本記事では、神棚の処分方法や捨てるタイミング、費用相場などを紹介します。

神棚には神様が宿っているので、適切な方法で処分しないと罰が当たると感じる方もいたり、粗末に扱うことができなかったりします。

大切な神棚だからこそ、正しい方法で処分したい方も多いはずです。

そこで、正しい処分方法を把握していると、後悔なく神棚を処分できます。

神棚の処分でお困りの方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

神棚の処分方法

神棚の主な処分方法は以下の通りです。

• 神社で処分してもらう
• 神棚販売店で回収してもらう
• どんど焼きに持ち込む
• 可燃ごみとして出す
• 粗大ごみとして出す
• 不用品回収業者・遺品整理業者に依頼する

それぞれ見ていきましょう。

神社で処分してもらう

神棚は神社に持ち込むことで処分してもらえます。

神棚には神様が宿っており、神社に持ち込むとお祓い（御魂抜き）をしてもらえ、その後お焚き上げで処分してもらえます。

神聖な儀式をした上で処分できるので、安心して処分を任せられるでしょう。

神社で神棚を処分する流れは以下の通りです。

1.祈祷する

2.お札を返納する

3.お焚き上げをする

 

神社によっては、持ち込むだけで立ち上げ不要なこともあるので、忙しい方でも気軽に依頼ができます。

まずは近くの神社に連絡して、処分を依頼できるか確認してみましょう。

神棚販売店で回収してもらう

神棚は購入した店舗で回収してもらうことも可能です。

神棚の回収後は、祈祷やお焚き上げをしてもらえるので安心です。

例えば、お仏壇のはせがわでは、神棚や家具の引き取り（供養）に対応しています。

新しく神棚を買い替える場合は5,500円（税込）、神棚の引き取りのみは11,000円（税込）となっています。

神棚を買い替えることがあれば、販売店に回収を依頼してみてください。

ただし、店舗によって神棚の引き取りサービスに対応しているか異なるので確認してみてください。

どんど焼きに持ち込む

神棚は地元のどんど焼きに持ち込むと処分できます。

どんど焼きとは、毎年1月頃に行われる伝統行事であり、お正月に飾った注連縄や松飾りなどを燃やして、年神様をお送りするお祭りのことです。

 

どんど焼きでは神棚のような可燃ごみの持ち込みが可能です。

どんど焼きは縁起物を処分する伝統行事なので、安心して神棚の処分を任せられます。

ただ、どんど焼きは多くの神社で年に1回、あっても2～3回となっているので、処分できる機会が限られます。

処分の機会を逃さないように、どんど焼きの開催情報をチェックしましょう。

可燃ごみとして出す

神棚は木材で作られているので、解体して小さくすると可燃ごみとして処分できます。

そのままの状態だとサイズが大きいので可燃ごみとして処分できません。

可燃ごみとして出す場合、基本的にお金がかからないのでお得に捨てられます。

解体した神棚は、指定のゴミ袋に入れて処分しましょう。

もし周囲の人の目が気になるのであれば、紙や布などで包んで処分してみてください。

粗大ごみとして出す

神棚の中にはサイズが大きいものがあるので、そのようなものは粗大ごみとして処分が可能です。

自治体によって粗大ごみの基準は異なりますが、一辺が30cmを超えるものや指定袋に入りきらないものが粗大ごみの扱いです。

粗大ゴミとして出す場合は「戸別収集」「処理施設への持ち込み」から選択してください。

戸別収集は自宅あるかそのの近くまで神棚を回収しに来てくれます。処理施設へ持ち込む場合は、自治体指定の施設に自分で運搬することで片付けてもらえます。

戸別収集で粗大ごみを利用する際は、自治体に事前予約が必要になり、処理券の購入が求められます。持ち込みの場合は車が必須で、世田谷区など自治体によっては予約が必要です。車からの荷下ろしも自分で行います。

予約を忘れてしまうと、希望の日時に回収してもらえず、次回の回収日を待たなければなりません。

 

また、戸別収集と処理施設への持ち込みのどちらを選択したとしても、指定場所まで自力で運搬する必要があります。

神棚が重くて自力で運び出しができない場合や車がない場合などは、無理をせず専門業者に任せましょう。

不用品回収業者・遺品整理業者に依頼する

神棚は不用品回収業者や遺品整理業者に依頼することでも処分が可能です。

不用品回収業者は、家庭や事業所などから出た不用品を処分している業者です。

遺品整理業者は、亡くなった方の自宅を片付けることを専門とする業者のことです。

中には不用品回収と遺品整理を両方行う業者もあるので、どの程度価格が変わるか検討をしたい際はこうした業者に依頼をすれば一度に済むのでおすすめです。

 

どちらの業者も神棚の処分を依頼でき、可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみなど品目を問わず、一式をまとめて処分してもらえます。

