シーリングライトの処分方法8選!処分費用やLEDライトとの違いを解説
シーリングライトの処分方法を8つ解説します。
天井に設置するシーリングライトは家電に分類されるため、粗大ゴミとして処分するのが一般的です。
しかし、自治体の粗大ゴミ回収は機会が少なく、人によってはいつまでも手放せないことも少なくありません。
そこで、今回はシーリングライトをより多くの方が便利に手放せるよう、さまざまな処分方法を解説します。
その日に捨てる方法や、無料での処分方法を紹介するのでご覧ください。
目次
シーリングライトとLEDライトに違いはある?
シーリングライトは天井に直接設置する「照明器具」の一つで、LEDライトはシーリングライトを含めた「照明器具に設置する照明そのもの」を指します。
家電であるシーリングライトは多くの自治体で粗大ゴミとして捨てられますが、LEDライトは製品や自治体によって粗大ゴミ・家庭ゴミ・資源ゴミなどと捨て方が異なります。
同じ製品だと勘違いしたままだと捨て方を間違ってしまい、収集してもらえなくなる可能性があるため注意が必要です。
シーリングライトの処分方法は?何ゴミ?
シーリングライトの処分方法を8個紹介します。
安く処分できる方法や、スピーディーに処分できる方法、他の粗大ゴミも一緒に捨てられる方法など豊富に紹介しているのでご参考にしてください。
粗大ゴミとして自治体に回収してもらう
シーリングライトは多くの自治体で粗大ゴミとして回収してもらえる家電です。
自治体が設けた粗大ゴミの定義に当てはまっていれば月ごとの収集日などに自治体職員が引き取りに来てくれます。
たとえば、新宿区では電話やインターネットから事前申し込みをしたうえで、蛍光管を外したシーリングライトを粗大ゴミとして捨てられます。
また、江戸川区や大田区でも同じプロセスで粗大ゴミとして捨てることが可能です。
自治体は営利目的で粗大ゴミを回収していないので、比較的安価で処分ができるのが特徴となっています。
家庭ゴミとして捨てる
一部自治体では、シーリングライトを家庭ゴミとして捨てられます。
千葉市では指定袋に入るサイズなら不燃ゴミとして、同じく千葉県柏市では「資源ゴミ」としてシーリングライト本体を月2回の収集日に集積所で捨てることが可能です。
ただし、本来家電として扱われるシーリングライトを家庭ゴミとして扱う自治体は多くないため、処分時はお住まいの地域ルールに従うことが重要です。
小型家電回収ボックスを利用して捨てる
処分予定のシーリングライトが小さいサイズの場合、自治体が設置した「小型家電回収ボックス」を活用して処分することもできます。
小型家電とは、携帯電話やドライヤー、リモコンやラジカセのような再利用できる資源を内部に含んだ家電のことです。
小型家電回収ボックスは「小型家電リサイクル法」に則って役所や公民館、一部家電量販店などに設置されているので、粗大ゴミの収集日を待たずに捨てたい場合に役立ちます。
なお、ボックス投入口はおおよそ「30センチ×15センチ」程度なので、投入できないサイズのシーリングライトは他の方法で処分してください。
家電量販店で回収してもらう
シーリングライトが小型家電の場合、一部家電量販店に回収を依頼することもできます。
ヨドバシカメラやヤマダ電機、エディオンといった全国に店舗を展開している家電量販店も対応しているため、多くの方が利用できます。
ただし、店舗によっては未対応のケースもあるため、店頭へ足を運ぶ前に問い合わせておくのが賢明です。
認定事業者に宅配回収してもらう
環境省・経済産業省より認定を受けた小型家電回収業者に宅配回収を依頼すれば、粗大ゴミとして外に出したり、遠方の家電量販店に行ったりしなくてもシーリングライトを捨てられます。
自宅の段ボールに入れたシーリングライトを指定の配送業者が集荷してくれるので、家電を持って外出する手間を省けるのです。
リサイクルショップで買い取ってもらう
処分予定のシーリングライトが人気メーカーの製品かつ、状態に問題がなければリサイクルショップで買い取ってもらうのも選択肢の一つとなります。
