扇風機の捨て方6選!壊れた扇風機も安全に捨てるための注意点を解説

扇風機の捨て方6選!壊れた扇風機も安全に捨てるための注意点を解説

この記事では、扇風機の捨て方について解説します。

近年、ハンディファンやコードレス扇風機などより利便性の高い扇風機が登場していますが、サイズや種類が増えバッテリーの取り扱いも複雑になりました。

それらを踏まえて、扇風機の種類ごとの分別方法・捨て方をはじめ、注意点・料金相場や小型家電回収ボックスの利用についても見ていきます。

自分にとってどの捨て方がベストか、安全面・手軽さなども考えながらご覧ください。

扇風機の捨て方6選

扇風機の捨て方6選

ここでは、扇風機の捨て方を6つ解説します。

不燃ゴミとして捨てる

卓上扇風機・ハンディファンのような小型の扇風機は、乾電池やリチウムイオンバッテリーを事前に取り外せば、不燃ゴミとして捨てられます。

自治体の粗大ゴミ回収のように、申し込み手続きや手数料の納付などの手間がかからないため、気軽に捨てられるのが嬉しい点です。

ただし、不燃ゴミとして捨てられるかどうかの基準は自治体によって異なります。

例えば、東京都杉並区では30cm未満のもの、埼玉県さいたま市では90cm未満の充電式ではないものなど、それぞれの自治体でルールを設けているので、お住まいの地域の自治体のルールを必ず確認してください。

粗大ゴミとして捨てる

一般的な形状の扇風機やタワーファンなど扇風機は、粗大ゴミとして捨てるよう規定されていることがほとんどです。

基本的に最長辺が30cm以上の扇風機は粗大ゴミに分類されることが多いですが、神奈川県厚木市のように50cm以上の扇風機を粗大ゴミとしている自治体もあります。

大きさの規定や詳しい捨て方は、自治体のホームページなどから確認しましょう。

また、自治体の戸別回収を利用する場合は、時期によっては回収までに2週間~1ヵ月かかることもあるので注意してください。

家電量販店で引き取ってもらう

新しい扇風機に買い替える際に、家電量販店で古いものを同時に引き取ってもらう方法もスムーズでおすすめです。

以下に引き取りサービスを実施している家電量販店とそれぞれの手数料をまとめました。

 

家電量販店 手数料
エディオン 550円
ジョーシン 550円
ヨドバシカメラ 550円
ヤマダ電機 1,100円
ケーズデンキ 550円

 

上記はいずれも店頭持込の際の料金のため、WEBで回収を申し込んだ場合は出張手数料などが別途かかることがあります。

持ち込みの手間はかかるものの、店頭持込であれば予約も必要ない場合がほとんどなので、思い立ったときに手軽に捨てられるという点でメリットが大きいです。

小型家電回収ボックスを利用する

扇風機は、使用済みの小型家電をリサイクルにまわし再資源化することを目的とした法律「小型家電リサイクル法」の対象品目です。

小型家電をより簡単に回収するために、自治体が役所やスーパーなどに小型家電回収ボックスを設置しているので、それを利用して扇風機を捨てるのもおすすめの方法です。

一般的なサイズの扇風機は投入口に入らないので小型のものに限られますが、料金も特にかからないのでぜひ利用してください。

フリマアプリやリサイクルショップを利用する

購入してからあまり月日がたっておらず状態が良い・使用する分にはまだまだ使用できるということであれば、フリマアプリに出品したりリサイクルショップで買い取ってもらうのもおすすめです。

購入時についていた箱や取扱説明書も残っていれば、より良い条件で売却できる可能性もあります。

ただし、使用年数が長いものや比較的使用感があるものはリサイクルショップでも買取を断られてしまったり、フリマアプリでも買い手が見つからずいつまでも手放せないなどのケースも考えられます。

