ペット用品の処分方法!猫の爪とぎや犬用ラグ、全自動トイレなど捨て方徹底解説!
ペット用品には処分に困るものがたくさんありますよね。特に猫の爪とぎ、どう捨てれば良いか悩みませんか?
他にも、自動猫トイレなどのペット家電やじゃれてダメにしたカーテン、重いですよね。滑らないように敷いたラグや絨毯も、家具が載っていて動かせないなんてこともあります。
こうしたペット用品や生活用品の処分方法を徹底解説します。
犬や猫と一緒に過ごすうえでペットグッズの処分にお困りの方はぜひ、ご一読ください。
ペット用品や使えなくなった日用品の処分方法
まずは、特に捨て方に迷う猫の爪とぎと自動猫トイレ、ドライヤーボックス、段ボールなどから処分方法を確認してみましょう。
それらに続いて、ペットならではの理由で使えなくなった飼い主様の日用品についても処分方法を解説します。
素材やデザインが煩雑…猫の爪とぎ
猫の爪とぎは近年、さまざまな素材と形状のものがあり、飼い主様にとっては一番処分に悩むグッズですよね。
自治体によって大まかな違いがあるものの、一般的には以下のようにまとめられます。
爪とぎの素材 | 爪とぎの状態や形 | 捨て方 |
段ボール | きれい | 資源ゴミ(紙ゴミ・リサイクル) |
段ボール | 汚れ・臭い・ひどく毛が付着 | 燃えるゴミ・大きさによっては粗大ゴミ |
麻 | ポール型・置き型・ボール型 | 大きさによっては粗大ゴミ |
麻 | マット型 | 燃えるゴミ・大きさによっては粗大ゴミ |
木製 | 状態を問わない | 燃えるゴミ・大きさによっては粗大ゴミ |
爪とぎによってはプラスチック製の受け皿がついているものもあります。受け皿も素材や大きさごとにプラスチックゴミ(リサイクル)か粗大ゴミに分けられます。
また、自治体によっては以下のように対応している場合もあります。事前に調べてから捨ててください。
神奈川県横浜市 | 木の箱や木の板は燃やすごみ(50cm以上のものは粗大ごみ) |
ネコの爪とぎは燃やすごみ 50cm以上のものは粗大ごみ。段ボール製で糞尿や油汚れのないものは古紙 | |
神奈川県相模原市 | 猫の爪とぎ(段ボール製) 一般ごみ。50cm以上のものは粗大ごみ |
ただし、これらはあくまでも一般的な爪とぎです。
同じ段ボール製でも、近年は球体だったり、バスタブ状だったり、猫が隠れられる形だったりと、非常に分厚い段ボールがさまざまな形に加工されている爪とぎもあります。
こうしたタイプのものは一度まんべんなく濡らすことで分解が可能です。ただし、完璧に乾かさなければ資源ゴミには出せません。
面倒な場合や梅雨の時期などは不用品回収業者に依頼することをおすすめします。
さらに、通販サイトを見ていると、爪とぎの中には以下のように変わった素材で作られたものもあります。
【パーティクルボード、MDF、麻、ポリエステル、鉄】
これは、実際にある爪とぎの素材です。多様な素材が使用されていると分別が大変です。
段ボールとして資源に出せる場合でも、多頭飼育の折は何個も持ち出す必要があります。
こうしたときに便利なのが不用品回収業者です。不用品回収業者は分別も運び出しもスタッフが行うため、何ゴミに出したら良いかわからないものや、運び出しにくいものも楽に処分が可能です。
便利だけど重い!自動ネコトイレ
自動猫トイレは、猫が排泄を終えてトイレから出ると自動でお掃除や脱臭をしてくれる便利なペット家電のひとつです。
特にお留守番をする猫のお宅や多頭飼育の場合は重宝するはずですが、処分時のデメリットは重たいことです。
機能にも寄りますが、本体だけでだいたいのメーカーが10kgを超え、中には16kgの自動猫トイレもあります。
さらに、高額商品にも関わらず衛生用品でもあるため、リサイクルショップの中には未開封以外は買取しないお店もあります。
こうした重たい電化製品は、運ぶ際に落としてしまうと大けがにつながるうえ、建物にも傷がつきます。落とした電化製品により猫に危険が及ぶ可能性もあるため、運び出しをしてくれる不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
意外と重量級!犬猫用ドライヤーボックス
猫はシャンプーが大変ですよね。ドライヤーも大嫌いで、追いかけまわした記憶があります。逆に犬は楽ですが、体が大きいとそれなりに大変です。さらには熱中症も心配で…と悩みが尽きない昨今、人気なのがドライヤーボックス(ドライヤーハウス・ドライルーム)です。
こちらも自動猫トイレと同じく高額なペット家電のひとつですが、だいたいの製品が10~16kgと非常に重たいうえ未開封以外は買取しないリサイクルショップもあると、自動猫トイレと同じく処分が難しいペット用品のひとつです。
処分に迷ったり、運べない際は不用品回収業者を頼ってください。
猫や犬が粗相しちゃった!汚れた布団や洋服、ラグは?
