DIY廃材の処分方法と処分費相場!石膏ボードなどなんでもでも出せる方法
ウッドデッキを作るような本格的大規模ものからちょっとした棚を作るお手軽なものまで、DIYにはまる人が増えています。
ただ、DIYをすると、どうしても端材や廃材が出てしまいます。DIY廃材の処分の仕方をご説明します。
意外に処分がむずかしいのが石膏ボードです。石膏ボードを含むあらゆるDIY廃材が処分できる方法をご紹介します。満足できる出来映えのDIYなら、最後までDIY廃材の処理を正しく行いましょう。
目次
DIYで出た廃材は何ゴミ?
DIYで出た廃材は何ゴミになるのでしょうか?家庭で趣味でやっているDIYなのだから、家庭ゴミでいいんじゃないのと思われるかもしれませんが、廃材の種類によっては産業廃棄物になる場合もありますから要注意です。
一般廃棄物
家庭で行うDIYで出る廃材で、粗大ゴミ以下の大きさ(30㎝角以下)の場合は、可燃ゴミと不燃ゴミに分別する必要があります。
可燃ゴミ:壁紙などで使用された紙類、ファブリックなどの布類、棚などを作って出た木材や木くず(自治体指定のゴミ袋に入る大きさ)
ペンキが残った場合、少量なら新聞紙や布類にしみ込ませて、ビニール袋に入れた後封をして燃えるゴミに出しましょう。
不燃ゴミ:釘やねじ、鉄くずなどの金属類、ガラス類(自治体指定のゴミ袋に入る大きさ)
産業廃棄物
家庭で行ったDIYの廃材でも、一般廃棄物として出せない物があります。家のリフォームなど大掛かりなDIYを行った際に出た廃棄物は、産業廃棄物となる場合もあります。
特に、家の外壁に使う石膏ボードは、一般廃棄物として処分できません。産業廃棄物になります。
意外に処分がむずかしいのが、土や砂、石などです。土、砂、石は自治体回収のゴミとしては出せません。もちろん、屋外(公園など)に廃棄するのも違法です。専門業者に回収してもらう必要があります。
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DIY廃材の処分方法
でき上がりをイメージしてDIYしている間は楽しいのですが、ふと気づけば周囲には廃材の山ができていて、処分に頭を抱えることも多いです。DIY廃材の処分方法をまとめました。
自治体の可燃ゴミor不燃ゴミとして出す
自治体のゴミ回収に出すのが、費用が安くてお手軽です。
ただし、指定のゴミ袋に入る大きさである必要があります。30㎝角以下が目安です。さらに、分別が必要です。可燃ゴミと不燃ゴミに分別しましょう。
プラスチック素材に金属が付いているような複合素材のゴミの分別については、自治体によってルールが異なります。できるだけ分離して出しましょう。分離できない場合などは、割合が多い方に分別します。
自治体の粗大ゴミとして出す
一般的に粗大ゴミになる大きさは、30㎝角以上です。大きな端材などは、30㎝角以下に切断して指定のゴミ袋に入る大きさにして出すこともできます。
あまりに大きすぎて切断できない、量が多すぎるなどの場合は、お住まいの自治体のゴミ処理センターに連絡しましょう。自治体によっては、一度に出せる量に上限がある場合もあります。ゴミセンターに自分で持って行くこともできますが、載せることができる車が必要です。
DIYで再利用する
DIYで出た廃材を次のDIYの時に再利用する方も多いです。ちょっとした棚などを作る際にわざわざ新しい木材を買わなくても、端材で器用に作られる方も多いです。DIYを趣味としておられる方なら、お手の物です。
また、夏休みの子どもの木工工作などの宿題に活用することもできます。家族と一緒に作った工作は、子どもにとっても自慢の品になることでしょう。夏休みのいい思い出になります。
産業廃棄物処理業者に依頼する
DIY廃材の中でも、一般廃棄物として処分できない物があります。石膏ボードや土・砂・石などです。
石膏ボードは、切断して小さくしても自治体のゴミ回収には出せません。産業廃棄物を扱う業者にご連絡ください。個人として産業廃棄物を処理場には持ち込めません。ただし、産業廃棄物処理業者では、個人の廃材の処分を請け負う業者もあります。
不用品回収業者に依頼する
DIY廃材の処分なら、一般廃棄物も産業廃棄物もあわせて処分できる不用品回収業者がおすすめです。
すごく大きい物も、量が多くても、産業廃棄物が混ざっていても、不用品回収業者なら一括で回収してもらえます。ワンストップで依頼できるのでとても便利です。DIY廃材以外の不用品なども一緒に処分できます。片付けが捗ってスッキリします。
電話一本で即日回収も可能ですし、深夜早朝を含めて希望の日時に予約することもできます。
