灯油を入れていたポリタンクや、ポリタンクの中に残っている灯油の処分を考えておられる方に処分方法や処分費用相場を詳しく解説するので、参考にしてください。

 

灯油を入れていたポリタンクや残っている灯油は、正しく処分しないと危険なうえに、環境も汚します。少量であっても灯油は不燃ゴミとしては出せません。最後まで責任をもって処分する必要があります。

 

ポリタンクも残っている灯油も、同時に処分できる方法を伝授します。

 

灯油ポリタンクのおすすめ処分方法4選

 

灯油を入れるポリタンクは、かさ高いです。処分する前には、ポリタンクの中に灯油が残っていないように処分する必要があります。

 

「このぐらいならいいか」と安易な気持ちで処分すると、火事や事故の元になりますから、気を付けましょう。灯油の処分方法は、次の章で詳しくご説明します。

 

自治体の一般ゴミ or 粗大ゴミとして出す

灯油が残っていないポリタンクは、自治体の一般ゴミ（可燃ゴミ）or プラスチックゴミに出すことができます。ただし、ポリタンクの大きさによっては、粗大ゴミになる場合もありますので、お住いの自治体にご確認ください。

 

残っている灯油を取り出す場合には、火気厳禁のところで、安全に十分留意してください。

 

ゴミ処理センターに持ち込む

お住いの自治体のゴミ処理センター（自治体によって名称は異なる）に自分で持ちこむこともできます。粗大ゴミとして回収されるより、若干安くなる場合もあります。

 

この場合も、ポリタンクに灯油が残っている場合は、受け付けてもらえません。

 

ガソリンスタンドに引き取ってもらう

ガソリンスタンドは残った灯油を処分してくれますが、その際にポリタンクも一緒に処分してくれるかどうかは、各ガソリンスタンドによって異なります。

 

ガソリンを入れに行った際などに、直接ポリタンクの処分が可能かどうか問い合わせるといいでしょう。

 

処分可能のガソリンスタンドの場合でも、ポリタンク１個につき500円程度の処分費がかかることが多いです。

 

不用品回収業者に依頼する

 

ポリタンクの処分で、一番のおすすめが不用品回収業者に依頼する方法です。

 

ポリタンクの中に灯油が残っていても、大量のポリタンクであっても、オフィスや事業所で使っていたポリタンクでも、不用品回収業者なら問題なく処分してもらえます。

 

ストーブなどの不用品も一緒に処分してもらえるのでとても便利です。

 

不用品回収業者のメリットについて、さらに詳しくお知りになりたい方はこちらの記事もどうぞ！

 

ポリタンクに残っている灯油の処分方法

ポリタンクを処分しようとするとき、残っている灯油の処分はやっかいです。できることなら、シーズン終わりに灯油を使い切るようにすることが重要です。

 

灯油の量別処分方法、灯油の処分時の注意点をまとめました。

 

少量の場合

少量の灯油は、ストーブで燃やし切ることが一番安全・簡単で、費用がかからない方法です。

 

ゴミ袋に新聞紙を敷き詰め、そこに少量の灯油を入れ、吸い込ませる方法は、所沢市以外の多くの自治体でNGとされています。

なぜなら、灯油は少しの熱で発火するため、ゴミ収集車の中や、ゴミ袋を玄関先に置いている間にも発火する可能性が高いからです。

 

所沢市にお住いの際は、こぼれないよう、ゴミ袋を二重にしてこの方法で処分するといいでしょう。

ただし、新聞紙に吸いきれない量の灯油は、この方法では捨てられません。液体のままの灯油はNGです。あくまで紙に吸い込ませられるだけの量にしましょう。

 

中量以上の場合

所沢市の場合は紙に吸い込ませきれない量以上の灯油、他の大多数の自治体では灯油は自治体の一般ゴミ（可燃ゴミ）には出せません。

 

中量以上の灯油が残ってしまった場合は、ガソリンスタンドに持ち込むと、処分してもらえます。ただし、すべてのガソリンスタンドが灯油の回収に対応しているわけではありません。灯油は、とても危険であるため特別な処理基準を設け、有資格者が専用の処理施設で処分しなければならないものです。

 

廃油処理が可能なサービスステーションが決まっているため、持ち込む前に問い合わせをすることをおすすめします。特に セルフのガソリンスタンドは灯油の持ち込みができないところが多いので注意しましょう。

 

また、灯油を買ったホームセンターなどに持ち込める場合もあります。ガソリンスタンドにせよ、ホームセンターにせよ、買った際のレシートが必要な場合や処理費用が必要な場合もありますから、事前に要確認です。

 

灯油廃棄でしてはいけないこと

灯油の処分が大変だということがわかっていただけたと思います。

 

灯油は廃棄物処理法にて、特別管理産業廃棄物に指定されています。これは、「爆発性、毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがある性状を有する廃棄物」のことです。

 

つまり、川に流したり、土にしみ込ませたりすることは厳禁です。自然を破壊する行為で、法律違反になります。

 

また、たとえ少量でも燃やすのもNGです。火事や火傷の危険が大きいからです。類焼の恐れすらありますから絶対にしないでください。

 