犬や猫は飼い主の布団に入ってきたり、飼い主のにおいがする洋服や靴が大好きだったり、ラグにじゃれたり爪を研いだりと、可愛い一面がありますよね。反面、嬉しすぎて粗相をすることもあれば、年齢やケガなのどのために汚してしまうこともあります。
ペットの中でもうさぎやハムスターならなおのこと、遊ばせていると粗相をします。
このような汚れた日用品や寝具などの処分は不用品回収業者がおすすめです。いらなくなったペットグッズと一緒に処分が可能なうえ、分別不要で、汚れたまま、置いてあるまま部屋から出してもらえます。
さらに便利なのが家具の移動も任せられることです。猫や犬がフローリングで滑らないようにとラグや絨毯を使っているご家庭も多いことでしょう。しかし、何年も使ってすり減ってくると、逆に滑りやすくなることがあります。
こうしたときに、ラグや絨毯の買い替えを躊躇させるのが重たい家具です。
不用品回収業者ならば、家具の移動が可能です。買って来た絨毯を敷きたいときにも、家具の移動を依頼できます。
じゃれてボロボロに引きちぎっちゃった!カーテンやカーテンレール
犬や猫は非常に遊びが好きな生き物です。カーテンはもちろん、カーテンレールまで引きちぎるほど派手な遊びをしてしまうときがありますね!その後は大抵、しれっとした表情をしているのも、愛嬌があってかわいいですよね!
特に猫はカーテンレールに乗ってしまうこともあり、足を滑らせてカーテンにしがみつき、そのまま破ってしまうことさえあります。
こうしたときに大変なのがカーテンやカーテンレールの処分です。
カーテンレールはホームセンターに行けば買い替え時に引き取ってくれるお店もありますが、中途半端に取れている場合は取り外すのがとても大変です。さらに、粗大ゴミには出せるものの、長いので回収日を待つ間、置き場所に困ります。特にペットを飼っていると危険が付きものです。
カーテンはニトリにあるひっかきに強いカーテンなどと買い替える際に引き取ってもらうのもおすすめですが、カーテンは地味に重たいのに店舗に持って行く必要があります。そのうえ、フックを全て外さなければなりません。ほこりやカビなどでアレルギー症状を起こす可能性もあり、意外と大変です。
不用品回収業者なら、取り外しからスタッフが行ううえ、分別は不要です。リサイクル・リユースも徹底しているため、サステイナブルで便利です。
猫ドア・犬ドアを付けたけど使ってくれない!ドアは処分できる?
犬ドア・猫ドアを付けたは良いが使ってくれない・風が通るからエアコンや暖房効率が悪い・音がうるさいなど、「ドアを元に戻したい」と願うこともありますね。
ドア自体は自治体の粗大ゴミ回収でも扱っていますが、「建具」と記載している自治体もあるので注意をしてください。
そして、それ以前の問題としてドアを処分する際に知っておきたいのが、「重たいこと」と「取り外しが難しい」ことです。
不用品回収業者ならドアを外してドアごと回収できますが、素人の私にはドアを外すことができませんでした。
引き戸なら簡単に取れますが、戸袋がある場合は困難でしょう。
また、引っ越しで家を売りたい場合は先にドアを処分・新しくしておくと査定が上がる可能性があります。ペット可物件でも猫や犬のドアが必要なお宅ばかりではないためです。
意外とじゃれちゃう!大型テレビ!
犬仲間に聞くと、岩合光昭さんの世界猫歩きの大ファンの子、多いです。我が家も例に漏れず、テレビにじゃれて爪の跡と汚れがいっぱい……見にくいテレビになり目が疲れて買い替えました。
大きなテレビの場合は持ち運びが大変ですし、家電リサイクル対象品目に該当するため粗大ゴミに出せません。
テレビの詳しい処分方法は以下の記事をご確認ください。
掘ったり研いだり嚙んだりでぼろぼろ!段ボールは?
犬や猫の段ボール好きには驚きますよね。
段ボール欲しさに宅配便が来ると飛んできます。ペット専用の段ボールで出来たドーム状などのおもちゃも売っているほど、皆段ボールが大好きです!だからこそ、ぼろぼろにしちゃいます!
