ラグの捨て方6選!燃えるゴミに分類して大丈夫?費用や耐用年数は?

ラグの捨て方6選!燃えるゴミに分類して大丈夫?費用や耐用年数は?

部屋の印象を左右するラグは、インテリアには欠かせない存在です。

しかし、いざ捨てるとなると、自治体や大きさによって捨て方が異なるため、捨てづらいアイテムでもあります。

そこで今回はラグの分類や正しい捨て方、捨てる時にかかる費用について解説します。

ラグを捨てる目安・タイミングについても取り上げているので、引越しや模様替えでラグを捨てたい方、買い替えを検討している方はぜひ参考にしてください。

ラグの捨て方は?何ゴミに分類される?

ラグの捨て方は?何ゴミに分類される?

一辺が30cmを超えるものは粗大ゴミに分類されるため、ラグは基本的に粗大ゴミとして捨てましょう。

ただし、自治体ごとにラグの捨て方が異なる場合があります。

例えば、埼玉県さいたま市では90cm未満のものであれば燃えるゴミ、千葉県千葉市では指定ゴミ袋に入らなければ粗大ゴミとして捨てるよう定められているので、必ず自身が住む自治体のホームページを確認しましょう。

以下に一部の自治体のラグの分類についてまとめているので、ぜひ参考にしてください。

 

自治体名 ラグの分類
東京都葛飾区 粗大ゴミ
東京都町田市 粗大ゴミ(ただし一辺が60cm以下であれば燃えるゴミに出すことが可能)
東京都武蔵野市 粗大ゴミ(ただし有料のゴミ袋に入れて口が結べるのであれば燃えるゴミに出すことが可能)
神奈川県小田原市 粗大ゴミ(大型ゴミに分類するが、45Lのゴミ袋に入るのであれば燃えるゴミに出すことが可能)
神奈川県座間市 粗大ゴミ(ただし長辺50cm以下であれば燃えるゴミ)
神奈川県藤沢市 粗大ゴミ(3畳以下は2枚で大型ゴミ1点、3畳以上は1枚で大型ゴミ1点とする。一辺の長さもしくは直径50cm未満のものは燃えるゴミに出すことが可能)
埼玉県上尾市 燃えるゴミ(60cm以内にして出すこと。ただし2畳を超えるものは粗大ゴミに出す)
埼玉県川口市 燃えるゴミ(ただし40cmを超えるものは粗大ゴミに出す)
埼玉県所沢市 粉砕ゴミまたは粗大ゴミ(2畳までは90cm程にたたみ粉砕ゴミに出す。ロール状にするなら粗大ゴミに出す)
埼玉県ふじみ野市 粗大ゴミ(ただし丸めた上で広がらないよう紐で縛ること)
千葉県千葉市 燃えるゴミ(指定袋に入らない場合は粗大ゴミに出す)
千葉県習志野市 粗大ゴミ(体積が45L以内であれば燃えるゴミに出すことが可能)
千葉県船橋市 燃えるゴミ(ただし40cm四方以内のもののみで、それを超えるものは粗大ゴミに出す)
千葉県松戸市 燃えないゴミ(ただし4.5畳以内のものに限り、それを超えるものは粗大ゴミに出す)

6つのラグの捨て方

6つのラグの捨て方

ラグを捨てる方法について解説します。

不用品回収業者への依頼など、捨てる以外の方法も検討している方はぜひご覧ください。

粗大ゴミとして捨てる

粗大ゴミとしてラグを捨てる場合、基本的に粗大ゴミの受付センターに電話をかけ回収を申し込む必要があります。

申し込んだ後ラグを捨てるまでの手順は以下の通りです。

 

1.手数料券をコンビニ・スーパー・郵便局などの販売店で購入する

2.電話で申し込んだ際に伝えられた受付番号を手数料券に記入し、ラグに貼り付ける

3.回収日の朝8時30分までに指定された場所にラグを出す

 

例えば東京都昭島市や足立区・国分寺市などは上記の手続きでラグを捨てることができます。

なお、品川区をはじめとした自治体では、インターネットで申し込みをした後に電子決済で処理券を購入した場合、紙の処理券を再度購入する必要はありません。

また、千葉県銚子市のように戸別回収を行なっていない自治体などもあるため、まずはご自身のお住まいの地区のルールをきちんと確認しましょう。

 

粗大ゴミを出すときのシールについてはこちら!

