ)
猫の毛がたくさん落ちているときに、いきなり掃除機をかけてしまうと、人の移動や掃除機の排気で毛を舞い上げてしまうことがあります。
このような対策としては、いきなり掃除機をかけず、一度フロアワイパーで目立つ毛やゴミを片付けておくのがおすすめ。
掃除機にあっという間に溜まってしまう猫砂や、カリカリごはんなどの固形物もあらかた集めて処理しておくと、掃除機がけも楽になるし掃除機への負担も少なく済みます。
ドライタイプのシートで構わないので、フローリング一面を簡単にワイパーがけしておきましょう。
続いては掃除機がけです。
フロアワイパーである程度のごみを下処理した状態で使うのであれば、基本的にはどのような掃除機でも問題ありません。
吸引力の良さや集めてゴミの処理のしやすさなどで、使いやすい掃除機を選んで使用すると良いでしょう。
最後にウエットタイプのフロアシートで雑巾がけをします。
吸い取り切れなかった猫毛の回収が行え、除菌や消臭にも効果的です。
ただしエタノールや界面活性剤、香料入りのウェットシートは、頻繁にグルーミングをする猫ちゃんにとってあまりよくないと考える人もいるでしょう。
そういう場合は、エタノールや界面活性剤、香料フリーのシートを選ぶと安心です。
ウェットシートで床を拭いてもすぐに自然乾燥しますが、気になる場合はドライシートでからぶきするのも良いでしょう。
エタノール・界面活性剤フリーの吸着ウェットシート
- フローリングモップ用替えシート・ウェット 20枚入【無印良品】
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550002526276
一面カーペットの場合はどうする?
フロアカーペットや一面絨毯を敷いている場合は一般的なフロアシートが使えないため、掃除機の力に頼るしかありません
このようなケースでは、掃除機選びが重要となってきます。
猫砂やえさなどが散らばっていることもあり、これらも一緒に掃除機で吸ってしまいたい!というのであれば、吸引力も高く固形を吸っても停止しにくいタイプのものがおすすめ。
人気のダイソンからは、「コードレスクリーナー V8 アニマルプロ」というペットがいる家庭向けの掃除機が販売されています。
コードレスクリーナー V8 アニマルプロは、カーペットに絡まる猫の毛もかきだす高機能なブラシ搭載のクリーナーヘッドと、猫砂やエサなどもスムーズに吸い取る吸引力の高さが特徴。
ダストカップにたまったゴミも、直接触らずワンタッチで落とせる構造になっているため、汚れた猫砂に触れずに捨てらえるといった良さもあります。
また東芝の掃除機「トルネオVコードレス」シリーズも、猫飼いさんに人気の高い商品。
吸引力の高さはもちろんのこと、吸い取った猫毛がダストボックスの中で圧縮されて毛玉状態になる様子は圧巻。
サイクロンメッシュなどに毛が絡まって目詰まりする心配がない点も、高く評価されています。
小回りも効きやすいので、カーペットやフローリング以外にも、ソファやキャットタワーなどのお掃除にもぴったりです。
おすすめの掃除機
- コードレスクリーナー V8 アニマルプロ【ダイソン】
https://www.dyson.co.jp/vacuums/cordless/dyson-v8/dyson-v8-animal-pro.aspx?sc_device=default
- トルネオVコードレス【東芝】
https://www.toshiba-lifestyle.co.jp/living/cleaners/vc-cl/
猫ちゃんグッズの個別お掃除
お部屋のお掃除のほかにも、猫ちゃんならではのグッズのお掃除が必要なケースもあります。
猫ちゃんがお気に入りの場所であればあるほど、汚れやすくなりがち。
それぞれの掃除方法やお手入れ法を紹介します。
キャットタワーの掃除
キャットタワーは居心地の良さや猫への負担を軽減させるために、ファー素材やファブリック素材タイプのものが多いです。
キャットタワーは支柱があるほか、入り組んだ形状をしているものが多く、かなり掃除がしにくいですよね。
形状や素材によって掃除方法は微妙に異なりますが、毛足が短めのファブリック素材の場合は「抜け毛取りワイパー」がおすすめです。
ササっとなでるだけでも、かなりの量の毛が取れるので、びっくりしてしまうかもしれません。
キャットタワーは毎日掃除する必要はありませんが、定期的に取り除いてあげると猫ちゃんも快適に過ごせるでしょう。
こちらの「抜け毛取りワイパー」は比較的毛足の短い素材に向いているアイテムです。
ラグなどある程度毛足の長さがあるものには、「ぱくぱくローラー」の方が毛がよくとれます。
- 抜け毛取りワイパー
https://item.rakuten.co.jp/chanet/226808/
猫トイレの掃除
猫のトイレは汚れよりもニオイが気になるという人も少なくありません。
猫砂がある程度においを吸収してくれますが、トイレのおしっこがかかった場所などはそのままにしておくと悪臭の原因にもなってしまいます。
半乾き状態のままほおっておくと、ほこりや毛がこびりついて大変なことに。
そうなる前にこまめにお掃除をしておくことをおすすめします。
おすすめは猫トイレ専用のおそうじシート。
ウェットシートタイプなので、取り出して全体を拭き掃除するだけでOKです。
猫が舐めても安心の成分で作られているので、気にせず使えます。
それでもにおいが取れないというときは、スプレータイプの猫トイレ用除菌クリーナーで徹底的にお掃除。
泡状のスプレーをかけてふき取るだけでOKなので、洗い流しや乾かす手間もなくておすすめです。
- 猫トイレ用除菌クリーナーシートタイプ
https://www.lion-pet.jp/product/shushutto/jokin-cleaner_cat_sheet.htm
- スプレータイプの猫トイレ用除菌クリーナー
https://www.lion-pet.jp/product/shushutto/jokin-cleaner_cat.htm
猫ケージも定期的に掃除を
室内飼いをされているご家庭のなかには、猫用ケージを使用しているというところもあるでしょう。
毛玉などもケージの隅っこにたまりやすいほか、ケージの中に猫砂が飛び散っていたりすることもあるので、気が付いた時などにこまめに掃除をしてあげるのがベスト。
お掃除の際は猫ちゃんにはケージの外に待機してもらい、ハンディタイプの掃除機でササっと毛や砂を吸い取ってしまうのが手軽です。
掃除機がけをした後は軽く水拭きをしておくと、汚れやにおいの予防にも。
普段はペットシートなどを交換する程度にしておき、週に一度お風呂場で洗い流すという方法も良いでしょう。
まとめ
猫がいるお家では、どうしても毛などがたまりやすく、どうしても苦労しがちです。
ですがコツや掃除のポイントを理解すれば、毎日の掃除やお手入れもぐっと楽にできます。
便利なお掃除グッズなども活用しながら、家族も猫ちゃんも快適なお部屋作りを目指してみてはいかがでしょうか。
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