引っ越し前の粗大ゴミ処分が間に合わない!当日に手間なく捨てる方法とは?
引っ越し前に急いで粗大ゴミを処分したい方に向けて、当日に手間なく粗大ゴミを捨てる方法を解説します。
捨て忘れていた粗大ゴミのサイズが大きい場合、当日に捨てることは簡単ではありません。
しかし、粗大ゴミの当日回収が可能な「不用品回収業者」に依頼すれば、不用品を泣く泣く新居まで持っていく必要はなくなります。
この記事では粗大ゴミを迅速に手放す方法と、急いでいる時だからこそ注意してほしい点を紹介します。
目次
引っ越し業者の不用品回収だと間に合わない可能性がある
引っ越し先に持っていかない粗大ゴミの回収を、引っ越し業者に任せようと考える方は多いでしょう。
確かに引っ越し業者の多くは不用品回収にも対応していますが、最近では業者の紹介に留まるケースが少なくありません。
つまり、引っ越し当日などに粗大ゴミを手放したい場合、引っ越し業者に依頼しても処分が間に合わない可能性があるのです。
粗大ゴミの処分が間に合わないと、大きな不用品を引っ越し先に持っていかざるを得なくなります。
引っ越し作業を大きく妨げ、身動きも取りづらくなるため、引っ越しを理由に粗大ゴミを手放したい場合はあらかじめ他の方法も準備しておかなければならないのです。
粗大ゴミを当日・翌日にでも手放す方法5選
どうしても今日か明日には粗大ゴミを手放したいと考える方は、どのように動くべきなのでしょうか。
ここでは、粗大ゴミを迅速に処分するための方法を5つ解説します。
◎…優れている ◯…良い △…どちらとも言えない ×…厳しい
自己搬入 | 親族に委託 | 解体して処分 | 回収ボックス | 不用品回収業者 | |
時間 | △ | ◯ | × | ◯ | ◎ |
負担 | △ | ◯ | × | ◯ | ◎ |
誰でもできるか | × | △ | × | △ | ◎ |
予約の必要性 | △ | △ | ◯ | ◎ | ◯ |
トラブル対応 | – | △ | △ | – | 賠償保険加入 |
方法1:自治体のゴミ処理場に自己搬入する
一部の自治体では、指定のゴミ処理施設に直接持ち込む形で粗大ゴミを捨てることができます。
この方法なら粗大ゴミの回収日を待つ必要がないうえに、施設営業日であれば当日に粗大ゴミを捨てることが可能です。
関東地方で言えば、千葉市やさいたま市などは事前予約をしなくても持ち込み処分が行えます(平日のみ)。
ただし、車で運搬する負担や積み降ろしを自分で行うこと、お住まいの地域外の処理場は利用できないこと、各自治体ごとの対応の差を考えるとすべての人が選べる方法とは言えません。
方法2:親族に委託して処分する
近くに親族が住んでいる場合は、代わりに粗大ゴミの処分を委託する方法も選べます。
親族が粗大ゴミとして捨てるつもりだった物を引き取ってくれるようであれば、引っ越し先に粗大ゴミを持っていったり、ゴミ処理施設に持っていったりする必要はなくなるでしょう。
また、千葉市などではゴミの排出者となる本人がいなくても、代理人が自身の身分証と排出者の身分証のコピーなどを提出すれば、ゴミ処理施設に持ち込む形で粗大ゴミを捨てることが可能です。
親族しか頼れない場合は、お住まいの地域ルールを確認したうえで、代理で粗大ゴミの処分を依頼してみるのも一つの方法となります。
方法3:解体して一般ゴミとして処分する
粗大ゴミをなるべく早く手放す方法として、粗大ゴミを小さく解体して一般ゴミとして処分する方法もあります。
自治体指定のゴミ袋に入るサイズまで解体すれば家庭ゴミとしてゴミステーションに捨てられるため、処分のハードルは大きく下がるでしょう。
しかし、自治体によっては、解体しても粗大ゴミとして捨てなければならない場合もあります。
このようなルールが定められている場合は、解体した粗大ゴミを家庭ゴミとして捨てると不法投棄になるため注意しなければなりません。
もし実施する場合は、他の家具の破損や怪我への注意、近隣住民への配慮などを欠かさないようにしてください。
方法4:小型家電なら街の回収ボックスで捨てられる
処分したい粗大ゴミが小型家電の場合は、自治体が設置した「小型家電回収ボックス」に捨てることもできます。
これは、平成25年4月1日からスタートした、小型家電に含まれる金属を有効活用するための「小型家電リサイクル法」によって実施されているものです。
多くの自治体は市役所や一部家電量販店などに小型家電回収ボックスを設置し、家庭ゴミとして捨てられがちな小型家電の回収を行っています。
携帯電話やパソコン、ラジオなどはもちろんのこと、ボックスに入るサイズなら掃除機やアイロン、照明なども捨てられるため、いざという時は有効活用するのも良いでしょう。
なお、携帯電話やゲーム機を捨てる場合は、個人情報の流出を防ぐためにデータの削除を忘れないようにしてください。
また、小型家電に含まれることが多い「リチウムイオン電池」はなるべく取り外してから回収ボックスに入れ、収集運搬時や処理時の火災防止に努めることが重要です。
方法5:不用品回収業者に依頼する