 

普通ゴミとして捨てる

小さく切れば、ラグも普通ゴミとして捨てることが可能です。

先にも紹介した通り、一辺が30cmを超えてしまうと粗大ゴミ扱いとなるため、切るのであれば30cmを超えないサイズにカットしなければなりません

ただし、自身でラグを切るのは様々な危険が伴うため、あまりおすすめできない方法です。

自治体指定のゴミ処理施設に持ち込む

車での搬入が可能であれば、ゴミ処理施設に直接ラグを持ち込むのがおすすめです。

事前予約が必要かどうかは自治体によって異なりますが、ホームページに記載されていることがほとんどです。

例えば東京都八王子市ではインターネット申し込みの場合当日の持ち込み前までに申し込めば問題ありませんが、青梅市では予約の必要はありません。

持ち込みを希望する方は、あらかじめホームページで事前予約の要否・ゴミの区分・搬入方法・料金などを確認しましょう。

 

また、土日祝日や年末年始は受付をしていない可能性が高いため、ラグを捨てるのであれば早めに自治体に問い合わせることをおすすめします。

新しいラグを購入する際に引き取ってもらう

ラグの販売店舗によっては、新しくラグを購入した際に古いものを引き取ってもらえる場合もあります

ただし、現在は回収を行なっている店舗はあまり多くなく、大手メーカーでは大塚家具や東京インテリアが引き取りを行なっています。

自社製品に限りラグの引き取り可能としているメーカーもあるので、事前にホームページなどから確認しましょう。

フリマアプリやリサイクルショップを利用する

ラグがあまり劣化していない場合や比較的新しいものである場合、リサイクルに出すのもおすすめです。

フリマアプリ・リサイクルショップに出品すれば、ラグを捨てる料金などがかからないため出費を抑えることができます

ラグの色・サイズはもちろんのこと、人気のあるメーカーのものであればすぐに買い手がつく可能性も高いです。

出品する場合は掃除機や粘着クリーナーで埃を取り除き、重曹・洗剤を用いてできる限り清潔にしましょう。

不用品回収業者に依頼する

ラグを捨てる手間を省きたいのであれば、不用品回収業者に依頼をするという手もあります。

粗大ゴミとして捨てる場合指定された日時まで捨てられなかったり、自身でセンターまで搬入しなければなりませんが、不用品回収業者であれば即日回収にも応じてもらえることが多いです。

料金はかかりますが、引越しや大掃除で早くラグを捨てたい方にはとてもおすすめです。

 

ただし、近年では不法投棄や高額な請求を行なう違法業者も存在します。

不用品回収業者へ依頼する際は、必ず以下のポイントをチェックしましょう。

  • ホームページで住所・電話番号などの会社情報が確認できる
  • フリーダイヤルや固定電話を使っている(携帯だけの業者は危険)
  • 料金体系が明示されている
  • 口コミ・評判が良い

 

複数の不用品回収業者から見積もりを取ると良い業者を選びやすくなるので、時間に余裕がある方はぜひ見積もりを取ってください。

ラグを捨てる時にかかる費用

ラグを捨てる時にかかる費用

ラグの捨て方について解説してきましたが、実際にそれぞれの方法でラグを捨てた時どれくらいの費用がかかるのかを確認しましょう。

費用の目安としては、以下の通りです。

 

粗大ゴミ 約400円~1,500円
普通ゴミ 自治体指定ゴミ袋の料金
ゴミ処理施設への持ち込み 約100円~1,000円
引き取りサービス 無料 または 約1,000円~4,000円
フリマアプリ・リサイクルショップ利用 無料 または 出品手数料・送料
不用品回収業者 単品回収で約2,000円~

 

ゴミ処理施設に持ち込んだ場合自身でラグを搬入する必要はありますが、その分収集運搬費・処分費などがかからないので、粗大ゴミとして回収を依頼するよりも料金も安く済みます。

