除湿器の処分方法|フロンガスの注意点やリサイクル料金などを詳しく解説

除湿器の処分方法|フロンガスの注意点やリサイクル料金などを詳しく解説

本記事では、除湿器の正しい捨て方を解説します。

 

湿気の多い季節に重宝する除湿器を捨てる際、「粗大ゴミに捨てていいの?」「そのまま捨てて大丈夫?」といった疑問が生じます。

除湿器のなかにはフロンガスを含むものがあり、フロンガスの有無で捨て方が異なります。誤った処分方法では回収してもらえない可能性があるため、注意しましょう。

 

除湿器のおすすめの捨て方や費用相場などを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

【注目】除湿器はフロンガスの有無で捨て方が異なる

除湿器を処分する際は、「フロンガス」の有無に注意しましょう。

 

フロンガスは、オゾン層の破壊や地球温暖化の原因となる有害な物質です。そのため、フロンガスを含む製品は、法律に基づいた適切な処理が義務付けられています。

 

除湿器も例外ではなく、正しい処分方法が求められます。まずは、お手持ちの除湿器がどのような仕組みで動いているかを確認し、フロンガスの有無をチェックしてみましょう。

 

除湿器の方式の種類

除湿器の代表的な方式は、以下の表のとおりです。

方式 仕組み フロンガスの有無 特徴
コンプレッサー式 空気を冷やして結露した水滴を回収する 夏や梅雨の時期などで除湿能力を発揮する
本体が重く作動音が大きい
デシカント式 乾燥剤フィルターに湿気を吸着させて除湿する 冬場でも除湿力が落ちない
ヒーターを使うため電気代が高め
ハイブリッド式 コンプレッサーから生じた熱をデシカント式の除湿に再利用する 一年中除湿できる
本体価格が高くサイズも大きい
ペルチェ式 半導体素子を利用して空気を冷やし、結露させて除湿する コンパクトサイズで静か
除湿力は控えめ

強力な除湿力を誇る「コンプレッサー式」や気温の影響を受けにくい「ハイブリッド式」には、冷媒としてフロンガスが使用されています。

 

フロンガス不使用の除湿器の処分方法

デシカント式やペルチェ式など、フロンガスを使用していない除湿器は比較的スムーズに処分が可能です。

 

フロンガス不使用の除湿器は、小型家電リサイクル法に基づいて処分します。

 

ただし、小型家電リサイクル回収ボックスには入らない大きさのものが多いため、地域の自治体回収サービスや不用品回収業者などを活用しましょう。

 

なお、多くの地域では、除湿器は「粗大ゴミ」に分類されます。類似の空気清浄機とは分類が異なるため、注意が必要です。

 

▼空気清浄機の捨て方についてはこちら▼

 

フロンガスが使われている除湿器の処分方法

コンプレッサー式やハイブリッド式など、フロンガスが含まれる除湿器は、処分の手間がかかるため注意しましょう。

 

環境に配慮した処分を徹底している自治体では、環境汚染につながるフロンガス使用の除湿器は「引き取り不可」としているケースが少なくありません。この場合、除湿器の販売店やメーカーに相談をしましょう。

 

なお、フロンガスは除湿器だけでなく、エアコンやウォーターサーバーにも使われています。

▼エアコンの処分についてはこちら▼

 

除湿器のおすすめ処分方法4選

ここでは、除湿器を手放したいときのおすすめの捨て方を紹介します。処分方法によって特徴が異なるため、自分のライフスタイルや予算に見合う捨て方を検討しましょう。

 

処分前の注意点を知りたい方は、「除湿器を捨てる前に押さえるべきポイント」をチェックしてください。

 

自治体サービス

自治体の粗大ゴミの回収サービスを利用して除湿器を処分する方法です。代表的な都市の例を比較してみましょう。

 

自治体 分別区分 ルール 料金
埼玉県さいたま市 充電式除湿器:小型家電
充電式ではない除湿器:粗大ゴミ
フロン使用製品は回収できない
フロンガス回収済の証明書があれば直接搬入が可能
粗大ゴミ:1点につき550円
直接搬入の場合は、kgで金額が変動
神奈川県横浜市 最長辺が50cm以上:粗大ゴミ
最長辺が50cm未満:燃やすゴミ
フロン使用製品は各区の資源循環局事務所に相談 粗大ゴミ:1点につき500円
東京都杉並区 粗大ゴミ フロン使用製品は備考欄に記載
プロパンガス使用製品は、購入店や各メーカーに問い合わせる
粗大ゴミ:1点につき400円

 

地域によって、分別の区分やルール、料金が異なります。

 

特に、フロンガス使用製品に対する処分方法が大きく異なるため注意が必要です。

 

自治体を利用する場合は、お住まいの地域のルールをしっかりと調べてから回収を依頼しましょう。

 

リサイクルショップ

製造から3〜5年以内の高年式モデルで、正常に動作する除湿器は、リサイクルショップの買取サービスで売却するのがおすすめです。

 

