この記事は、タンスの処分方法について記載しています。

 

タンスの処分方法は大きくわけて7つあります。

特に木製のタンスはとても重たい家具なので、素人の運び出しは大変危険です。

 

不要になったタンスの処分をする際は、重さや材質に十分配慮をしたうえで、処分方法を決めるようにしてください。

 

タンスの処分方法7つ

タンスの処分方法は以下の7つです。

 

• 自治体の粗大ゴミで処分する
• 解体して自治体の可燃ゴミで処分する
• 購入した店舗で引き取ってもらう
• リサイクルショップなどで買取してもらう
• オークションやフリマアプリで販売する
• 不用品回収業者に回収してもらう
• 引っ越し業者に引き取り依頼をする

 

それぞれについて詳しく解説していきます。

 

①自治体の粗大ゴミで処分する

自治体の粗大ゴミで処分するメリットは安価なことです。

対してデメリットは以下の８つもあげられます。

 

特に、タンスを自分で搬出するのはとても大変です。

自治体によっては障がい者や老人への支援があるところもありますが、対応してもらえる自治体はまだ少ないのが現状です。

支援の無い女性の1人暮らしの場合などもかなり困ることになるでしょう。

 

• 自分で搬出をしなければならない
• 希望日時を指定できない自治体が多い
• 年末年始はお休み
• 長くて1か月程待たされる時期がある
• 粗大ゴミを盗まれることがある
• 事前予約が必要
• 自治体によっては粗大ゴミ処理券を事前に購入し、粗大ゴミに貼りつける必要がある
• 自治体によっては回収と共に現金払いなので、立ち会う必要がある

 

また、各市区町村にあるゴミ処理施設に直接持ち込みをすれば、10ｋｇあたり100円前後で引き取ってくれます。

ただし、値段に関しては各自治体によって違うため、事前に確認をしてください。

 

もちろん、持ち込みの場合は軽トラックなどタンスを積めるトラックが必要なうえ、搬出と荷下ろしを自分で行う必要があります。

自治体によっては持ち込みの日時が限られることもあるため、安く済んでも手間はかかるでしょう。

 

②解体して自治体の可燃ゴミで処分する

タンスの材質が木の場合は解体して可燃ゴミで出せそうですが、全ての自治体でできるわけではありません。

 

例えば、練馬区の規定では「元の大きさがおおむね30センチメートル角を超えるものは粗大ゴミとして出す」と記載されています。

町田市では木製品を解体した加工材（板、角材など）の処分について、以下のように細かく規定があります。

 

• 剪定枝では出せない
• 45リットルまでの透明または半透明の袋でも出せない
• 大きさによって燃やせるゴミ・燃やせないゴミ・粗大ゴミのいずれかで出す

 

こうした市区町村では解体して出すことができません。

解体する前にお住いの自治体に確認しておきましょう。

 

③購入した店舗で引き取ってもらう

タンスを新規に購入する場合は、家具店にて有料で引き取ってもらえることがあります。

ここではニトリ・島忠・大塚家具の詳細を記載しますが、他の家具店の引取りは各店舗に問い合わせてみてください。

また、IKEAで購入した場合は、買取または引き取りが可能です。

 

ニトリ：

新規購入家具（組立家具は除く）と引取りする家具が同数量または同容量までであれば、１注文につき4,400円（税込）で引取り可能。

 

島忠：

購入商品と同数量または同容量までの『大型家具』が対象で、商品の配送時に引取ってもらえます。

引取り料は、1回の注文につき4,400円（税込）です。

 

大塚家具：

購入した家具と同数、同等の商品に限り、有料で引取り可能です。

作業は全て配送員が行うため、あらかじめ不要家具の中身を空にして下さい。

料金は以下の通りです。（全て税込）

 

幅	100cmまで	1,000円
	100cm～200cm	2,000円
	200cm超	3,000円
高さ	100cm超	プラス1,000円

 

IKEA：

不要になったイケアの家具を引き取り、家具の状態に応じた金額をリターンカードで還元します。

IKEA Family メンバーなら査定金額に10%上乗せされます。

自分で店舗に持ち込む場合も事前受付が必要です。

受付や詳細はIKEA公式サイトを確認してください。

 

④リサイクルショップなどで買取してもらう

きれいな状態のタンスや、価値があるタンスなら、リサイクルショップなどで買取してもらうことができます。

「カリモク」「府中」「北海民芸」などのブランドものなら特に高値がつくこともあります。

 

