粗大ゴミの相場はいくら?自治体と粗大ゴミ回収業者のメリットデメリットも解説!
引越し屋大掃除、家具の買い替えなどでは粗大ゴミを輩出するケースは多く見られます。粗大ゴミは一般ごみと比較して大きさもあり、幅をとるので、出来るだけスムーズに処分したいものでしょう。
ここでは自治体と粗大ゴミ回収業者のメリットデメリットも含め、それぞれの回収相場についてご紹介します。
目次
自治体回収と業者回収のメリット・デメリット
実際に自治体の粗大ゴミ回収と民間の粗大ゴミ回収業者とでは、どのようなメリットデメリットがあるのか見ていきます。それぞれのメリットデメリットを踏まえ自分の要望にマッチする方を選択することが重要です。
自治体の粗大ゴミ回収
自治体は各地域によって設定された市区町村の粗大ゴミ回収業者です。一般的に生活の中で粗大ゴミを出そうと考えた時に、真っ先に思い浮かぶのは、各々の地域の回収サービスでしょう。
ここではそんな自治体の粗大ゴミ回収サービスのメリット・デメリットについて見ていきます。
【メリット】
- 料金が安い
自治体サービスで提供されている粗大ゴミ回収サービスは、かかる費用の一部が税金で賄われており、民間の粗大ゴミ回収業者と比較すると安価で対応が可能です。現在ではかなり少なくなっていますが、一部地域では無料で粗大ゴミを回収してくれる地域もあります。
【デメリット】
- 回収まで時間がかかる
地域にもよりますが、粗大ゴミの申請から回収まで1ヶ月前後かかる地域も多く見られます。粗大ゴミは大きくてかさばる物も多いので、回収まで家の中にあり邪魔になってしまうケースも多く見られるでしょう。
- 回収場所まで持ち運ぶ必要がある
地域の粗大ゴミの場合は、回収場所まで運ぶ必要があります。近い場所に回収先がある場合でも、重たい粗大ゴミの場合は家の外に出すだけでも一苦労です。
特に高齢者の場合などは自身では持ち運びが困難であるという人もいるでしょう。
- 家電類は対象外
家電リサイクル法の施行により、現在はエアコン、テレビ、冷蔵庫などといった家電類は粗大ゴミの対象外となります。そのため粗大ゴミとはまた別に家電リサイクル法に基づいた回収方法を行わなければなりません。
家電を含む大型のゴミがいくつか出る場合は、手間がかかってしまうこともあるでしょう。
- 法人の産業廃棄物等は不可
粗大ゴミとして受け入れてもらえるのは一般家庭から排出されたゴミのみです。そのため法人から出たゴミは、粗大ゴミの対象品目だとしても受け入れてもらうことができません。
法人の場合は別途法人専用の廃棄業者に頼む必要があるでしょう。
民間の粗大ゴミ回収業者による回収
自治体の回収業者のメリット・デメリットを踏まえて、ここでは民間の粗大ゴミ回収業者のメリット・デメリットについて見ていきましょう。
【メリット】
- スピードが早い
とにかくスピードが早く、業者により違いはありますが、基本的には即日回収をしてもらうことも可能です。大きなゴミがすぐになくなるのは部屋もすっきりとして嬉しいものでしょう。
- 粗大ゴミの持ち運び不要
大きなゴミほど持ち運びは大変です。高齢者や、2階以上の家に住む方などは、自治体指定の回収場所まで持っていくことが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか?無理に運んで怪我をしては大変です。
民間の回収業者であれば、家の中まで取りに来てくれ、そのまま運び出してくれるので、依頼主が自ら運ぶ必要はありません。
- 家電も回収OK
一般的に不用品の回収として、粗大ゴミの回収を行っている業者が多く、家電も一緒に回収してくれる業者が大半です。
粗大ゴミと家電と、別々に手続きをする必要もなく、まとめて回収が可能なので、手間がかからないのもポイントです。
- 法人も対応可能
こちらも業者により違いはありますが、基本的に個人でも法人でも粗大ゴミを回収してくれるところが多いです。産業廃棄物でも回収の対象品であれば回収してもらうことができるので、法人だからと回収を諦める必要がありません。
【デメリット】
- 自治体回収業者と比較すると割高
自治体の回収業者は税金で賄われている部分もあるため、民間はその点自治体と比較すると割高の料金が請求されることもあります。
価格帯は業者によって料金設定が異なりますので、希望する業者に見積もりなどを取ってもらうのが良いでしょう。
以下ではそんな自治体、民間の粗大ゴミ回収業者の相場について見ていきます。
各自治体に頼んだ場合の粗大ゴミの相場は?