食用油を処分する際の凝固剤の使用もNGです。

凝固剤は油を熱していなければ使えませんが、灯油を熱すると発火どころか爆発の危険すらあります。

さらに灯油は消火しにくいという特性もあり、類焼損害の危険性がとても大きく危険です。

食用油と灯油は全然違うものですから、凝固剤は絶対使わないでください。

 

灯油は次のシーズンまで持ち越さない！

灯油の処分はほんとうにやっかいです。一番いい方法は、処分すべき灯油を残さないことです。

 

シーズン終わりに買う灯油の量は、加減しましょう。最近は、自分で灯油を給油するガソリンスタンドが多いので、18ℓフルに入れないで、使いきれる量だけ入れるといいでしょう。

 

また、ストーブの中などで残ってしまった灯油は、ストーブで燃やし切ることで使い切ることができます。

 

灯油の処分について、さらに詳しくお知りになりたい方はこちらの記事もどうぞ！

 

灯油ポリタンク処分を不用品回収業者に依頼するメリット

灯油を入れていたポリタンクも残った灯油も処分にはいろいろな決まりごとがあり、それらを守らなければなりません。自治体の一般ゴミ、粗大ゴミ、ガソリンスタンドに持って行く方法などすべてが面倒でした。

その点、不用品回収業者に依頼する方法は、とても簡単で便利です。

 

残っている灯油も一緒に処分できる

灯油の処分が大変なことをご理解いただけたと思います。それぞれ別々に処分する必要がありました。

 

不用品回収業者なら、ポリタンクの中に灯油が残っていても、そのままの状態で回収・処分してもらえます。不用品回収業者以外を選ぶ場合は、所沢市にお住いなら紙に吸わせたりできますが、ガソリンスタンドやホームセンターに持って行く必要があるなど、手間がかかります。

反面、不用品回収業者なら一度の電話やメールで済みます。

 

即日回収や深夜早朝の対応も可能です。

 

他の不用品（ストーブなど）と一緒に処分できる

 

不用品回収業者に依頼する場合、処分費用が気になりますが、各種トラックに載せられるだけ載せる定額プランなら、諸経費込みなのでとても割安です。

 

不用品回収業者なら、灯油が残っているポリタンクもストーブも、その他の不用品と一緒に定額プランを利用すれば、一挙に片付く上に、値段を抑えることができます。

 

シーズン終わりに、ポリタンクや古びて買い替える予定の暖房器具などと一緒に処分するのはどうでしょう？

気分一新、新しい季節を迎えることができます。

 

引越しなど急な依頼もOK

不用品回収業者なら、電話一本で即日回収できます。自治体の粗大ゴミ回収だと収集日が決まっているので、こちらの都合に合わせることはできません。

 

引越しなどで収集までの時間に制限がある場合でも、不用品回収業者なら、大丈夫です。こちらの都合に合わせてくれます。

 

急な不用品回収のご依頼なら、深夜・早朝対応可能な不用品回収業者がおすすめです。

 

事業ゴミとしても出せる

オフィスや店舗、事業所などで不要になったポリタンクは、自治体の一般ゴミや粗大ゴミ回収には出せません。事業ゴミ扱いになります。

 

不用品回収業者に依頼するなら、オフィスや店舗、事業所などの事業ゴミも回収してもらえます。一般ゴミと混ざっていても問題ありません。

 

事業ゴミも不用品回収業者は回収可能なので、事業者の方にとってはとても便利です。

 

灯油ポリタンクの処分費用相場

灯油ポリタンクの処分方法をご紹介しました。それぞれの処分にかかる費用をまとめましたので、参考になさってください。

 

処分方法	費用相場
自治体の一般ゴミ	ゴミ袋代（灯油が残っていなくて、一般ゴミのゴミ袋に入る場合）
自治体の粗大ゴミ回収	400円程度（灯油が残っていない場合）
ゴミ処理センターに持ち込む	200円程度（粗大ゴミ回収より100～200円安い）
ガソリンスタンドに持ち込む	500円程度（灯油が残っていない場合）
不用品回収業者に依頼	軽トラック載せ放題：15,000円〜20,000円 1.5tトラック載せ放題：30,000円～40,000円 2tトラック載せ放題：50,000円～70,000円 4tトラック載せ放題：80,000円～要見積もり

 

金額だけで比較するのではなく、利便性なども考慮して依頼するのが得策です。

 

余った灯油の処分費用相場もまとめました。

 

処分先	費用相場
ガソリンスタンド	0～500円
購入したホームセンター	0～500円
不用品回収業者	数千円～ 他の不用品と一緒に定額パックを利用すれば、費用を抑えることができる

 

灯油ポリタンク処分なら、エコキャットにおまかせ！

灯油ポリタンクや灯油の処分方法についてご説明してきました。いろいろな処分方法がある中で、不用品回収業者に依頼するのがベストでした。なかでも、「エコキャット」がおすすめです。

 

エコキャットは、関東全域（東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県）を即日対応する不用品、粗大ごみ回収・引越補助・ゴミ屋敷整理・遺品、生前整理の業者です。

 

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急な引越しの不用品回収、オフィスや店舗、事業所などの事業ゴミも、エコキャットならOKです。

 

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