不用になったカセットコンロの捨て方について解説します。

 

カセットコンロは自治体によって分別区分が異なるため注意が必要です。大きさによって区分が変わる場合もあるため、分別ガイドの確認が欠かせません。

 

カセットコンロの使用期限は10年が目安とされています。防災用品として準備している場合は、定期的に動作を確認すると安心です。買い替えサインについてもまとめているので、参考にしてください。

カセットコンロは何ごみ？自治体での捨て方

自治体でカセットコンロ（卓上コンロ）を処分する場合、自治体によって不燃ゴミや粗大ゴミに分別されます。ここでは、カセットコンロの分別ルールと捨て方について解説します。

 

▼カセットボンベの捨て方についてはこちら▼

不燃ゴミになるケースと捨て方

カセットコンロが不燃ゴミになるケースは、品目として不燃ゴミに分別されている場合と、大きさが一定の基準を超えないことが条件になっている場合があります。自治体の分別区分と捨て方の一例をまとめました。

 

自治体名	条件と区分	捨て方
東京都港区	30cm未満／不燃ごみ	月2回、地域ごとに決められた収集日の午前8時までに出す
神奈川県横浜市	30cm未満／小さな金属類	週1回、地域ごとに決められた収集日の午前8時までに出す
埼玉県さいたま市	もえないごみ	週1回、地域ごとに決められた収集日の午前8時30分までに出す

 

大きさに条件がある自治体では、長辺が基準値に収まるか、または指定袋へ収まるかを確認します。不燃ごみとして出す場合も、ゴミ出しルールを守って出すことが大切です。

 

一方で、条件に当てはまらない場合、ゴミ集積所に残されたままになるため、不法投棄と誤解される恐れがあります。回収後に残っていないかを確認し、回収されない場合は出し方や分別区分が誤っていないか見直してください。

 

分別区分に迷う場合は、ゴミに出す前に自治体の公式サイトの分別検索や窓口で確認すると確実です。

 粗大ゴミになるケースと捨て方

カセットコンロが粗大ゴミになるケースは、品目として粗大ゴミに分別されている場合のほか、一定の大きさを超えると該当する場合もあります。自治体の条件と捨て方、料金の一例をまとめました。

 

自治体名	粗大ゴミになる条件	捨て方と料金
東京都文京区	–	収集を申し込む／400円
東京都日野市	–	収集を申し込む／400円
千葉県千葉市	指定袋に入らない	収集を申し込む／390円

 

粗大ゴミとして処分する場合は、通常のゴミ出しとは異なり、事前に戸別収集の申し込みと粗大ゴミ処理券（シール）の購入が必要になる場合があります。処理券に必要事項を記入し、カセットコンロの目立つ場所に貼り付け、指定された収集日の朝に出しましょう。

 

ただし、自治体の粗大ゴミで出す場合、処分までに時間と手間がかかる点に注意が必要です。申し込みから回収まで数日から数週間かかる場合があり、希望日に空きがないと別日を案内されることもあります。

 

希望日にあわせたい場合は、早めに申し込むか、自治体以外の処分方法も検討しましょう。

 

▼粗大ゴミシールの買い方についてはこちら▼

 

自治体以外のカセットコンロの捨て方

カセットコンロを捨てる際、収集日まで待てないときや、申し込みなどの手間をかけたくないときは自治体以外で処分する選択肢があります。ここでは、早めに処分できるカセットコンロの捨て方を3つ紹介します。

家電量販店やホームセンターで引き取り

家電量販店やホームセンターでは、カセットコンロを回収してもらえる「引き取りサービス」を行っている店舗があります。引き取りサービスを利用することで、自治体の収集日を待たずに捨てられる点がメリットです。

 

ただし、すべての店舗が対応しているわけではなく、条件が決まっている点に注意が必要です。たとえば、新しいカセットコンロを購入した場合に限ったり、持ち込みに限定している場合があります。

 

引き取りサービスを利用する場合は、次のことを確認するとスムーズです。

 

• 引き取りサービスの対象品目
• 受付方法
• 引き取り料金の有無

 

引き取りサービスは持ち込みが前提になることが多いため、運搬の手間も考慮して選ぶと失敗しにくくなります。店舗でカセットコンロを購入する予定がない場合は、条件を満たせない場合があるため、別の方法を検討しましょう。

リサイクルショップやフリマで売却

リサイクルショップやフリマを利用すれば、カセットコンロを売却できる場合があります。使用感が少なく、サビや傷が目立たないなど、状態が良いほど、売れる可能性が高くなります。