お店まで持ち運ぶ手間はかかりますが、製品によってはそれなりの価格での買取が成立する可能性もあるため、お小遣い稼ぎとしてもピッタリです。
ただし、近年はリサイクルショップもモノであふれているため、家電は年式を見て買い取る傾向にあります。
そのため、新しいものしか買取らない可能性も高いと言えます。さらに、売れなかったものを処分してくれるサービスも見なくなってきているため、手間を考えて選択すると良いでしょう。
地域の掲示板サイトで譲る
地域の掲示板サイト「ジモティー」や、フリマアプリ「メルカリ」などを利用してシーリングライトを手放すのも良いでしょう。
特に、ジモティーは全国100以上の自治体と協定を結んでおり、不要な家具・家電のリユースを実現するのに役立ちます。
サイト内に製品情報を画像付きで掲載すると近隣住民からサイト内メッセージ機能で連絡が届き、交渉のうえで譲ることが可能です。
引取場所や引取価格は譲渡側が決められるため、有利な条件で不用品を手放せます。
ただし、送料や相手とのトラブルがネックになることもあります。特に送料は込みの値段じゃないと売れない傾向にあります。
シーリングライトの相場を確認してからアプリに載せましょう。
粗大ゴミ回収業者に回収を依頼する
とにかく早くシーリングライトを処分したい場合、他の粗大ゴミも含めて処分したい場合などは、粗大ゴミ回収業者に依頼するのがおすすめです。
粗大ゴミ回収業者は最短で依頼当日の不用品回収が可能なうえに、自宅からの運び出しや分別もすべて業者スタッフが実施します。
依頼者は予約の申し込みをするだけで他の作業はすべて任せられることから、シーリングライトを集積所や指定場所に出したり、段ボールに梱包したり、分別する手間も省けます。
また、事前に相談しておけば立ち会いなしで回収してもらうことも可能です。
引っ越しや退去、断捨離など、どんなケースでも手間なく粗大ゴミを捨てたい場合は、粗大ゴミ回収業者への依頼を検討してみてください。
シーリングライトの処分費用はどのくらい?
シーリングライトの処分方法別におおよその費用を解説します。
回収の依頼先によって費用が異なりますが、大きく乖離することは少ないためぜひ参考にしてください。
【粗大ゴミとして処分】300円〜500円程度
シーリングライトを粗大ゴミとして処分する場合、だいたい300円から500円程度の費用が必要です。
自治体によって費用は異なるものの、粗大ゴミとして処分するならそこまで大きな出費は発生しません
【シーリングライトの処分費用一例】
自治体 | 分類 | 費用 |
新宿区 | 照明器具 | 400円 |
大田区 | シーリングライト | 300円 |
江戸川区 | 照明器具 | 400円 |
板橋区 | 照明器具 | 400円 |
府中市 | シーリングライト | 500円 |
【家庭ゴミとして処分】自治体指定の袋分の料金
シーリングライトを家庭ゴミとして処分できる自治体にお住まいなら、処分にかかる費用は自治体指定の袋の料金のみに抑えられます。
粗大ゴミとして処分するより安く、他のゴミも合わせて捨てられるため一石二鳥と言えるでしょう。
【小型家電回収ボックスで処分】無料
役所や家電量販店に設置されている小型家電回収ボックスは無料で利用できます。
投入できるシーリングライトのサイズが限られているのは難点ですが、小型製品を捨てるにはうってつけです。
【家電量販店で処分】約550円〜
シーリングライトを小型家電として家電量販店に回収してもらう場合、おおよそ550円から1,100円程度の費用で処分できます。
ただし、店舗ごとに料金が異なるケースや、フランチャイズ店ではそもそも対応していないケースがあるため、事前に問い合わせておきましょう。
【家電量販店ごとのシーリングライト回収料金一例】
家電量販店 | 分類名 | 料金 |
エディオン | シーリング照明 | 550円 |
ヨドバシカメラ | 照明器具 | 1,100円 |
Joshin | 照明器具 | 550円 |
【宅配回収で処分】1,600円〜
環境省・経済産業省公認の「リネットジャパンリサイクル株式会社」の宅配回収を利用してシーリングライトを処分する場合、1箱あたり1,600円で処分できます。