肉球についた汗で少し濡れたくらいなら、乾かせばどんなにぼろぼろでも資源ゴミに出せます。ただし、尿はだめです。臭いがついた段ボールも資源には出せません。燃えるゴミで処分をするか、不用品回収業者に依頼しましょう。
不用品回収業者なら、ぼろぼろになった段ボールくずくらいなら回収ついでに掃除をしてくれます。
リユースが難しいキャットタワーは消耗品?
キャットタワーは消耗品です。たくさん遊んでダメになったキャットタワーは、買い替えてあげましょう。
それに加えて、猫が歳を取ったなと感じてきたら買い替え時期と言える可能性があります。なぜなら、猫は変形性膝関節症を発症する可能性が非常に高い生き物だからです。
10歳以上で60%、12歳以上で90%など、さまざまな調査結果で高い数字を出しています。しかし、その症状は以下のように決してわかりやすいものではありません。
- 元気がない・動きたがらない
- 椅子や棚などの昇り降りや階段など、上下運動を嫌がる
- グルーミングが減る
- 粗相をする
- さわるのを嫌がる
「歳かな」と片づけてしまったり、腎臓など他の病気のせいで元気がないんだと勘違いをすることもあり得ます。ましてや猫は病院が大嫌いだからこそ、気づかないうちに進行します。
転落事故防止のためにも、キャットタワーは子猫や老猫には低いものを与えましょう。
キャットタワーの処分方法を詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
参考サイト:https://www.mukogawa-ah.com/blog/928/
成長やお別れでの処分もあるケージ・犬小屋
ケージや犬小屋は、うちの犬のようにそもそも入ってくれなくて1日で捨てた、ということもあり得ますが、成長やお別れにより処分することが多いでしょう。
粗大ゴミはもちろん、売却や譲渡と言った方法もありますので、ケージや犬小屋の捨て方について知りたい方はこちらの記事をご一読ください。
その他のペット用品の処分方法7選
次に、その他のペット用品について、処分方法を確認してみましょう。
捨て方ごとにどのペット用品が該当するのかを確認してください。
自治体の粗大ゴミに出す
ペット用品の中にも大きなものは存在します。
犬用エアバギーやカート、クレート、水槽、自動ネコトイレやドライヤーボックス、ペット用こたつ、爬虫類用特大シェルターなども粗大ゴミに該当するでしょう。多頭飼育用ならハムスターケージも該当しますし、ペット用ハンディクリーナーも大きさによっては粗大ゴミです。
料金は自治体や品物によって変わります。
例えば、同じ水槽で料金を確認してみましょう。
- 世田谷区:最大辺60cm以下:400 円・最大辺60cm超:900 円
- 立川市:1,000円
- 横浜市:500円
こうして、自治体により金額が変わることはもちろん、自分で運び出しをする必要があること、事前予約やシールの購入が必要なこともデメリットとして認識が必要です。
自治体の一般ゴミや資源ゴミに出す
ペット用品の中には自治体の一般ゴミや資源ゴミに出せるものもあります。
猫砂や洋服、トイレシート、フード、タオル、猫じゃらしなどは燃えるゴミや資源ゴミに出せます。
金具がついているハーネスやリード、首輪は必ず分別をしましょう。
また、自治体によっては無料ですが、指定袋の購入が必要な自治体もあります。
小型家電回収ボックスに出す
ペット用品には小型家電も存在します。例えば、犬猫用ヒーター、爬虫類用ヒーターや照明、ペット用空調服のファンなどです。
ただし、ペットカート用扇風機など、まれに充電式のグッズがあります。火災防止のため、リチウムイオン電池を取り外してから出しましょう。もちろん、乾電池も分別が必要です。
リサイクルショップに売る・知人に譲る
水槽や爬虫類ケージ、バギー、ペット用ドライヤー、ハンディクリーナーなど、リサイクルショップで売れるものも中にはあります。
売る際は、汚れや臭いを取ってから査定に出すと良いでしょう。
ただし、前述の通り自動猫トイレやドライルームなど高額商品でも未開封以外は買取しないお店もあるので、事前に電話で確認を取ることをおすすめします。自動給餌器についても同様です。
知人に譲る際もきれいにして、品物に不具合がないか確かめてから譲りましょう。
寄付をする
犬や猫の中には、さまざまな事情で飼い主を失った子もいます。そのような子たちのために、寄付をするのもひとつの方法です。
未開封のフードや缶詰、おむつ、止血剤、爪切り、マナーベルト、ハーネス、トイレシートなどさまざまなものが不足しています。
ただし、タオルやバスタオルは「箱入り袋入りの新品に限る」などの条件がある場合もあります。
さらに、送料だけではなく、再利用のための費用も払わなければならない団体もあるので、必ず詳細を確認してから寄付をしましょう。
