段ボール処分方法4選!無料引き取りや即日処分は可能?猫の爪とぎは?
段ボールを処分する方法を4つ紹介します。
段ボールは日常生活でよく目にする梱包材であり、正しく捨てればリサイクルもできる貴重な資源です。
しかし、正しい捨て方を知らないとせっかくの資源を無駄にするどころか、自治体のゴミ捨てルールに違反してしまいかねません。
この記事では、段ボールの正しい捨て方と、処分時の注意点を解説していきます。
引っ越し時や日常生活で溜まった段ボールの処分に悩む方は、ぜひご覧ください。
段ボールはリサイクルできる資源ゴミ!
段ボールは単なるゴミではなく、再資源化されて新たな製品に生まれ変わる「資源ゴミ」の一つです。
回収された段ボールは、再び段ボールや紙筒として再利用されたり、パルプ機で繊維状に加工され、卵パックやトイレットペーパーなどの日用品にも姿を変えたりします。
段ボールを捨てる際は、それが新たな製品に生まれ変わる可能性を持つ貴重な資源だということを意識し、適切に処分することで資源の有効活用や環境保護に貢献できると良いでしょう。
段ボールの捨て方4選!無料引き取りや即日処分が可能な方法は?
段ボールを処分する方法はいくつかあります。
ここでは、無料で引き取ってもらえる方法から即日処分できる方法まで、4つの選択肢をご紹介します。
【無料引き取り可!】引っ越し業者に依頼する
引っ越しの際に大量の段ボールが出た場合におすすめの方法が、引っ越し業者にそのまま引き取ってもらう方法です。
引っ越し作業と同時に段ボールの処分ができるため、手間を大幅に省けるのが最大のメリットとなっています。
引っ越し当日であれば無料で引き取ってくれる業者も多いため、処分予定の段ボールが多くなりそうな場合は見積もり時に回収に対応しているか確認しておくと良いでしょう。
また、業者によっては引っ越し後の段ボール回収に対応している場合もあります。
後日回収の場合は追加料金が発生する可能性もありますが、回収量は無制限の場合もあるため、搬出に困っている時は特に役立つ方法です。
【無料引き取り可!】古紙回収会社やスーパーなどの回収ステーションに持ち込む
地域によっては、古紙回収会社やスーパーマーケット、一部ホームセンターが段ボールの回収ステーションを設置していることがあります。
買い物のついでに持ち込めば無料で処分できるうえに、わざわざゴミステーションに行く手間も省くことが可能です。
また、自治体や業者の回収を待たずに処分できることから、急に大量の段ボールが出てしまった場合や、保管スペースに困っている場合に特に有効と言えるでしょう。
ただし、自分で段ボールを持ち運ぶ必要があることはデメリットです。
車がない方や、あまりにも段ボールが多すぎると、この方法で処分するのは難しくなります。
ちなみに、回収ステーションは自治体サイトなどで確認することが可能です。
【急いでない時におすすめ】資源ゴミとして捨てる
段ボールは「古紙」や「紙類」「資源物2類」など、自治体によって呼び方は異なるものの、一般的な資源ゴミとしてゴミステーションで捨てることができます。
基本的には週1回〜2回程度の頻度で資源ゴミや紙類の回収日が設けられているため、処分を急いでない場合は指定日にゴミステーションに出し、無料で処分しましょう。
ただし、自治体によっては一度に出せる量に制限を設けている場合があります。
あまりに多い場合は自治体への事前連絡が必要になり、有料回収となるケースもあるため、必ず地域のゴミ捨てルールの確認を欠かしてはいけません。
また、段ボールが複数枚ある際は重ねたうえで十字結びをして捨て、他の方の邪魔にならないよう注意してください。
【粗大ゴミと一緒に即日処分可!】不用品回収業者に依頼する
急いで処分したい場合や、大量の段ボールがある場合は、不用品回収業者に依頼するのも一つの方法です。
電話一本でお家まで回収しに来てくれるため、依頼後は一切負担なく大量の段ボールを手放すことができます。
また、業者の予約状況によっては即日回収も可能なので、急な引っ越しや大掃除の際など、時間的な制約がある時にも役立つでしょう。
段ボール以外の粗大ゴミや不用品の回収も一緒に依頼できるため、一度の依頼でお家をスッキリさせることが可能です。
ただし、どの業界にも悪質な業者は存在します。
業者選びを誤り、悪質な業者に依頼すると作業後に高額な費用を請求されるケースもあります。
信頼できる業者を選ぶには、口コミや実績の確認、複数業者からの見積もりを取って費用を比較するといった対策が必要です。