また、小型家電リサイクル法の対象品目なら、中型サイズのシーリングライトも1点1,600円で処分可能です。
【粗大ゴミ回収業者で処分】定額プランで捨て放題
粗大ゴミ回収業者ではシーリングライト1点からの回収も可能ですが、他にも多くの粗大ゴミを抱えている場合は定額プランの利用もおすすめです。
定額プランには「軽トラ載せ放題プラン」「1tトラック載せ放題プラン」など、部屋のサイズや粗大ゴミの数に応じたプランが存在します。
このようなプランは定額でトラックが満杯になる量の粗大ゴミを捨てられるのが特徴です。
自治体の粗大ゴミ回収数に限度があったり、宅配回収の段ボールに入らない数の粗大ゴミがある場合は、お得な定額プランが非常に役立ちます。
【粗大ゴミ回収業者の定額プラン費用相場】
トラック載せ放題プラン | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
軽トラック載せ放題プラン | 1R~1K | 15,000円〜20,000円 |
1.5tトラック載せ放題プラン | 1DK~2DK | 30,000円~40,000円 |
2tトラック載せ放題プラン | 2DK~2LDK | 50,000円~70,000円 |
4tトラック載せ放題プラン | 3DK以上 | 80,000円~要見積もり |
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シーリングライトを処分する時の注意点は?
シーリングライトを処分する時に注意すべき点を3つ解説します。
資源の再活用だけじゃなく、収集を行う自治体職員や業者スタッフの安全を確保するためにもご覧になってから処分を進めてください。
シーリングライト本体と蛍光灯は別々の処分となるケースが多い
自治体の戸別収集や、家電量販店・小型家電ボックスを利用してシーリングライトを処分する際は、基本的にシーリングライト本体と蛍光灯(LEDライト)は別々にする必要があります。
なぜなら、蛍光灯は自治体によっては危険ゴミに分類され、特定の収集日に捨てないと安全な処分が進められないからです。
本体と蛍光灯を一緒に出すと収集してもらえなかったり、作業中の事故につながったりする恐れがあるため、回収依頼先のルールを確認することが重要です。
蛍光灯は割れないようにして出す
シーリングライト本体から外した蛍光灯は割れないように保管・処分しましょう。
蛍光灯を割ると怪我をする可能性が高くなるだけではなく、内部に含まれた水銀が漏れ出す恐れがあります。
蛍光灯に含まれる少しの水銀に短時間触れた程度では健康被害は起きないと言われていますが、怪我や事故のリスクを最小限に抑えるためにも取り外した蛍光灯は購入時の箱に入れるか、新聞紙などで包んで処分しましょう。
電池式シーリングライトは電池を外してから処分する
電池式シーリングライトは、電池を外してから処分する必要があります。
電池が家庭ゴミや粗大ゴミに混入すると収集運搬の際に発火し、事故の原因になりかねません。
電池の捨て方は自治体ごとに定められているため、シーリングライト本体の捨て方と一緒に電池の捨て方も把握しておきましょう。
シーリングライトの処分方法にお悩みなら「エコキャット」にご相談を
「エコキャット」では、シーリングライトをはじめとした数多くの粗大ゴミや不用品の回収に対応しています。
電池を取り外したり、蛍光灯が割れないように新聞紙に包む必要もありません。こうしたことはすべてスタッフが行います!
さらに、対応エリア内のご依頼なら最短25分で現場に伺い、迅速に粗大ゴミを回収することが可能です。
また、クレカ払いや銀行払いの他にも、分割払いや後払いにも対応しているため、家計への負担を抑えながらご利用いただくこともできます。
早朝や深夜のご依頼も受け付けているので、シーリングライトなどの粗大ゴミの処分にお困りの方はぜひご依頼ください。
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