ダイニングテーブル | 400~1500円 |
ソファ | 1,000〜2,500円 |
本棚 | 400〜3,000円 |
ベッド | 1,000〜3,000円 |
自治体で粗大ゴミを回収してもらう場合、地域により手法は少し異なりますが、一般的には粗大ゴミ回収券を指定販売店にて購入し、回収手続きをするような形が一般的でしょう。
自治体の場合は大きなものでも3,000円以内に収まるものがほとんどであり、格安で粗大ゴミを回収してもらうことが可能です。
また粗大ゴミとして回収はできませんが、家電リサイクル法に基づき、家電を処分した場合の一般的な価格は以下の通りです。
エアコン | 990円〜 |
冷蔵庫 | 3,740〜5,626円 |
テレビ | 1,320〜2,970円 |
洗濯機 | 2,530〜4,730円 |
こちらもリサイクル料金を郵便局にて振り込み、指定場所で回収してもらう手順を踏みます。
民間の粗大ゴミ回収業者に頼んだ場合の粗大ゴミの相場は?
ここでは民間の粗大ゴミ回収業者に依頼した場合の相場について見ていきましょう。
ダイニングテーブル | 2,000〜5,000円 |
ソファ | 2,000〜5,000円 |
本棚 | 3,000〜5,000円 |
ベッド | 3,000〜5,000円 |
エアコン | 3,000〜6,000円 |
冷蔵庫 | 5,000〜10,000円 |
テレビ | 2,000〜5,000円 |
洗濯機 | 3,000〜6,000円 |
自治体と比較するともちろん割高になってしまいますが、粗大ゴミであれば5,000円以内で回収できるものが大半でしょう。
また、家電に関しても同じように回収ができ、大型のものであるほど料金は高くなりますが、一般的には2,000〜10,000円前後のものが多いです。
炊飯器のように小さいものは500円程度で回収が可能なものもあります。
また、自治体の回収業者と大きく異なるのは単品の料金設定だけでなく、まとめてトラックに積み込む乗せ放題プランがあることです。不用品や粗大ゴミが大量にあるという方は乗せ放題プランを使った方がお得になるというケースもあるでしょう。
以下は民間回収業者の乗せ放題プランの相場となります。
1tトラック乗せ放題 | 10,000〜20,000円 |
1.5tトラック乗せ放題 | 35,000〜40,000円 |
2tトラック乗せ放題 | 55,000〜60,000円 |
大量に粗大ゴミや不用品があるという場合にはこのような乗せ放題プランを利用すると1点ずつの回収よりも安く済ませることも可能です。
複数回収がある場合は利用希望の回収業者に見積もりを依頼してみると良いでしょう。現在ではほとんどの回収業者が無料で見積もりを行なってくれます。
こんな人は民間の粗大ゴミ回収業者を利用するのがおすすめ
これまでの点を踏まえ、以下のような希望を持つ方は民間の粗大ゴミ回収業者を利用するのがおすすめでしょう。
- 早く回収してほしい
- 回収してほしいものが複数ある
- 自身での持ち運びが難しい
- 家電も一緒に回収希望
自治体と比較して金額は割高になる傾向にありますが、上にあげた内容に関しては自治体の回収では難しく、民間の回収業者ならではのメリットと言えます。
これらを優先的に考える方は民間の粗大ゴミ回収業者を利用するのがオススメと言えるでしょう。
まとめ
粗大ゴミの回収は自治体の回収業者と民間の回収業者ではメリット・デメリットが存在します。
主に料金を優先するのであれば自治体の業者を、それ以外の処理スピードや持ち運びの有無などに関して重点を置くのであれば重点を置くのであれば民間の回収業者を利用すると良いでしょう。
相場の料金を踏まえつつも、回収業者によって価格の差もあるので、利用前には一度見積もりを取ることをオススメします。
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