 

しかし、カセットコンロの状態によっては、売却できない場合があるため注意が必要です。つまみが固い、五徳が不安定など使用に支障がある状態は、リサイクルショップで買取を断られる場合があります。買取不可の場合は持ち帰りになる場合があるため、事前に買取条件を確認しましょう。

 

フリマに出品する際も、不具合がある商品はジャンク品として出品されることが多く、取引価格は下がりやすくなります。不具合の記載漏れがあると、返品や低評価などのトラブルにつながるため、詳しい説明文や写真の準備が欠かせません。

 

また、売れないまま手元に残り続けることも考えられます。売却が難しい場合に備え、別の処分方法も確認しておくと安心です。

不用品回収業者に依頼

不用品回収業者に依頼することで、カセットコンロを時間をかけずに手間を減らして処分できます。自治体の収集日を待てない場合や、申し込みや持ち込みの労力を減らしたい場合に向いた処分方法です。

 

多くの業者で、即日対応や夜間回収に対応しているため、急な引っ越しや連休中でも処分できます。さらに、カセットコンロの単品回収はもちろん、ほかの不用品もまとめて回収が可能です。

 

不用品が多い場合は、定額で処分できるトラック載せ放題プランが最適です。作業中に不用品が増えても、プラン内に収まれば料金は大きく変わりにくく、事前に予算を立てやすくなります。

 

トラック載せ放題プランの料金相場は、次のとおりです。

 

トラック載せ放題プラン	目安の間取り	料金相場 （平車、箱車などトラックによる）
軽トラック載せ放題プラン	1R～1K	15,000円〜20,000円
1.5tトラック載せ放題プラン	1DK～2DK	30,000円～40,000円
2tトラック載せ放題プラン	2DK～2LDK	50,000円～70,000円
4tトラック載せ放題プラン	3DK以上	80,000円～要見積もり

 

プランはトラックの積載量ごとに料金が設定されているため、処分量が多いほど単価が安くなりお得です。大型家具や家電などの重いものも、搬出から任せられるため、事前の準備は必要ありません。

 

積載量を超える場合、料金が変更になる場合があります。正確な見積もりを知りたい場合は、無料出張見積もりを活用しましょう。

カセットコンロの使用期限

ここでは、見た目では判断しづらいカセットコンロの買い替えサインと、使い続けるリスクを解説します。

使用期限の目安と買い替えサイン

カセットコンロに明確な使用期限はありませんが、カセットコンロの主要メーカーであるイワタニ（岩谷産業）は、製造から10年を目安に買い替えを検討するように案内しています。

 

買い替えを検討するサインは次のとおりです。

 

• 点火しにくい
• 火力が安定しない
• ガスのにおいがする
• 部品に変形やサビが出ている
• 五徳がぐらつく

 

使用頻度が高い場合は、部品の劣化が進みやすいため、早めの買い替えを検討しましょう。

 

また、防災用品としてコンロを準備している場合は、定期的に使用して、正常に動作するか確認しておくと安心です。

 

参考サイト：https://www.iwatani.co.jp/jpn/consumer/products/cg/useful/bombe/

古いカセットコンロを使い続けるリスク

古いカセットコンロは内部部品の劣化が進み、見た目に異常がなくても安全性が下がることがあります。劣化が進むと点火しないだけでなく、室内にガスが滞留し、引火や火災につながる恐れがあるため危険です。

 

炎の状態が悪いまま使用を続けると不完全燃焼を起こし、一酸化炭素が発生する可能性もあります。炎が乱れるなど少しでも異変がある場合は使用を中断し、メーカーによる点検や買い替えを検討してください。

 

安全に使えない状態で保管し続けることも避け、早めに処分方法を決めて入れ替えることが大切です。

カセットコンロの処分はエコキャットにお任せ！

ガスコンロの捨て方に悩んだら「エコキャット」にお任せください。365日いつでも回収が可能です。店舗や会社で使用していたガスコンロや、ガスが残ったカセットボンベもそのままの状態で回収します。

プロが行う安心の回収！エコキャットのサービス詳細

 

不用品をまとめて捨てるなら、トラック載せ放題プランがおすすめです。エコキャットのプランは、出張交通費や梱包費など、他社では必要になる追加料金がすべて込みの料金になっています。自治体では回収できない家電リサイクル対象品目やバイクなどの処理困難物も、適切に処理できます。

 

相談・出張見積もり・キャンセルは無料です。見積り後に追加料金は発生しませんので、気軽にお問い合わせください。

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