
位牌の処分方法5選|費用相場や魂抜き・お焚き上げの方法を解説
位牌は、自治体で処分できるケースもありますが、一都三県の自治体では収集対象外としている自治体も多いため、処分前に確認することが大切です。
また、菩提寺がある場合は、魂抜き(お性根抜き)やお焚き上げなどについて事前に相談しておくと安心です。
位牌の処分方法には、菩提寺・寺院に依頼する、仏具店に引き取ってもらう、お焚き上げ専門業者を利用する、自治体のルールに従って処分する、不用品回収業者や遺品整理業者に依頼するなどの方法があります。
この記事では、位牌の処分方法や費用相場、処分するタイミング、魂抜き・お性根抜きの考え方について詳しく解説します。
さらに、仏壇や遺影、過去帳、香炉など、位牌以外の仏具をまとめて処分する方法も紹介します。
位牌はどう処分する?
まずは位牌の捨て方について詳しく確認していきましょう。
位牌は一般ゴミとして捨てられる?
位牌は一般ゴミで捨てられる自治体もあるものの、一都三県では自治体が収集対象外としているケースも多いです。
例えば、綾瀬市は、位牌を仏壇・神棚などとともに「市では収集及び処分できない」処理困難物として明記しています。
そのため、「木製だから可燃ゴミ」とは思わずに、お住いの自治体に問い合わせてください。
処分する前に魂抜き(お性根抜き)を検討する
位牌には亡くなった方の魂が込められています。
ただし、宗派や寺院によって魂抜き(お性根抜き)の考え方が異なります。
菩提寺がある場合は、処分する前に住職へ相談し、必要な供養や処分方法を確認しておくと安心です。
もちろん、気にならない方はそのまま処分しても問題ありません。
宗派によって処分方法が異なる
位牌の処分方法は、宗派や地域、寺院の考え方によって異なる場合があります。
そのため、「位牌は必ずこの方法で処分しなければならない」と一律に決まっているわけではありません。
また、宗派によっても処分方法が異なる場合があるため、菩提寺に訪ねると安心です。
菩提寺がない場合は、仏具店やお焚き上げを行う寺院・専門業者などに相談する方法もあります。
宗派や地域のルールを確認したうえで、自分に合った方法で処分することが大切です。
位牌を処分するタイミング
位牌を処分するタイミングは人それぞれですが、以下のタイミングで処分する方が多いです。
仏壇じまいをするとき
仏壇を処分する際に位牌も一緒に処分するケースです。
このタイミングが最も一般的で、仏壇と位牌をセットで処分する方が多いです。
また、仏壇にも魂抜きがあるため、一緒に行うと安価に済ませることもできます。
新しい位牌に作り替えるとき
「位牌を新しくしたい」「位牌をひとつにまとめたい」などと、新しく作り変えるときはその場で処分が可能です。
この際も魂抜きをするか否かを選ぶことができます。
引っ越しや実家じまいをするとき
引っ越しで大きな仏壇を部屋に置けない、実家をたたむから仏壇は不要、という場合にも位牌を処分するタイミングになります。
特に、たくさんの位牌がある場合は、ひとつにまとめるにもお金がかかるため、処分してしまうのが一般的です。
位牌を処分する前に確認しておきたいこと
位牌を処分したいときに確認すべきことがあります。
ひとつずつ確認していきましょう。
菩提寺がある場合は事前に相談する
菩提寺がある際は、必ず事前に相談してください。
魂抜きについてもそうですが、位牌の処分についても相談可能です。
菩提寺によってはお焚き上げなどを行っているところもありますので、まずは相談してみましょう。
宗派を確認する
位牌の捨て方は宗派によって違います。
そのため、捨てたい位牌の宗派をまずは確認してください。
宗派がわからない場合は、遺品整理業者や仏具店での処分を検討しましょう。
位牌に書かれている内容を確認する
戒名や故人の名前、没年月日などを確認し、処分して問題ないものか家族・親族間でも確認してください。
「引継ぎたい」「残したい」と考える方も中にはいるかもしれないため、勝手に捨てることは避け、忘れずに相談してください。
処分する位牌と残す位牌を整理する
古い位牌を処分する場合でも、先祖代々の位牌や家族が残したい位牌まで誤って処分しないようにしましょう。
そのためにも、必ず戒名など位牌に書かれている内容を確認し、整理を行ってください。
位牌を処分する方法5選