購入してから数年経っているものや傷・汚れが目立つものは、そのまま捨てる方が良いかもしれません。

不用品回収業者を利用する

「自治体の回収を待っていられない」「家電量販店へ持ち込む時間がない」という方は、不用品回収業者を利用することをおすすめします。

不用品回収業者であれば、回収の申し込み手続きや解体・分別・運搬の必要は一切なく、即日回収可能な業者を利用すれば待ち時間もありません。

さらに、暑い時期に活躍の場面が多いエアコン・除湿器・かき氷機・ミキサー、人間やペット用の空調服など、扇風機以外の家電もまとめて回収可能です。

トラック載せ放題プランなどのお得な料金プランを用意している業者もあるので、夏に向けて扇風機などの家電を買い替えたいとき、手間や時間をかけずにより簡単に捨てたいときにぜひ依頼してみてください。

 

優良不用品回収業者と悪徳不用品回収業者の見分け方についてはこちら!

扇風機の種類ごとの分別方法・捨て方

扇風機の種類ごとの分別方法・捨て方

扇風機の種類ごとの一般的な分別方法や捨て方をまとめました。

 

扇風機の種類 分別 捨て方
リビング扇風機 不燃ゴミまたは粗大ゴミ
  • 最長辺が自治体の規定内であれば不燃ゴミに、それ以上のものは粗大ゴミに出す
  • 自治体によっては羽根の部分は可燃ゴミに出す
タワーファン 粗大ゴミ
  • 形状的に専門業者以外が分解することは難しいので、そのまま粗大ゴミに出す
サーキュレーター 可燃ゴミ・不燃ゴミまたは粗大ゴミ
  • 自治体規定のサイズよりも大きいものは粗大ゴミに出す
  • 自治体規定のサイズ内であれば、自治体指定の袋に入れて可燃ごみまたは不燃ゴミに出す
卓上扇風機 可燃ゴミまたは不燃ゴミ
  • 最長辺が自治体の規定内であれば可燃ゴミまたは不燃ゴミに出す
  • 金属部分は不燃ゴミとして、プラスチック部分は自治体のルールを確認し可燃ゴミまたは不燃ゴミとして捨てる
壁掛け扇風機 不燃ゴミまたは粗大ゴミ
  • 最長辺が自治体の規定内のものは不燃ゴミに、それ以上のものは粗大ゴミに出す
ハンディファン 不燃ゴミ
  • リチウムイオンバッテリー・乾電池を取り除き、自治体指定の袋に入れて捨てる

 

いずれの扇風機であっても、コードレスタイプのものはリチウムイオンバッテリーを使用していることが多いので、捨てる前に取り外し、充電式電池リサイクルボックスなどを利用して別途捨ててください。

リチウムイオンバッテリーを取り外した扇風機は、自治体の小型家電回収ボックスで捨てられますが、小型家電回収ボックスの投入口の大きさの平均は縦15cm×横30cmとあまり大きくありません。

上記の一覧に挙げた種類の中だと、投入できるのは卓上扇風機・ハンディファン・空調服用のファンなどの小型扇風機に限られるため、リビング扇風機やタワーファンなどのサイズの大きなものは他の方法で捨てる必要があります。

また、東京都世田谷区や港区のように、決められた品目以外は小型家電回収ボックスで捨てられない自治体もあるので、お住まいの地域の自治体が設置している小型家電回収ボックスでは扇風機を捨てられるのか事前に確認してください。

 

一方で、自分ではリチウムイオンバッテリーを取り外せない扇風機は、家電量販店や不用品回収業者に依頼して引き取ってもらうことをおすすめします。

例えば、リチウムイオンバッテリーなどの充電池を取り外せない製品は、神奈川県横須賀市では破砕できないゴミとして、東京都八王子市では有害ゴミとして捨てることになっています。

これらの自治体のように回収を実施しているところもありますが、回収頻度が高くなく捨てるまでに時間がかかるので、業者などを頼るのがスムーズです。

 

自治体と不用品回収業者どちらが便利か知りたい方はこちら!

