ブラウン管テレビの処分方法は?手間なく処分するなら不用品回収がおすすめ

ブラウン管テレビの処分方法は?手間なく処分するなら不用品回収がおすすめ

本記事では、ブラウン管テレビの処分方法や処分かかる費用目安、手間なく処分できる方法についてお伝えします。

 

デジタル放送に切り替わり、チューナーで辛うじて使用していたブラウン管テレビは売却先を見つけるのも難しくなりました。

 

この記事を参考に手間のかからない処分方法を検討してみて下さい!

 

ブラウン管テレビは自治体では処分できない品目

ブラウン管テレビは、「リサイクル家電4品目」に該当する品目のため、自治体の粗大ゴミや燃えないゴミでは収集処分できません。

家電リサイクル法により、販売店が引き取り家電メーカーがリサイクルすることが定められているため、リサイクル料を支払い適切に処分することが法律で定められています。

 

不適切な方法で処分すると「不法投棄」や「不法焼却」などの犯罪行為に当たり、5年以下の懲役又は1,000万円以下の罰金が科せられるため注意が必要です。

面倒でも適切な方法で処分するようにしましょう。

 

ブラウン管テレビのリサイクル処分に必要な費用

 

ブラウン管テレビの処分には、一般的に「リサイクル料」と「収集運搬料金」が必要です。

 

リサイクル料金

ブラウン管テレビのリサイクル料金です。

対象品目 リサイクル料
15型以下のブラウン管テレビ(小) 1,320円~3,100円
16型以上のブラウン管テレビ(大) 2,420円~3,700円

 

ブラウン管テレビのサイズは、品番などでも確認できます。

型番がわからない場合は、テレビ画面の対角線上の長さが38cm未満で「小」、38cm以上で「大」と判別します。

 

リサイクル料はメーカーによって料金が異なります。

詳しくは、ブラウン管テレビのメーカーまたは
「再商品化等料金一覧表(家電リサイクル料金)https://www.rkc.aeha.or.jp/recycle_price_compact.html」にてご確認ください。

 

収集運搬料金

収取運搬料金とは、リサイクル業者までブラウン管テレビを運んでもらうためにかかる運搬費用のことです。

 

この収集運搬料金には金額の規定はなく、小売業者や運搬業者により異なります。

 

なお、大手家電量販店の収集運搬料金は下記のとおりです。

販売店 収集運搬料
買い替え時 買い替えなし
ヤマダ電機 1,650円 不可
ビックカメラ 1,650円 5,000円
ヨドバシカメラ 550円 不可
ジョーシン 1,100円 3,300円
ケーズデンキ 1,650円 不可
エディオン 1,100円/2,750円 2,200円/3,850円
コジマ 1,650円 不可

※エディオンは32インチ以下と33インチ以上で収集運搬料金が異なります。

 

その他、運搬業者によって料金が異なります。

処分方法によって収集依頼業者なども異なりますので、費用で比較の上業者を選ぶのも一つの方法でしょう。

 

ブラウン管テレビを売却する方法

完全地デジ化が完了した日本では、地デジチューナー非搭載のブラウン管テレビで、地上波の番組を見ることができません。

しかし地デジチューナーを取り付ければテレビの視聴は可能ですし、ゲーム機などのモニターとしても利用が可能です。

 

そのため発展途上国でのリユースやインテリアとして再利用を目的として、ブラウン管テレビを購入したいと考えている人は多少なりともいます。

 

こうしたことからブラウン管テレビをゴミとして処分するのではなく、売却して収入にしたいと考える人もいるでしょう。

多少でもお金になる可能性があるなら、ブラウン管テレビの売却を検討してみるのもよいでしょう。

 

ブラウン管テレビの売却ならネットオークションがおすすめ

ヤフオクでは、数多くのブラウン管テレビが出品されています。

出品額は1円からのものが多いですが、映像が映る動作品から、見た目にレトロなジャンク扱いのものまでさまざまです。

 

高額での取引は期待できませんが、なかには5,000円ほどで取引されているものもあるため侮れません。

自分では思ってもみなかった価値のあるブラウン管テレビに化ける可能性もあるので、まずはオークションへの出品がおすすめです。

 

フリマサービスに出品してみるのもあり

メルカリなどのフリマアプリに出品してみるのも、一つの方法です。

フリマアプリの場合、購入価格を出品者が決めることとなるため、価格設定のバランスが難しいのがネックです。

 