特に、Panasonicや三菱電機・SHARPなどの大手メーカー品は需要があり、製品の状態によっては高額買取も期待できます。

 

ただし、壊れているものは対象外となったり、古いものは価値がないと判断されたりする可能性があります。

 

家電量販店

新しい除湿器への買い替えを検討している場合は、家電量販店の回収サービスを活用しましょう。主な家電量販店とそれぞれのサービス内容は、以下の表のとおりです。

 

店舗 回収方法 料金
ヤマダ電機 店頭持ち込み回収 2,200円
※除湿器の詳細情報なし、要相談
ケーズデンキ 店頭引き取り 2,200円
※フロン未使用品のみ
エディオン 店頭持ち込み回収 550円
※フロン未使用品のみ

 

除湿器は下取りの対象外としている店舗が多く、家電量販店によって回収料金が異なります。下取りができたとしても、製造から5年を過ぎると査定額が下がりやすく、動作不良があるものは買取不可となる場合もあります。

 

詳しくは、各店舗にお問い合わせください。

 

不用品回収業者

「すぐに除湿器を捨てたい」「除湿器の運搬が難しい」「ほかにも捨てたい家具がある」などの場合は、不用品回収業者へ依頼するのがおすすめです。

 

最短即日回収が可能で、自宅までトラックで引き取りに来てもらえるため、依頼者の負担や手間が軽減できます。土日・祝日も営業している業者に依頼すれば、自分のスケジュールに合わせて処分が進められるため、平日忙しい方でも安心して片づけが済ませられます。

 

特に、急な引越しや遺品整理などで、大量の粗大ゴミの処分に困っているときに便利な方法です。

 

▼おすすめの不用品回収業者はこちら▼

 

除湿器の処分料金の相場

除湿器の処分方法に応じて、料金の相場は変動します。主な回収方法とそれぞれの料金の相場を表にまとめてみました。

 

処分方法 料金の相場
自治体サービス 粗大ゴミ回収料金:400~600円
※自治体により変動
リサイクルショップ 買取料金:5,000~40,000円
※メーカーや年式により変動
家電量販店 リサイクル回収料金:500~2,200円
※店舗により変動
不用品回収業者 不用品回収料金:1,5000円~
※業者により変動

 

費用を安く抑えたい方や時間に余裕のある方は、自治体サービスやリサイクルショップなどを活用するとよいでしょう。自己運搬の手間を省きたい方や、とにかく早く除湿器を処分したい方は不用品回収業者の利用がおすすめです。

 

不用品回収業者では、除湿器とともに粗大ゴミの処分が一度に済ませられる、リーズナブルなプランをご用意しております。料金相場について詳しく知りたい方は、以下の表を参考にしてください。

 

【不用品回収業者の料金相場】

トラック載せ放題プラン 目安の間取り 料金相場
(平車、箱車などトラックによる)
軽トラック載せ放題プラン 1R~1K 15,000円〜20,000円
1.5tトラック載せ放題プラン 1DK~2DK 30,000円~40,000円
2tトラック載せ放題プラン 2DK~2LDK 50,000円~70,000円
4tトラック載せ放題プラン 3DK以上 80,000円~要見積もり

 

除湿器を捨てる前に押さえておくべきポイント

除湿器を捨てる前に、いくつかのポイントを押さえておきましょう。トラブルを回避できるだけでなく、手間を抑えて除湿器を処分できます。

 

除湿器の冷媒名を確認する

本体の側面や背面に貼られている、製品ラベルの冷媒名をチェックしましょう。冷媒名に以下の表示がある場合は、フロンガスが使用されています。

 

  • 冷媒ガス
  • フロンガス
  • HCFC-22
  • R-134a
  • R-22 など

 

事前に製品ラベルを確認しておけば、自治体や業者へ問い合わせる際にスムーズに手続きが進められます。

 

除湿器の水タンクは空にする

除湿器を処分する前に、水タンクの中身を捨てましょう。水が入ったままだと、運搬中に漏れ出して周囲を汚したり、除湿器の故障の原因になったりします。

 

リサイクルショップの買取サービスを利用する場合は、内部は軽く乾燥させて除湿器まわりをサッと掃除しておくと、印象が良くなります。

 

運搬をスムーズに進めるために、ホースやコードを1つに束ねるのもおすすめです。

 

除湿器を手放すなら梅雨入り前がおすすめ

除湿器は、梅雨入り前の3月から5月頃に需要が高まるとされています。湿気の多い時期になると、ジメジメとした空気を換えたいと考える方が増えるためです。

 

対して、梅雨が過ぎた夏頃は除湿器の需要が下がりやすく、買取価格も低い傾向があります。できるだけ高値での売却を検討している方は、梅雨を迎える前に除湿器を手放しましょう。

 

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載せ放題プランを活用すれば、除湿器だけでなく、不要な大量の粗大ゴミをまとめて処分できるのも大きなメリットです。

 

なお、エコキャットは産業廃棄物収集運搬業許可証を取得しています。安心してご相談ください。

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