できるだけ捨てる費用を抑えるのであればセンターへの持ち込みの他、フリマアプリ・リサイクルショップの利用などをおすすめします

また、不用品回収業者なら、ラグ単品で約2,000円~の金額が相場ですが、ラグ以外の不用品や粗大ゴミ、あるいは何枚ものラグがある場合などは、載せ放題プランもおすすめです。

相場は以下の通りです。

 

トラック載せ放題プラン 目安の間取り 料金相場
(平車、箱車などトラックによる)
軽トラック載せ放題プラン 1R~1K 15,000円〜20,000円
1.5tトラック載せ放題プラン 1DK~2DK 30,000円~40,000円
2tトラック載せ放題プラン 2DK~2LDK 50,000円~70,000円
4tトラック載せ放題プラン 3DK以上 80,000円~要見積もり

 

該当のトラックをパック料金で満載にできるので、不用品1つにかかる単価が安くなります。

 

首都圏に対応する不用品回収業者のおすすめはこちら!

ラグを捨てる時の注意点

ラグを捨てる時の注意点

ラグを捨てる時に注意すべき点について解説します。

買い替えなどでラグを捨てる予定の方は、ぜひチェックしてください。

必ず自治体のルールを確認する

例えば、千葉県千葉市では指定ゴミ袋に入る場合燃えるゴミとして、埼玉県所沢市では2畳までの大きさのものは90cm程度に畳んで破砕ごみ類としてラグを捨てるよう規定されています。

このように、ラグの捨て方と言っても自治体ごとにルールは少しずつ異なります。

これらを守らずに捨てた場合、廃棄物処理法に違反するとして5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金が科せられる恐れがあります

捨て方のルールや規定は各自治体のホームページに記載されていることがほとんどなので、ラグを捨てる前に必ず確認しましょう。

ラグを切って捨てるのは危険!

細かく切ればラグも燃えるごみとして捨てることができるとされていますが、ラグを切るのは危険を伴います。

専用の道具を使用したとしてもある程度の厚みのあるラグを切るには力も入るため、自分や周囲の人に刃が当たった場合大怪我に繋がる恐れがあります。

 

また、見落としがちなのがダニやハウスダスト、繊維です。

ラグを切った際にこれらが舞うことで、深刻なアレルギーや喘息などの症状を引き起こす可能性があります

アレルギー体質の方や小さな子供・ペットがいる家庭の方は、ラグを切るのは避けた方が良いでしょう。

ラグの耐用年数は?

ラグの耐用年数は?

一般的にラグの寿命はおよそ2年~3年と言われていますが、長いものであれば5年~10年使用できます

ラグの素材はもちろん、使用環境やメンテナンスの有無・頻度によっても劣化具合は左右されます。

寿命に合わせて2年~3年でラグを捨てる方が多いですが、シーズンごとにリーズナブルなものに買い替える方も少なくありません

ラグを捨てるタイミングと目安

あくまでも目安ですが、使用感が目立ってきたら捨てるタイミングと考えて良いかもしれません。

捨てるのを迷っている方は、以下の項目をチェックして買い替えなどを検討しましょう。

目立った汚れがある

食べこぼしや飲みこぼし、皮脂や汗などが付着すると徐々にラグの汚れが目立つようになってきます。

部分洗いをしても汚れが取れなかったり、かえって傷んでしまう場合は買い替えの時期と言えます。

特に大きな染みやカビが発生している場合、見た目だけでなく衛生的にも良くないので、新しいラグに交換しましょう

毛足の固まり・へたりがある

日常生活の中でラグの繊維が傷むと、だんだんと毛足が束のように固まりへたってくることがほとんどです。

この状態になると本来の手触りが損なわれごわごわとした質感になるため、手入れをしても改善しない場合は買い替え時期と言えるでしょう。

色褪せている

ラグは日に当たることで少しずつ色褪せていきます

購入した当初に比べて随分と変色していると感じたら、劣化した証拠であるため捨てるタイミングです。

ラグを捨てるならエコキャットにお任せを!

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回収品が増えない限り、作業前に提示した料金より追加費用はかからないため、安心してご利用いただけます。

また、自治体のように回収する品物の個数制限もありません。

相談や出張見積もりも無料なので、ぜひ一度ご相談ください。

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