シンナーやラッカー塗料の捨て方4選!余った溶剤の処分方法や注意点を解説

シンナーやラッカー塗料の捨て方4選!余った溶剤の処分方法や注意点を解説

本記事では、シンナーやラッカー塗料の捨て方を紹介します。

 

ガンプラなどのプラモデル製作やDIY、引っ越し時の壁の補修などで使うシンナーですが、余った際に捨て方に困る方は多いでしょう。

シンナーやラッカー塗料は引火性が高く、有害な成分も含んでいるため、普通のゴミと一緒に捨てるのは危険です。

 

この記事を読めば、安全かつ楽に捨てる方法が分かり、自分に合った方法を選べます。ぜひ、参考にしてください。

シンナー・ラッカー塗料の捨て方4選!

シンナー・ラッカー塗料の捨て方4選!

 

シンナーなどの溶剤やラッカー塗料の捨て方は、量や状況によって選ぶべき方法が異なります。まずは、代表的な4つの方法を比較表で確認してみましょう。

 

捨て方 手軽さ 安全性 スピード感
自治体ルールに従って捨てる
※手間がかかる

※漏れや引火のリスクあり

※ゴミの日を待つ
固めて捨てる
※手間がかかる
★★
※専用の凝固剤なら安心

※処理に時間がかかる
販売店への相談 ★★
※渡すだけで処分可能
★★★
※専門業者なら安心
★★
※数日程度
不用品回収業者 ★★★
※自宅で待つだけ
★★★
※スタッフが安全に配慮
★★★
※最短即日

 

それぞれ詳しく解説します。

自治体ルールに従って捨てる

最も手軽なのが、新聞紙や古布に染み込ませて自治体の可燃ゴミとして出す方法です。少量のシンナーや塗料であれば、この方法を検討してみましょう。

具体的な手順は、以下の通りです。

 

  1. ビニール袋の中に多めの新聞紙や古布を詰める
  2. 少しずつ液体を流し込む
  3. 完全に染み込むのを待つ
  4. そのまま乾燥させる
  5. 袋の口をギュッと縛って捨てる

 

揮発したガスがこもらないよう、必ず屋外で作業してください。ただし、新聞紙などに染み込ませて捨てられる自治体は限られます。

 

自治体名 捨て方
新宿区 シンナー・塗料ともに不可
横浜市 新聞紙や古紙に染み込ませて可燃ゴミ
川越市 シンナー・塗料ともに不可
千葉市 シンナー・塗料ともに不可
神戸市 少量であれば新聞紙に染み込ませて可燃ゴミ

 

例えば、横浜市では余った塗料などを新聞紙に染み込ませ、可燃ゴミとして捨てられます。

空になった缶は30cm以上なら粗大ゴミ、30cm以下なら小さな金属類として処分可能です。ほとんどの自治体では捨てられないため、必ず事前にルールを確認しましょう。

 

また、さいたま市ではスプレー缶の中身を使い切れない場合は、「中身あり」と記載の上、有害危険ゴミとして処分可能です。

固化剤で固めて捨てる

液体をそのままゴミ袋に入れるのは漏れ出しの不安がありますが、専用の「固化剤」を使えば粘土状や固形状に変化させることができ、安全性が格段に高まります。

 

固化剤は、ホームセンターなどで1,000円程度で購入可能です。シンナー用や塗料用があるので、間違えないようにしましょう。

商品ごとに使い方も異なるため、説明書をよく読んだ上で作業を行ってください。

 

固化剤で固めた後のシンナーや塗料は、可燃ゴミなどとして捨てられます。

販売店や専門店などへ相談する

「DIYで買ったペンキが大量に余った」「新品同様のラッカーがある」といった場合は、販売店やメーカーが回収を受け付けていることがあります。回収している主な店舗は、以下の通りです。

 

  • 小澤塗料工場
  • ゴトウケミカル

 