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DIY廃材処分の費用相場
DIY廃材を処分する時、処分費用はとても気になります。処分方法別の費用を表にまとめました。
処分方法 | 費用相場 |
---|---|
自治体の可燃ゴミ or 不燃ゴミに出す | 数十円/自治体の指定のゴミ袋1枚 |
自治体の粗大ゴミに出す | 200円前後/10㎏当たり ※素材によっても異なる |
DIYで再利用する | 0円 |
産業廃棄物業者に依頼する | 3,000~8,000円/1㎥当たり ※運搬費用は含まず |
不用品回収業者に依頼する | 13,000円~/諸経費込みのパックプラン |
産業廃棄物処理業者に依頼する場合、廃棄物の種類や量によって費用が異なります。事前の確認が必要です。
DIY廃材処分の費用を抑えるコツ
DIY廃材を処分する際の費用は、ちょっとした工夫で抑えることができます。費用を抑えるためのひと手間をまとめましたので、参考になさってください。
廃材ごとに分別する
自治体の一般ゴミに出す場合は分別は必須ですが、産業廃棄物処理業者や不用品回収業者に依頼する時も分別をすれば、費用を抑えることができます。
不用品回収業者に依頼する場合、分別をおまかせすることはできますが、素材別に分別できていれば、見積金額がかなり違います。処分費用を抑えようと思えば、分別することをおすすめします。
複数の業者に相見積もりをとる
処分費用を抑える鉄則は、複数の業者から見積もりを取ることです。業者によっては、「他社より高い場合はご相談ください」と相見積もり歓迎の姿勢を示している業者もいます。また、見積り後のキャンセル無料と銘打っている業者もいますので、そのような業者を選びましょう。
ただし、料金に加えて、サービス内容も考慮して業者を選びましょう。
DIY廃材処分時の注意点
DIY廃材を処分する際の注意点をまとめました。DIY廃材を処分するにはいろいろなルールがあります。ルールを守って、適切に処分しましょう。
解体するときはケガに注意
DIY廃材を自治体の一般ゴミに出すために、大きい物を切断したり、解体したりする人がいます。DIYをする人ですから、工具の扱いには慣れておられることでしょうが、くれぐれもケガにはご注意ください。
特に、曲がった釘などが出ている場合に注意です。また、自分自身のケガだけでなく、ゴミとして出した時に、ゴミ収集の人がケガをしないように配慮することも必要です。
石膏ボードは産業廃棄物
大がかりなDIYをした時に出る石膏ボードは、産業廃棄物になります。自治体の一般ゴミにも粗大ゴミにも出すことはできません。
石膏ボードは、産業廃棄物処理業者か不用品回収業者に出しましょう。次項でもご説明しますが、産業廃棄物処理業者によっては、個人からの単発の回収に応じていない業者もいます。石膏ボードの処分だけなら、不用品回収業者がおすすめです。
産業廃棄物は個人では出せない
石膏ボードは産業廃棄物として処分しなければなりません。ただ、一般の人は、産業廃棄物を処理場へ持ち込むことはできません。
ただ、産業廃棄物処理業者は、少量でも委託を受け付けている場合もあります。産業廃棄物が発生した際には、近隣を対応エリアとしている産業廃棄物処理業者へ連絡してみましょう。料金は、業者によって異なりますから、事前に確認することをおすすめします。
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DIY廃材の処分ならエコキャットにまかせて安心!
DIY廃材の処分には、一般廃棄物も産業廃棄物のいずれも依頼できる不用品回収業者がおすすめです。不用品回収業者の中では、「エコキャット」が一押しです。重たい廃材も必ずスタッフが持ち運んでくれます。
さらに、エコキャットは即日対応可能な格安不用品回収業者です。エコキャットの料金が安いのは、回収した不用品リユース・リサイクルを徹底しているからです。リユース・リサイクルによって削減したコストをお客様に還元しているからです。
エコキャットでは、見積金額にご納得いただいてから作業に取り掛かります。見積り金額が他社より高い場合は、遠慮なくご相談ください。もし、見積金額にご納得いただけない場合は、見積り後のキャンセルも可能です。さらに、当日に回収物が増えたりしない限り、見積金額以上の追加料金は発生いたしませんので、ご安心ください。
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