不用品回収業者や遺品整理業者は、仕分け・分別、運び出し、運搬、処分といった一連の作業に対応しています。

高いところにあったり、自力で動かすのが無理だったりする場合でも、気軽に神棚の処分をしてもらえるでしょう。

さらに、遺品整理を依頼すれば必ずご供養やお祓い、魂抜きもしてもらえるので、遺品の際も安心して任せられます。

神棚以外の処分方法

神棚を処分する際は、神棚以外のものをどのように片付けるのか把握することも大切です。

種類ごとに処分方法が異なるので、スムーズに片付けられるように、どのように処分するのか把握しましょう。

種類	処分方法
お札	神様が宿っているという考え方があり、神社やどんど焼きに持ち込むことで処分が可能です。 むき出しで処分するのではなく、白い半紙などに包んでから捨ててください。
神具（陶器類・金属類・神鏡）	不燃物にあたるのでお焚き上げができませんが、神社で引き取ってもらえます。 もし神社で引き取ってもらえない場合は、塩で清めてから不燃ごみとして処分しましょう。
お供え（米・塩・酒・榊など）	神様に一度お供えしているので、処分せずに料理に使うのが好ましいです。 傷まないうちに料理に使用しましょう。 榊は塩で清めてから白紙に包んで可燃ごみとして初便します。

神棚の処分にかかる費用相場

神棚を処分するなら、事前に費用相場を把握することが大切です。

選択する処分方法によって費用が異なるので、自分に合う方法を検討しましょう。

処分方法	費用相場
神社で処分してもらう	5,000円～30,000円
神棚販売店で回収してもらう	1,000円～2,000円
どんど焼きに持ち込む	5,000円〜数万円
不用品回収業者・遺品整理業者に依頼する	2,000円〜
可燃ごみとして出す	無料
粗大後みとして出す	1,000円前後

上記の費用相場はあくまでも目安となります。

処分先や神棚のサイズによって変動するので、事前に確認してみてください。

神棚を処分する前にやるべきこと

神棚を処分する際は、守るべき最低限のマナーがあります。

まず神棚に魂を入れているか確認しましょう。

基本的に神棚には魂が宿っていないと考えられています。

しかし、神棚の購入時に魂入れの儀式をしているケースもあり、その場は、神社で祈祷・お焚き上げをしてもらう必要があるので注意しましょう。

 

ホームセンターなどの販売店で買ってそのまま設置したという場合であれば、魂が入っていないのでそのまま処分しても問題ありません。

また、神棚を処分する際は感謝の気持ちを忘れず、ホコリや汚れなどを丁寧に拭き取ってから処分しましょう。

神棚を処分するタイミング

続いて、神棚を処分するタイミングを紹介します。

家の建て替え・引越しをする時

家の建て替えや引越しをする際は、神棚を処分するのに適したタイミングです。

なぜなら、部屋の中の荷物を整理することになるからです。

荷物を整理する中で、神棚が不要になっているのであれば処分を検討しましょう。

そして、処分するものが大量にあるなら、不用品回収業者に相談してみてください。

 

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痛みや汚れが目立つ時

神棚は長期間使用していると、痛みや汚れが目立ってくる可能性があります。

神棚には神様が宿っている場所でもあるので、痛みや汚れがあるとあまり良い気分にならないでしょう。

あまりにも神棚の状態が悪い場合は、処分してみてください。

式年遷宮が行われる時

式年遷宮は、伊勢神宮で行われる20年に一度の祭事のことで、正殿や殿舎の建て替えが行われます。

そのタイミングに合わせて古い神棚を処分して、新しくする方もいます。

新しいものに買い替える時

神棚はずっと使い続けることもあれば、途中で買い替える時もあります。

新しいものに買い替えると、古いものが不要になるので処分しましょう。

近年では、コンパクトサイズのモダン神棚に買い替える方も増えていたり、猫をモチーフにした猫神棚を設置するケースもあったりします。

従来の神棚をやめたいと考えている方は、新しいものに買い替えるを検討してみてください。

神棚を処分する時の注意点

神棚を処分する際は、以下に注意しましょう。

• 家族と相談する
• 無理に捨てようとしない
• 無断で神社に放置しない

神棚は家族のものなので、勝手に処分しようとするとトラブルになる可能性があります。

さらに、サイズが大きく、重いものもあるので、無理に捨てようとすると怪我をするケースもあるので注意が必要です。

また、神社で神棚を処分する場合は、事前に相談するのが好ましいため、無断で神社に放置しないでください。

 

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神棚を処分したいならエコキャットにお任せ！

神棚を処分したいと思ったら「エコキャット」にお任せください。

エコキャットは、基本的に回収できる品目に制限がありません。

サイズが大きく重量があるもの、神社や自治体などで回収できないものなどでも回収が可能です。

さらに、エコキャットはリーズナブルな料金体系でサービスを提供しているのも魅力です。

割引キャンペーンも活用でき、他社よりもお得に神棚を処分しやすくなっています。

 

また、エコキャットは遺品整理に力を入れています。

遺品整理士が多数在籍しており、真心を込めて大切な遺品を整理・処分するだけではなく、ご供養も行えます。

柔軟なサービスを提供しているので、どんな状況でも安心して依頼が可能です。

見積もりや出張費、キャンセル料が全て無料なので、廃品回収を検討しているならぜひお気軽にご相談ください。

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