急いでいる状況でも業者選びは慎重に行い、トラブルなく不用品を手放せるよう注意してください。
【不用品回収業者のトラック載せ放題プランの費用相場】
トラックのせ放題プラン | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
軽トラック載せ放題プラン | 1R~1K | 15,000円〜20,000円 |
1.5tトラック載せ放題プラン | 1DK~2DK | 30,000円~40,000円 |
2tトラック載せ放題プラン | 2DK~2LDK | 50,000円~70,000円 |
4tトラック載せ放題プラン | 3DK以上 | 80,000円~要見積もり |
▼優良不用品回収業者の見極め方はこちら!▼
段ボールを捨てる時の5つの注意点
段ボールを捨てる際には、いくつか気をつけるべきポイントがあります。
近隣住民への配慮をしたり、段ボールを確実なリサイクルに繋げたりするためにも、以下の点に遵守しましょう。
十字で縛った状態で捨てる
段ボールを捨てる時は、平らに潰してから十字に縛って捨てるようにしましょう。
これには主に二つの理由があります。
一つ目は収集効率を上げるためで、潰して縛ることで、かさばらずにたくさんの段ボールを一度に収集してもらいやすくなります。
二つ目は、風で飛ばされることを防ぐためです。
1枚ずつ捨てると風の強い日に飛散したり、回収車から煮崩れすることで交通事故の原因となる可能性があります。
ガムテープでぐるぐる巻きにしてまとめるのではなく、必ず「ひも」で縛ってから捨てましょう。
付着しているガムテープや伝票を剥がす
段ボールに付いているガムテープや配送伝票はリサイクルの妨げになるため、必ず剥がしてから捨てるようにしましょう。
ガムテープは剥がすのに少し手間がかかるかもしれませんが、この一手間がリサイクルの品質を大きく左右します。
また、配送伝票には個人情報が含まれていることがあるので、プライバシー保護の観点からも必ず剥がすようにしましょう。
段ボールに直接個人情報が記載されている場合は、マジックペンで黒く塗り潰すだけでも問題ありません。
汚れ・ろうびき・アルミ加工のある段ボールは燃えるゴミに捨てる
汚れやろうびきがある、またはアルミ加工が施された段ボールは資源ゴミとしてリサイクルできないため、燃えるゴミとして捨てる必要があります。
ろうびきとは「段ボールにろうを染み込ませた加工」、アルミ加工とは「表面がアルミでコーティングされた加工」を指し、それぞれ耐久性が高くなる分、リサイクルには適さなくなります。
ろうびきされた段ボールが出回ることは稀ですが、輸入品の果物や野菜などを運ぶ際に利用している業者もあるため、処分予定の段ボールに何かしらの加工がないか捨てる前にあらためて確認することが大事です。
これらの段ボールを誤って資源ゴミとして捨てると、他の段ボールにも影響を及ぼすことで適切なリサイクルができなくなります。
猫の爪とぎは汚れ具合によって捨て方が異なる
猫の爪とぎも段ボール製であることが多いですが、このアイテムは汚れや傷の度合いによって捨て方が異なります。
軽い使用で、目立った汚れや臭いが付いていない場合は、資源ゴミとして捨てることができます。
一方、誰が見てもボロボロの状態かつ、毛や汚れが付着している場合はリサイクルが困難なため、燃えるゴミとして捨てなければなりません。
自治体によっては粗大ゴミに分類されるため、必ずお住まいの地域ルールを確認したうえで捨てるようにしましょう。
▼猫の爪とぎや犬用ラグの詳しい捨て方は以下でも紹介中▼
段ボールが濡れる場所で保管しておかない
捨てる予定の段ボールは、保管場所に注意しておく必要があります。
濡れた段ボールは汚れた段ボールと同様に再資源化することが難しいため、ゴミステーションに出しても回収してもらえない可能性があるのです。
また、自治体によっては段ボールが濡れるのを防ぐために、雨天時は段ボールの排出を禁じている場合もあります。
段ボールの捨て方に困った時は「エコキャット」にお任せ!
突然段ボールの処分が必要になった際は、東京や神奈川を中心に不用品回収を実施している「エコキャット」にご依頼ください。
フリーダイヤルや公式LINEなどからご連絡をいただければ最短25分で現場に伺い、段ボールはもちろんのこと、大きな家具・家電なども迅速に回収いたします。
引っ越し後に不要なものがあることに気づいたときは、段ボール箱とともに回収できるので特に便利です。
予算に不安がある方でも、エコキャットなら分割払いでご依頼いただけるので、お気軽にご相談ください。