ネットオークション・フリマアプリ
日本は子供の数よりもペットの数の方が多い国です。
ペット用品はさまざまな人が日々オークションやフリマアプリに載せています。
特に子犬や子猫など、すぐにサイズが変わってしまう時期の服やハーネス、ベッド、未開封のサプリメントは売れる傾向です。
片付けを急がない場合なら、一度載せてみるのも良いでしょう。
ただし、こうした媒体は手数料や送料がかかります。
さらに、写真を撮るなどの手間がかかるうえ、値切られることもあります。クレームが入ることもゼロではないので、汚れや傷がある場合は写真とともに正直に記載しましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は、リチウムイオン電池も可燃・不燃も、何でも分別不要です。
運び出しもスタッフが行うため、10kg~16kgもある自動ネコトイレやドライヤーボックスも楽に処分が可能です。
即日回収や深夜早朝の対応ができるうえ、部屋の片付けや掃除を組み合わせることもできます。ペットの介護で忙しいときには特に便利です。
また、ハウスクリーニングもできるので、ペットがつけてしまった染みや臭いなどにも対応します。カギを預けられる場合は立ち合い不要での対応も可能です。ペットと一緒にお出かけをしている間にきれいにしてもらえるので、どうしても他人に吠えてしまうワンちゃんや、他人を怖がる猫ちゃんにも最適です。一緒にお出かけをして、気分転換をしてみてはいかがでしょうか。
さらに、必要があれば解体も可能なので、猫が爪を研いでしまった部屋から出せない大型家具や建具も回収が可能です。
また、不用品回収業者は基本的にリサイクル・リユースを徹底しています。まだ使えるものは他の方に渡りますので、「もったいない」と考える方にも便利なサービスです。
東京都はじめ、首都圏でおすすめの不用品回収業者を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
ペット用品の処分費用
ペット用品はさまざまな素材・大きさなので、一概にいくらとは言えませんが、処分方法ごとにだいたいの費用を記載します。
処分方法 | 費用 |
自治体の粗大ゴミ | 200円~3,000円(大きさや自治体による) |
自治体の一般ゴミや資源ゴミ | 無料~指定ゴミ袋代(自治体による) |
小型家電回収ボックス | 無料 |
リサイクルショップに売る・知人に譲る | 売上金が手に入る |
ネットオークション・フリマアプリ | サイト手数料+送料+振込手数料 |
寄付をする | 送料(現金の寄付金がさらにかかるところもある) |
不用品回収業者 | 単品回収で1,000円くらい~(品物や業者による) |
不用品回収業者の相場について
不用品回収業者には、単品回収とトラックのせ放題プラン(パックプラン)の2種類があります。
単品回収は不用品ひとつから回収するため、おもちゃひとつやペット用ベッドひとつでも回収にあがります。ただし、業者によっては手数料がかかるので、事前に見積もりを依頼しましょう。
トラックのせ放題プランは、パックプランとも呼ばれます。該当のトラックを定額で満載できます。
不用品が多ければ多いほどお得になり、自治体の粗大ゴミ回収より単価が安くなることもあります。
ペット用品と言えどもたくさんあると処分が大変ですし、かさばるものや重いものもあるので、トラックのせ放題プランで回収してもらうのがおすすめです。
トラック載せ放題プラン | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
---|---|---|
軽トラック載せ放題プラン | 1R~1K | 15,000円〜20,000円 |
1.5tトラック載せ放題プラン | 1DK~2DK | 30,000円~40,000円 |
2tトラック載せ放題プラン | 2DK~2LDK | 50,000円~70,000円 |
4tトラック載せ放題プラン | 3DK以上 | 80,000円~要見積もり |
ペット用品の処分にはエコキャットをご利用ください
さまざまな種類があるペット用品の処分なら、首都圏に対応する「エコキャット」がおすすめです。
猫や犬が汚してしまった飼い主様の布団や服も、爪を研いでしまった家具も、じゃれてボロボロになったカーテンも、分厚い爪とぎも、大きなキャットタワーも、ドアも、何でもまとめて回収致します。
さらに、最短25分で到着する即日回収や深夜早朝の対応が可能なうえ、公式サイト限定クーポン券やキャンペーンでよりお得に処分が可能です。単品回収でも手数料はかかりません。
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