小澤塗料工場では静岡県内からの回収を、ゴトウケミカルでは埼玉・神奈川・東京・千葉・山梨・茨城・群馬・長野からの回収を受け付けています。

 

回収した塗料やシンナーはリサイクルされることが多いため、環境にも優しい方法の1つです。

不用品回収業者に依頼する

以下のような条件に当てはまる場合は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。

 

  • 数えきれないほどの塗料缶がある
  • シンナーのニオイがきつくて自分で作業したくない
  • 一刻も早く引っ越しを終えたい

 

不用品回収業者であれば、新聞紙に吸わせる手間も固化剤を買う手間もありません。中身が入ったままの容器を、そのまま手渡すだけで完了します。

 

また、他の大型家具や家電と一緒に処分できるため、トータルのコストを抑えられるのも大きなメリットです。

少しでもリスクを抑えたい場合は、不用品回収業者への依頼を検討しましょう。

シンナー・ラッカー塗料の処分にかかる料金相場

シンナー・ラッカー塗料の処分にかかる料金相場

処分方法によって、かかるコストは大きく変わります。自分の予算に合わせて選びましょう。

捨て方 料金相場
自治体のルールに従って捨てる 無料
固めて捨てる 1,000円程度
※凝固剤代
販売店への相談 数千円程度
不用品回収業者 1,000円程度~
※単品回収の場合

ゴミとして捨てる場合は基本無料ですが、凝固剤を使う場合は1,000円程度の費用がかかります。

販売店や専門店への持ち込み、回収してもらう際は、それぞれの店舗や工場が定める料金がかかるため、事前の確認が必須です。

 

不用品回収業者の場合、他にも処分品があれば「トラック載せ放題プラン」などを利用すると、1点あたりの単価を下げられます。

複数の不用品をトラックに載せ、リーズナブルな料金で処分してくれるので便利です。

 

【不用品回収業者の料金相場】

トラック載せ放題プラン 目安の間取り 料金相場
(平車、箱車などトラックによる)
軽トラック載せ放題プラン 1R~1K 15,000円〜20,000円
1.5tトラック載せ放題プラン 1DK~2DK 30,000円~40,000円
2tトラック載せ放題プラン 2DK~2LDK 50,000円~70,000円
4tトラック載せ放題プラン 3DK以上 80,000円~要見積もり

シンナー・ラッカー塗料を扱うシーンと基本知識

シンナー・ラッカー塗料を扱うシーンと基本知識

シンナーは、ラッカー塗料などの油性塗料を薄める際に使用します。塗料に合わせたシンナーを選ぶ必要があり、さまざまな種類があるので購入の際は注意が必要です。

以下では、シンナーやラッカー塗料を使う主なシーンを見ていきましょう。

プラモデル・工芸製作

近年では、家での時間を大切にする方も増えており、ガンプラやガレージキットの製作にハマるケースが増えています。本格的な塗装には、速乾性があり発色の良いラッカー塗料が欠かせません。

 

塗装後の筆やエアブラシを洗浄するために「ツールクリーナー」などの強力なシンナー溶剤を使用しますが、使い終わると汚れた液体として大量に残ってしまいます。

工芸においても、表面のコーティング剤として溶剤が多用され、処分に困るケースは多いでしょう。

住宅の補修・DIY・ペンキ塗り

「引っ越しの退去前に壁の傷を自分で直したい」「古くなった椅子の色を塗り替えたい」といったシーンでも、塗料は活躍します。

 

しかし、ペンキやステインは必要量を正確に把握するのが難しく、どうしても缶の底に中途半端に残ってしまいがちです。そのまま放置すると蓋が固まって開かなくなり、さらに処分が困難になるでしょう。

不要になったペンキや薄めるためのシンナーは、できるだけ早く処分するのがおすすめです。

 