ここからはより詳細な位牌の処分方法を確認していきます。
菩提寺・寺院に処分を依頼する
最も確実に心を込めて位牌を処分したい場合は、菩提寺や寺院に依頼するのがおすすめです。
魂抜き(お性根抜き)と処分を同時に依頼でき、手間もかかりません。
ただし、費用が決まっていない分、お布施をいくらにするかというデメリットはありますが、菩提寺がある場合はまず相談しても良いでしょう。
仏具店に引き取ってもらう
最も簡単な処分方法が、位牌を取り扱う仏具店に相談することです。
仏具店なら買い替えと同時に処分できるうえ、位牌をひとつにまとめることも可能です。
魂抜き(お性根抜き)も依頼することができ、費用も決まっているので最もスムーズに処分できる方法です。
ただし、店舗によっては引き取りのみを行っていないお店もあるため、引き取りだけの場合は電話で確認してください。
お焚き上げ専門業者に依頼する
近年は、お焚き上げを専門で行う業者や、郵送で対応できる寺院が出てきています。
自宅から持ち出す手間を減らせるため、時間がない場合や菩提寺が遠い場合などにおすすめの方法です。
供養方法や費用はその業者や寺院によって違うため、事前確認が必要です。
自治体のルールに従って処分する
自治体によっては位牌を処分できるところもありますが、一都三県の自治体のほとんどは受け入れていません。
もし受け入れている場合は、木製・金属製など素材を確認するとともに、処分前に自治体へ確認してください。
不用品回収業者や遺品整理業者に依頼する
不用品回収業者や遺品整理業者なら、位牌を自宅まで回収に来てもらえるうえ、仏壇や仏具とまとめて処分してもらえます。
大型の仏壇も搬出してもらえるため、自分で運び出せないときは有効な手段です。
ただし、供養やお焚き上げ対応の有無は最初に確認しておきましょう。
位牌の処分費用相場
位牌の処分方法による費用相場は以下の通りですが、もう少し詳しく費用について解説していきます。
| 処分方法 | 費用相場 |
| 寺院・菩提寺 | 3,000~10,000円程度 |
| 仏具店 | 3,000~10,000円程度 |
| お焚き上げ専門業者 | 3,000~10,000円程度 |
| 自治体 | 数百円程度~ |
| 不用品回収業者や遺品整理業者 | 数千円~ |
魂抜き・お性根抜きにかかる費用
魂抜き・お性根抜きにかかる費用は、依頼する寺院や僧侶によって異なりますが、1万円~5万円程度が目安です。
ただし、位牌だけを対象とするのか、仏壇も一緒に供養するのかによっても費用は変わります。
また、寺院によっては「お気持ちで」と金額を明示していない場合もあります。
そのため、魂抜き・お性根抜きを依頼する際は、事前に費用を確認しておくと安心です。
なお、菩提寺がある場合は、まず菩提寺に相談するのがおすすめです。
お焚き上げにかかる費用
位牌のお焚き上げにかかる費用は、1,000円~1万円程度が目安です。
寺院や神社などに直接持ち込む場合のほか、郵送で位牌を送ってお焚き上げを依頼できるサービスもあります。
郵送の場合は、お焚き上げ料とは別に送料が必要になるので注意をしてください。
また、位牌の大きさや本数、依頼する寺院などによって料金が異なるため、事前に確認しておきましょう。
特に、魂抜きとお焚き上げを別々に依頼する場合は、それぞれに費用がかかることがあります。「魂抜きからお焚き上げまで一括で対応してもらえるか」を確認しておくと、費用も把握しやすくなります。
出張回収を依頼すると追加料金がかかる場合もある
位牌を寺院などへ持ち込むのが難しい場合、出張による供養や回収を依頼できるケースがあります。
ただし、出張対応では、供養料や処分費用とは別に出張費・運搬費などが加算される場合があるため注意が必要です。
特に、自宅が寺院や業者から離れている場合や、位牌だけでなく仏壇など大型の仏具も一緒に処分する場合は、費用が高くなる可能性があります。
依頼する前に「供養料に出張費が含まれているか」「追加料金が発生する条件は何か」を確認しておきましょう。
また、複数の位牌や仏具をまとめて処分する場合は、一括で依頼したほうが個別に依頼するより費用を抑えられるケースもあります。
特に、不用品回収業者や遺品整理業者のトラック載せ放題プランは出張費などが込み込みの場合がほとんどなので、費用を抑えられるでしょう。
位牌以外の仏具もまとめて処分できる?
