
部屋の片付けはどこからする?手順や収納の基本をプロが解説!
本記事では、部屋の片付けをどこからするのが正解なのか紹介します。
「部屋をキレイに片付けたい!」と意気込んでみたものの、いざ目の前の散らかり具合を見ると「どこから始めて良いか分からない」と悩む方は少なくありません。
この記事では、片付けの順序を決める重要性や基本の手順、コツなどをを紹介します。
モチベーションを維持しながら、効率よく部屋の片付けを進めていくためにも、ぜひ参考にしてください。
目次
部屋の片付けを「どこから」するのか考える重要性
部屋の片付けをどこから始めるのか決めると、以下のようなメリットが得られます。
- 挫折を防げる
- 片付けを効率よく進められる
- 達成感を得やすい
「何からはじめて良いか分からない」と挫折するのを防げるほか、効率よく進められるのも大きなメリットです。
片付けの開始場所を決めれば、短時間で一区画がキレイになるので達成感が得られます。
部屋の全体から片付けようとすると、いつまで経っても変わり映えせずにモチベーションが上がりません。
このような状態を防ぐためにも、最初にどこから始めるのか決めておきましょう。
部屋の片付けはどこから始めるのが良い?
散らかった部屋を見渡したとき、まず決めるべきは「スタート地点」です。
以下で、どこから始めるのが良いのか具体例を紹介します。
成果が見えやすい場所
部屋の片付けは、短期的な達成感を積み重ねることが重要です。
まずは、テーブルの上や床の一部など、パッと目に付くところからスタートしましょう。
このような場所は片付けの進捗が非常に分かりやすく、モチベーション維持に役立ちます。
物が多すぎない場所
物が散乱しすぎている場所、押入れの奥深くなど大量のモノが詰まった場所から着手すると、仕分け作業に時間がかかりすぎて初日から疲弊してしまいます。
最初は、1~2時間などある程度の時間で片付きやすい場所からスタートするのがおすすめです。
短時間で片付くような場所から始めることで、スムーズに整理整頓のリズムをつかめるでしょう。
部屋の中で長く過ごす場所
普段座っているソファや椅子の周りなど、部屋の中で最も長く過ごす場所から片付けるのも有効です。
生活の中心にある場所が整うと生活の質がすぐに向上し、「片付けてよかった」と効果を実感できます。
この実感こそが、次のエリアを片づけるための原動力になるでしょう。
部屋全体を順序良く片付けていくためにも、まずは身の回りから片付けを始めてください。
部屋の片付けを始める前に押さえたい整理整頓のコツ
せっかく、どこから部屋の片付けを始めるか決めても、整理整頓のコツを知らなければリバウンドしてしまいます。
ここでは、片付けを成功に導くための基本的なコツを解説するので、ぜひ参考にしてください。
理想の部屋の状態をイメージする
まず初めに、片付けのゴールを明確にしましょう。
漠然と「キレイにする」ではなく、以下のような明確な目標を立てるのがおすすめです。
- 友人を呼べる部屋にする
- 仕事に集中できるデスク周りにする
- 趣味のスペースを作る
- ペットが快適に過ごせるようにする
理想の部屋の状態を具体的にイメージすると、片付けの目的がハッキリしてモチベーションのアップにもつながります。
このイメージは、物の「要・不要」を判断する際の基準にもなるでしょう。
また、ペットを飼いたい場合は怪我や事故を防止することを目的に、部屋の片付けを行うのもおすすめです。
▼猫を飼うときの注意点はこちら▼
片付けはエリアごとに行う
整理整頓を一気にやろうとすると、物を広げただけで収集がつかなくなり、挫折の原因になります。
挫折を防ぐためにも、部屋をエリア分けして片付けを行いましょう。
「デスク周り」や「クローゼット」など、掃除したい箇所をエリア分けして順番に片付けるとスムーズです。
短時間でキレイになるため、区切られたエリアの片付けが完了するたびに達成感を感じられます。
物の定位置を決める
片付けてキレイになった部屋を維持する最大のコツは、「整理整頓された状態」をキープすることです。
普段から使っている物は、しまう位置や置き場所を決めると「出しっぱなし」を防げます。
定位置が決まっていないと、「とりあえず」で適当な場所に置かれ、散らかりの元凶となります。
部屋の片付けを始める前に、常に使っているリモコンやティッシュの置き場所を決めましょう。
「見せる収納」と「隠す収納」を使い分ける
整理整頓では、すべての物を見えない場所に隠す必要はありません。
普段使う物、デザイン性の高いお気に入りのアイテムは、オープン棚などを収納場所として活用しましょう。
ただし、色や素材に統一感を持たせることが整理整頓のコツです。
あまり使わない物、生活感の出やすいストックなどは、扉付きの棚など隠れる収納場所に収めます。
その中でも使用頻度の高いものは目線から腰の高さに収納すると、使いやすくなるでしょう。
また、収納アイテムに関しては先に用意せず、片付けをある程度進めた上で足りない分だけを購入するのがおすすめです。
部屋の片付け・整理整頓の正しい手順
整理整頓のコツを押さえたら、いよいよ実践です。
ここでは、プロが行う具体的な片付けの手順を解説します。
必要な道具を揃える
作業をスムーズにするために、最初に以下の道具を揃えておきましょう。
- ゴミ袋
- 段ボールやカゴ
- マスク
- 掃除アイテム
ゴミ袋は燃えるゴミや燃えないゴミ、資源ゴミなど分別のために複数枚用意してください。