粗大ゴミをスピーディーかつ、持ち運びの負担などもなく手放したい場合は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
不用品回収業者に依頼する最大のメリットは、「最短で依頼当日に粗大ゴミを回収してもらえること」です。
たとえ粗大ゴミが大きくても、搬出からトラックへの積み込みといった全作業をスタッフに任せられるため、依頼から1時間以内にスムーズに粗大ゴミを片付けられる可能性もあります。
さらに、粗大ゴミとしては回収できない、テレビや洗濯機、エアコンや冷蔵庫などの「家電4品目」にも対応しています。
費用が発生する業者も存在するものの、エアコンや洗濯機の取り外しにも対応している業者がほとんどなので、急いでいる時でも安心して処分を進めることが可能です。
リチウムイオン電池付きの小型家電などもそのまま回収できるので、「分別してる時間がない!」という場合は、すべて不用品回収業者に任せると良いでしょう。
このように、処分したい粗大ゴミが複数ある時には、「トラックのせ放題プラン」の利用がおすすめです。
規定量以内なら定額で捨て放題となるため、申し込みや指定場所への搬出が面倒な粗大ゴミを、引っ越し中の忙しいタイミングでも楽々手放すことができます。
粗大ゴミに関する悩みを抱えている方は、ぜひ不用品回収業者に無料相談を行い、手元の粗大ゴミをいくらで捨てられるか見積もりを取ってみてください。
トラックのせ放題プラン | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
軽トラック載せ放題プラン | 1R~1K | 15,000円〜20,000円 |
1.5tトラック載せ放題プラン | 1DK~2DK | 30,000円~40,000円 |
2tトラック載せ放題プラン | 2DK~2LDK | 50,000円~70,000円 |
4tトラック載せ放題プラン | 3DK以上 | 80,000円~要見積もり |
引っ越し時に粗大ゴミを捨てる時の注意点
引っ越し時に粗大ゴミを捨てる時の注意点を4つ紹介します。
急いでいても、捨て方に注意しないと後々大きなトラブルになりかねません。
注意点1:引っ越し日時が決まったタイミングで粗大ゴミの回収を申し込む
引っ越し日時が決まったタイミングで、粗大ゴミの回収は申し込んでおきましょう。
依頼してから迅速に回収作業を行ってくれる不用品回収業者でも、予約状況によっては当日回収が困難な場合があります。
1日でも早く回収申し込みをしておけば、引っ越し前日や当日になって焦ることはありません。
注意点2:粗大ゴミを自宅や外に放置していかない
捨てる方法がなくても、粗大ゴミを自宅や外に放置していくのはNGです。
特に、粗大ゴミを外に放置するのは不法投棄となり、罰則を受ける可能性があります。
不法投棄した際の罰則(廃棄物の処理及び清掃に関する法律より) | |
個人が不法投棄をした場合 | 5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方 |
法人が不法投棄をした場合 | 3億円以下の罰金 |
このように、不法投棄は罰則が非常に大きい犯罪行為です。
自分で排出した粗大ゴミは適切なルールの下で処分し、他の人に迷惑をかけないことが重要です。
注意点3:急いでいても業者選定は丁寧に行う
即日回収が可能な不用品回収業者に依頼する際、どれだけ急いでいても注意しなければならないのが「業者選定」です。
適当に業者を選ぶと相場より高い費用を請求されたり、意図せず不法投棄に加担してしまったりする可能性があります。
急いでいても、業者選定時には口コミや実績を確認し、多くの人々に利用されている業者を選ぶことが重要です。
▼優良業者の特徴がチェックできる!業者選定時の注意点はこちらの記事で解説中▼
注意点4:無料不用品回収業者の利用は避ける
スピーカーで無料で不用品を回収するとアナウンスしながら町を巡回している業者は利用しないようにしましょう。
回収費用自体は無料でも、トラックへの積み込み代や処分代と称して高額費用を請求してくる可能性があります。
また、一度声がけすると利用を断っても帰ってくれなかったり、高いキャンセル料を請求してきたりするケースも少なくありません。
引っ越し時の粗大ゴミ処分が間に合わない時は「エコキャット」へ
エコキャットは東京・神奈川・千葉・埼玉の粗大ゴミや不用品を回収しています。
予約状況によっては最短25分で現場に伺い、不用品に関するお悩みを迅速に解決いたします。
また、支払い負担を軽減できる「分割払い」や「クレジットカード払い」にも対応しているため、手放したい粗大ゴミが多い方や、できるだけ出費を抑えたい方にも依頼いただきやすいことが特徴です。
エコキャットではリユース・リサイクルの徹底や広告費の削減を行うことで、さまざまなお客様に利用いただきやすい費用を実現しています。
相談・見積もりは無料ですので、急いで粗大ゴミを処分したい時はぜひお気軽にご連絡ください。
▼引っ越しと不用品回収を一緒に依頼できる業者を解説中!▼