ただし、どんなタンスでも傷や汚れ、日焼けがあるだけで値段が付かないこともあるでしょう。

自分で持ち込めば配送料がかかりませんが、車で査定に来てもらう場合は、運搬料を引かれることもあります。

事前に買取可能か、運搬料はいくらかなどを電話で確認してください。

 

⑤オークションやフリマアプリで販売する

オークションやフリマアプリで販売するには、自分で搬出・発送しなければなりません。

フリマアプリにて地元の人に取りに来てもらう、という選択肢も取れます。

ただし、そうした場合は金額が下がる傾向にあり、高値はつけられません。

 

オークションに出すなら、よほどのブランドものでない限り高値は付けられないうえ、売れないでしょう。

配送費を落札者負担にするとより売れにくくなるため、現実的には厳しいです。

手間がかかるという点を考えると、ブランドものでない限り、手間賃と運搬費の方が高くつくと考えられます。

 

⑥引っ越し業者に引き取り依頼をする

引っ越しでタンスを処分する場合は、家具の処分を引き受けている業者に依頼すれば、引き取ってもらえます。

ただし、全ての引っ越し業者が引き取れるわけではありません。

 

引越しプランや荷物の量によって、代金は変わるため、引取りを含めて相見積もりを依頼することをおすすめします。

 

⑦不用品回収業者に回収してもらう

不用品回収業者にタンスを回収してもらう場合、スタッフが搬出する業者を選べば何もしないで済みます。

 

タンスの処分は不用品回収業者なら単品でも申し込めます。

まだ不用品がある場合は「トラック積み放題プラン」などの定額プランを選べるため、よりお得になります。

 

定額プランの平均相場は、軽トラックで20,000～25,000円、1.5tトラックで40,000円です。

単品の場合は定額プランより安くはなりますが、値段を公開していない業者が多いため、問い合わせてみてください。

 

また、不用品回収業者によっては、新しめの家具や家電を買い取ってくれることが多いです。

不用品買取ができる業者を選べば、より引き取り価格を抑えられます。

 

安価だからと言って注意をしたいのが、依頼人が搬出をするプランを用意している業者です。

これは大変安く処分できますが、タンスはとても重たい家具なので、避ける方が無難です。

間違えてこうしたプランを選ばないようにしてください。

 

すぐにタンスを処分したいという場合は、即日回収をしている業者を選ぶのがおすすめです。

深夜早朝しか時間がないという方は、24時間対応している業者を選べばより便利に利用できます。

 

そして、不用品回収業者は「相見積もり」可能な業者がほとんどです。

いくつかの業者に見積もりを依頼し、価格競争を起こさせることで価格を下げさせる手法です。

時間があるなら、こうした方法を使い、安くタンスを引き取ってもらうと良いでしょう。

 

素人によるタンスの搬出はとても危険！専門業者に依頼を

タンスは中身を出しても大変重い家具のうちのひとつです。

特に木製のタンスはかなりの重量です。

 

金具無しの新品の桐ダンス（幅100cm・5段）でも29kgもあります。

古いタンスだと持ち手金具や鍵、飾り金具がついていることもあります。

また、古いタンスは現代のタンスよりも木の厚みが違うため、更に重いと考えてください。

 

特に、搬入時に吊り上げが必要だった場合は、搬出に吊り下げが必要です。

吊り上げ作業は玄人でも階段から搬入できないときに行うため、絶対に素人では無理だと考えてください。

 

安く仕上げようとして無理に自分やその友達などとタンスを運んだ場合、事故に繋がる恐れがゼロではありません。

例えお金がかかったとしても、運び出しをしてくれる業者を選ぶことが安全につながることをじゅうぶんに頭に入れたうえで、タンスの処分方法を検討しましょう。

 

特に高齢者や女性は自分でやろうとはせずに、不用品回収業者などの専門業者に依頼してください。

 

不用品回収業者や引っ越し業者は、重い家具を運ぶプロです。

家や集合住宅を傷つけないためにも、タンスの処分は運び出しをしてくれる業者に依頼することをおすすめします。

 

お得なタンス処分！エコキャットならタンスの搬出もOK！

エコキャットは不用品回収業者です。

全ての作業を特別研修を受けたスタッフが行うため、依頼人は作業をする必要がありません。

 

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エコキャットならではのプロの技術で大きなタンスを運ぶのも慣れています。

タンスの処分に困ったら、まずはエコキャットにご相談ください。

 

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