ダンボールやカゴは、要・不要の仕分けなどに使用します。
分別や捨てるのが面倒な場合は、衣装ケースをゴミ箱にして、そのまま不用品回収業者に依頼をするのもおすすめです。
その他、必要に応じてマスクや軍手、ホコリ取りなどの掃除アイテムも用意しましょう。
目に見える場所から片付ける
まずは部屋に散らばっている明らかなゴミや、もう使わない不用品から捨てる決断をしましょう。
特に、以下のようなものは最初の段階で捨てるのがおすすめです。
- 不要なレシート
- 溜まったダイレクトメール
- 空のペットボトル
- 読み終えた雑誌や新聞
ゴミは捨て、リモコンなど普段使いするものは先に決めた置き場所に戻しましょう。
床やテーブルなど、目に見える場所のモノの量が減るだけで、片付けへの抵抗感が大きく軽減します。
捨てるのものは片付けの段階で分別を行い、ゴミ袋に入れておきます。
収納の中身を出す
続いて片付ける場所を決め、その収納の中身をすべて出します。
ここで一気にやろうとすると収集がつかなくなるため、必ず一箇所ずつ行うことが重要です。
クローゼットやテレビ台、収納棚など部屋にある収納を1つずつ開けて、中身を「いる」「いらない」「保留」に仕分けます。
- いる:今後も確実に使う物
- いらない:壊れている物、不要な物
- 保留:判断に迷う物
保留にしたものは、期限を決めて保管しましょう。
例えば、洋服なら次のシーズンまでに一切着なかったものであれば、処分を検討するのがおすすめです。
収納の中を掃除して必要なものをしまう
仕分けが終わったら、「いる」と判断されたモノをしまう前に、収納の中をキレイに掃除しましょう。
ホコリを取り、拭き掃除をすることで整理整頓後の気持ちよさが格段にアップします。
掃除が終わったら、必要な物を順番に収納しますが、使用頻度の高いものは手前に置くのがおすすめです。
また、収納の基本である「立てる収納」「7~8割収納」といったコツを意識して、使いやすく整理整頓された状態を目指しましょう。
部屋の片付けで出たゴミの処分方法
片付けの作業で最も労力がかかるのが、整理整頓の末に出た大量の不用品の処分です。
以下で主な2つの処分方法を紹介します。
自分で分別して捨てる
少量のゴミや不用品であれば、自分で分別して捨てましょう。
ただし、分別方法は自治体によって細かく決められているほか、粗大ゴミの場合は事前の予約や手続きも必要です。
多くの自治体では、粗大ゴミ処分までに時間がかかるだけでなく、手数料も発生します。
数百円~数千円と費用を抑えられるのがメリットですが、分別や運搬などに手間がかかる点には注意が必要です。
また、ゴミや不用品が大量に出ているときは一度で捨てられず、部屋の中がなかなか片付かない状態に陥るケースもあります。
不用品回収業者へ依頼する
最もおすすめなのが、不用品回収業者へ依頼する方法です。
業者に依頼すれば、雑貨から大きな粗大ゴミ、普段から出るような可燃ゴミまで一気に回収してくれます。
自力での運搬が難しい粗大ゴミであっても、プロのスタッフが運び出してくれるので安心です。
最短即日での回収が可能なため、部屋の片付けをしたタイミングでゴミも一緒に処分できます。
また、不用品回収業者の中には片付け・掃除の代行を受け付けているところもあり、部屋の片付けも依頼できるのが魅力です。
業者によって対応している内容が異なるので、事前に確認しましょう。
【不用品回収業者の料金相場】
| トラック載せ放題プラン | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
|---|---|---|
| 軽トラック載せ放題プラン | 1R~1K | 15,000円〜20,000円 |
| 1.5tトラック載せ放題プラン | 1DK~2DK | 30,000円~40,000円 |
| 2tトラック載せ放題プラン | 2DK~2LDK | 50,000円~70,000円 |
| 4tトラック載せ放題プラン | 3DK以上 | 80,000円~要見積もり |
年末の大掃除は片付けの前?それとも後?
年末になると「大掃除」が頭をよぎりますが、部屋の片付けと大掃除はどちらを優先すべきなのか悩む方も多くいます。
結論から言うと、大掃除の前に部屋の片付けを行うべきです。
部屋を片付ける「整理整頓」と汚れを落とす「掃除」は、作業の性質が全く異なります。
先に部屋の片付けをして不要な物を減らすことで掃除が楽になり、部屋に溜まるホコリの発生も抑えることが可能です。
まずは整理整頓で部屋の物の総量を減らし、その後に残った物と部屋をキレイに保つための大掃除を行いましょう。
▼大掃除についてはこちらも!▼
部屋の片付けや不用品処分は「エコキャット」へ

https://eco-cat.net/
本記事では、部屋の片付けはどこから始めるのが正解なのかを解説しました。
部屋の片付けはもちろん、整理整頓で出たゴミや不用品の処分にお悩みの際は、ぜひ「エコキャット」へご相談ください。
エコキャットは不用品回収だけでなく、掃除や片付けの代行も行なっています。
大量の不用品でも、トラック載せ放題プランを利用すれば安価な費用で回収可能です。
最短即日でご自宅まで伺えるため、部屋の片付けをした後に出た不用品を今すぐに回収・処分できます。
部屋を一気にスッキリさせたい、片付けから手伝って欲しいなどといった場合は、ぜひ気軽にご相談ください。
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