販売価格が高ければ売れませんし、低すぎては損をしてしまいます。

とはいえメルカリなどのフリマアプリにも、多くのブラウン管テレビが出品されていますので、価格などを参考にしてみるとよいでしょう。

 

ジモティなどに出してみる

中古品の売買や譲渡ができるローカルサービスのジモティにも、ブラウン管テレビに関する投稿が多くあげられています。

ただ、その多くが「0円出品」のいわゆる「あげます商品」です。

 

処分に困った人がお金をかけずに手放すために出品している形ですので、収入が得られるようなメリットはないでしょう。

とはいえリサイクル料などの支払いの負担をかけずにブラウン管テレビを手放せるチャンスにはなります。

 

リサイクルショップでは買取不可

不用品の売却というと、リサイクルショップを思い浮かべる人も多いでしょう。

しかしデジタルチューナーなしのテレビは、そのまま番組を視聴することができません。

こうした理由から一般的なリサイクルショップでは、ブラウン管テレビの買取に応じてくれるところはないでしょう。

 

ブラウン管テレビの処分方法

ブラウン管テレビをゴミとして処分する場合、どのような方法があるのか解説していきます。

注意すべき点として、基本的にブラウン管テレビを処分する際は「リサイクル料」が必須となることです。

 

回収する場所は異なれど、最終的にはリサイクル業者に引き渡され、適切に処分される流れとなります。

 

リサイクル料を徴収されない場合は、「回収費用に含まれている」もしくは「リユース目的による回収」となります。

違法な処分を避けるためにも、処分の際にはリサイクル料の扱いについて、念のため確認するようにしましょう。

 

販売店に引き取ってもらう

  • 処分費用:リサイクル料+収集・運搬料金(持ち込みの場合は不要・または割引)

 

ブラウン管テレビをどこで購入したのかわかる場合は、過去に購入した販売店(家電店など)に処分を依頼します。

ただし販売店によっては新たにテレビを購入する際にしか、引き取りに対応してもらえない場合もあるため注意が必要です。

 

 

家電回収協力店にリサイクル処分を依頼する

  • 処分費用:リサイクル料+収集・運搬料金

 

家電回収協力店とは、自治体ごとでブラウン管テレビなどの回収処分を認められている、小売店や専門業者などです。

市町村ごとに協力店が異なりますので、お住いの自治体のホームページで確認するか、「(お住まいの地域名) 家電回収協力店」で検索するとよいでしょう。

回収時はリサイクル料と協力店ごとに定められた収集・運搬料金が必要です。

 

指定引取場所に直接持ち込む

  • 処分費用:リサイクル料

 

自治体ごとに定められた、指定引き取り場所へ直接持ち込むこともできます。

直接持ち込みとなるため収集運搬料はかかりませんが、リサイクル料金は必要です。

ただし事前に郵便局にある家電リサイクル券に記載し、「リサイクル料金」を振り込んでおく必要があります。

 

手間なく処分するなら不用品回収がおすすめ

ここまでご紹介したように、ブラウン管テレビを処分するには、さまざまな方法があります。

ですがいずれも「申し込み手順が面倒」「手続きが必要」「やり取りに時間がかかる」「リサイクル料の支払いが手間」など、手間や負担がかかってしまいます。

少しでも手間を減らし、すぐにでもブラウン管テレビを処分したいというのであれば、「不用品回収業者」へ依頼するのがおススメです!

 

不用品回収がオススメの理由

ブラウン管テレビの処分で不用品回収業者がおススメな理由は以下の通りです。

  • 電話一本で回収に来てもらえる
  • 面倒な手続きが必要ない
  • 最短即日で来てもらえる業者も多い
  • 処分費用の比較がしやすい
  • 素材によって分別する必要などがない
  • リサイクル料のみ支払いに行く必要がない
  • 「買取」や「引取り」となることも

手軽にブラウン管テレビを処分できるのが、不用品回収業者の魅力です。

 

不用品回収業者の費用目安は?

不用品回収業者でブラウン管テレビの回収を依頼した場合、リサイクル料金を含めて6,000円~9,000円程度が目安となります。

処分ではなく買取や引き取りの場合はリサイクル料が必要ないため、4,000円~6,000円程度が目安となるでしょう。

 

ただし業者が「引き取り」と偽ってリサイクル料を徴収せずに回収し、不適切な形で処分した場合は違法行為に当たります。

「ブラウン管テレビの無料回収」や「リサイクル料無料サービス」などのうたい文句には十分注意し、信頼できる業者に回収処分を任せましょう。

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