位牌を処分する際、「仏壇や遺影、香炉なども一緒に整理したい」と考える方も多いでしょう。
位牌以外の仏具も、寺院や仏具店、不用品回収業者などに相談することで、まとめて処分できる場合があります。
ただし、仏具によって適切な処分方法や供養の必要性が異なるため、すべてを同じ方法で処分できるとは限りません。
特に、仏壇や位牌などは、処分前に魂抜き(お性根抜き)などの供養を行うことがあります。
一方、香炉や花立などの小さな仏具は、素材や自治体のルールによって一般ゴミや粗大ゴミとして処分できるケースもあります。
ここでは、位牌と一緒に処分することが多い仏具について、処分方法を紹介します。
仏壇
仏壇はサイズが大きく重量もあるため、一般的な家庭ゴミとして処分するのは難しいため、国分寺市など自治体で回収していないところも多くあります。
回収していても北区のように粗大ゴミとなるため、仏壇を粗大ゴミとして出すことに抵抗がある場合は、寺院や仏壇店、仏壇の処分に対応している不用品回収業者や遺品整理業者などへ相談しましょう。
なお、仏壇の中にある仏具や貴重品をすべて取り出してから処分をしてください。
▼仏壇の詳しい処分方法はこちらから!▼
遺影・過去帳
遺影や過去帳も、仏壇の整理に伴って処分することが多いものです。
遺影は写真や額縁でできているため、自治体の分別ルールに従って処分できます。
ただし、故人の写真という性質上、そのままゴミとして捨てることに抵抗がある方もいるでしょう。
その場合は、お焚き上げを依頼して供養してから処分してください。
過去帳には故人の名前や命日などが記されているため、個人情報や家族の記録が含まれています。
処分する場合は、一般ゴミとして出すのではなく、寺院などに相談してお焚き上げを依頼するか、不用品回収業者の溶解処理がおすすめです。
香炉・花立・仏具
香炉や花立、仏飯器、ろうそく立てなどの仏具も、仏壇を処分するときにまとめて整理できます。
これらは金属、陶器、ガラス、木材などさまざまな素材で作られているため、自治体で処分する場合は素材や大きさに応じて分別してください。
一方で、仏具として長年使用してきたものをゴミとして処分することに抵抗がある場合は、寺院などに相談してお焚き上げを依頼しましょう。
また、仏具店や不用品回収業者など、仏壇・仏具の処分に対応している業者にまとめて依頼できる場合もあります。
処分する仏具が多い場合は、1点ずつ処分方法を調べるよりも、まとめて処分できる方法を探したほうが手間も費用も減らせるでしょう。
仏具をまとめて処分する場合のポイント
仏壇や位牌、遺影、過去帳、香炉などをまとめて処分する場合は、まず「供養が必要なもの」と「通常の廃棄が可能なもの」を分けることがポイントです。
特に位牌や仏壇などについては、魂抜き(お性根抜き)を行ってから処分するかどうかを菩提寺に確認しておきましょう。
また、処分するものが多い場合は、最初にすべての品物をリストアップしておくと、業者や寺院に相談しやすくなります。
例えば、以下のように処分したいものをまとめて伝えましょう。
- 位牌
- 仏壇
- 遺影
- 過去帳
- 香炉
- 花立
- ろうそく立て
- 仏飯器
- その他の仏具
供養料だけでなく、処分費用・出張費・運搬費などを含めた総額を確認することも重要です。
不用品回収業者や遺品整理業者なら、複数のものをまとめて依頼することで、個別に処分するより手間や費用を抑えられる場合もあります。
また、仏壇の引き出しや収納部分には、現金や貴重品、写真、重要書類などが残っていることがあります。
業者に引き渡す前に、中身をすべて確認してから処分を依頼してください。
▼一都三県のおすすめ不用品回収業者はこちらから!▼
位牌など仏具の処分なら遺品整理士もいるエコキャットへ!

https://eco-cat.net/
エコキャットは、不用品回収業者かつ遺品整理業者です。
遺品整理士も在籍しているため、遺品整理の場合は供養をしてからの処分も可能です。
溶解処理や仏壇などその他の不用品の処分にも対応しているため、仏具に関するすべてを一気に回収できます。
さらに、スタッフが全て運び出しと分別を行うため、手間もかかりません。
即日回収や深夜早朝の対応も可能で、立ち合い不要での処分にも対応しています。
出張見積もり・見積もり後のキャンセル葉無料なので、ぜひ一度ご相談ください。
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