扇風機を捨てるときの注意点

扇風機を捨てるときの注意点

扇風機を捨てるときの注意点を2つ解説します。

自治体によっては分解しても粗大ゴミ扱いのところもある

サイズが大きい扇風機を不燃ゴミとして捨てたい一心で分解する方もいますが、体によっては分解しても粗大ゴミとして出すよう指示されるところもあります。

例えば、東京都台東区では、粗大ゴミをどれだけ細かく分解しても粗大ゴミ扱いになるとのことです。

無理に分解して怪我をするのも望ましくないので、リビング扇風機やタワーファンなどの大きな扇風機は、自治体の指示に従ってそのまま粗大ゴミに出してください。

充電式扇風機の電池は必ず取り外す

充電式で使用できるコードレスの扇風機は、シンプルで使い勝手も良いので人気のタイプですが、捨てるときは必ず乾電池やバッテリーを取り外しましょう。

特に、近年バッテリーが原因の火災や発火が頻発しており、2023年11月18日にも東京江東区でリチウムイオンバッテリーが原因とされる火災が起きています。

そのまま不燃ゴミや粗大ゴミとして捨てれば車両で運搬中に火災が発生する恐れもあるため、自分で取り外すのが難しい場合は業者に依頼するなどして安全に捨ててください。

 

リチウムイオン電池の捨て方についてはこちら!

扇風機を捨てるときの料金相場

扇風機を捨てるときの料金相場

最後に、扇風機を捨てるときにかかる料金相場を以下にまとめました。

 

捨て方 料金相場
不燃ゴミとして捨てる 自治体指定のゴミ袋の料金
粗大ゴミとして捨てる 約200円~500円
家電量販店で引き取ってもらう 約500円~1,500円
小型家電回収ボックスを利用する 無料
フリマアプリやリサイクルショップを利用する 送料
不用品回収業者を利用する 約2,000円~

 

このように比較すると、不用品回収業者に依頼すると高くつくように感じられますが、実は不用品回収業者に依頼する場合はトラック載せ放題プランなどを利用するとお得です。

トラック載せ放題プランは、トラックに積める量であれば一定料金で不用品を全て回収してもらえるプランのことです。

例えば、エコキャットであれば4つのプランを以下の料金でご用意しています。

 

プラン 部屋の広さの目安 料金
軽トラック載せ放題プラン 1K~ 14,800円
1.5tトラック載せ放題プラン 1DK~ 39,800円
2tトラック載せ放題プラン 2DK~ 49,800円
4tトラック載せ放題プラン 3DK以上~ 80,000円

 

一番お手頃なプランの軽トラック載せ放題プランは14,800円から利用できますが、1Kほどの広さのお部屋の大掃除にぴったりのプランです。

扇風機だけでなくエアコン・冷蔵庫などの自治体では回収できない品目や、その他の家具・家電も一度に回収できるので、使わないまま放置している不用品を一掃するチャンスです。

また、エコキャットは割引キャンペーンやクーポンも豊富にご用意しているため、ここからさらに料金を抑えてご利用いただけます。

ここまでリーズナブルにサービスを提供できるのは、回収した不用品のリユース・リサイクルを徹底し、処分費用を抑えているからこそです。

サステナビリティの観点からも、人にも環境にも優しいサービスの提供を徹底しています。

扇風機を捨てるのであれば、この機会に自宅にある不用品をぜひ一度見直してみてください。

扇風機の捨て方でお困りならエコキャットにご相談ください

エコキャットバナー

https://eco-cat.net/

扇風機は種類が豊富なうえに、リチウムイオンバッテリーなどの充電池が使用されているものもあるので、気軽に捨てるには少々困難なアイテムです。

もし捨て方に悩んでいてなかなか扇風機が捨てられないということであれば、ぜひエコキャットにお任せください。

ゴミ処理ならエコキャットの公式サイトへ

トラック載せ放題プランは4つご用意しており、載せれば載せるほど不用品1点あたりの単価が安くなるため、扇風機と一緒に不用品を捨てたい方には特にお得なプランと言えます。

通常、自治体で回収を依頼すると1週間以上待たなくてはなりませんが、エコキャットであれば最短25分で現場に伺うので即日回収にも対応可能です。

掃除やハウスクリーニングなども同時依頼できるので、不用品の回収と合わせてお部屋をキレイにしたいお客様はお気軽にお申し付けください。

もちろん、産業廃棄物収集運搬業許可証があるので、店舗や事務所、工場などで使った扇風機も回収可能です。

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