▼ペンキの処分方法を詳しく見る!▼

シンナー・ラッカー塗料を捨てる際の注意点

シンナー・ラッカー塗料を捨てる際の注意点

液体ゴミの中でも慎重な扱いが求められるシンナーにおいては、以下の注意点を必ず守ってください。

水道に流してはいけない

「少しだけなら」「水で薄めれば大丈夫」と、洗面所やキッチン、トイレの水道に流すのは絶対にNGです。シンナーは水に溶けず、粘着性のある溶剤として配管の内部に付着します。

 

最悪の場合、塩ビ製の配管を溶かして漏水事故の原因になるほか、揮発したガスが排水管内に充満し、マンション全体の排水トラブルやタバコの火による爆発事故を招く危険性があり、注意が必要です。

 

少量であっても流すようなことはせず、必ず正しい方法で処分してください。

不法投棄は絶対にしない

「庭に埋めれば土に還る」「近所の川や公園の蛇口ならバレない」といった考えは非常に危険です。シンナーに含まれる有機溶剤は環境への負荷が非常に高く、土壌汚染や水質汚染を招きます。

 

不法投棄は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に違反する立派な犯罪であり、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金と非常に厳しい罰則が科される可能性があるでしょう。

 

不要なトラブルを避けるためにも、安易な気持ちで捨てるのはやめてください。

処理時は換気を徹底する

シンナーの独特なニオイは、高濃度で吸い込むと頭痛や吐き気、めまいを引き起こします。

 

室内で処分作業を行う際は、必ず2箇所以上の窓を開けて風の通り道を作るか、換気扇を強めに回してください。可能であれば、風通しの良い屋外で作業するのが最も安全です。

 

部屋の空気がこもると健康に悪影響を及ぼすため、こまめな換気を徹底しましょう。ただし、マンションなどの集合住宅では、ベランダで作業をすると周囲から苦情が来るケースもあります。

近隣にも十分配慮し、ニオイの対策を行ってください。

 

▼空気清浄機の捨て方はこちら▼

火気のあるものは近くに置かない

シンナーやラッカー塗料は引火点が非常に低く、静電気やわずかな火花でも燃え上がる性質があります。

作業場での喫煙は厳禁なのはもちろん、近くにストーブやガスコンロ、給湯器の種火などがないか入念に確認してください。

 

また、夏場の直射日光が当たるベランダでの作業も、液体の温度が上がり揮発が早まるため、日陰の涼しい場所を選びましょう。

誤った方法で処分しようとすると、大きな事故につながりかねません。

事業で使ったシンナー・ラッカー塗料は産業廃棄物扱い

事業で使ったシンナー・ラッカー塗料は産業廃棄物扱い

一般家庭から出るゴミとは違い、仕事や商売の過程で発生したシンナーやラッカー塗料は、法律によって「産業廃棄物」に分類されます。

これは、たとえ一人で活動している個人事業主であっても例外ではありません。

 

ガレージキットの製作代行を請け負っているモデラーの方、内装補修の仕事を請け負っているフリーランスの職人の方など、「報酬を得て作業した結果」として余った溶剤や塗料は、すべて産業廃棄物扱いです。

「家庭用のゴミ袋に入れて出せばバレないだろう」と安易に考えて自治体のゴミ集積所に出すことは、不法投棄とみなされるリスクがあるため、絶対に避けなければなりません。

 

産業廃棄物を処分したいときは、産業廃棄物処理業の許可を得ている業者へ依頼しましょう。

シンナー・ラッカー塗料を手間なく安全に捨てるならエコキャットへ

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今回は、捨て方が難しいシンナーやラッカー塗料の処分方法を紹介しました。

イマイチ住んでいる自治体の捨て方が分からない、発火や事故などの不安があるといった場合は、ぜひエコキャットにお任せください。

エコキャットでは、シンナーやラッカー塗料の回収はもちろん、古くなった空気清浄機や家具、引っ越しで出た大量の不用品をまとめてスピーディに回収可能です。

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