ライターの捨て方5選!中身がある使い捨てからガス抜きまで解説
この記事では、ライターの捨て方について解説します。
ライターは捨て方が分からず不安が残ることから自宅で保管している方も少なくありません。
しかし、適切に処理すれば普通ゴミで捨てることも可能です。
記事後半ではガス抜き・オイル抜きの方法も詳しく解説していますが、量が多く処理しきれない場合は不用品回収業者に相談するのもおすすめです。
捨て方や注意点を知った上で、ご自身に一番メリットのある捨て方を選びましょう。
目次
ライターの種類ごとの分別
ここでは、主要なライターの捨て方を種類ごとに解説します。
ジッポライター
ジッポライターを捨てる際、中にオイルが残っている場合は使い切るか、オイル抜きをする必要があります。
金属でできた本体は内部のパーツが抜き取れる構造になっているので、中に入っている綿・芯・石を取ってしばらくの間気化させ、その後自治体の指示に従ってゴミに出します。
例えば、東京都江東区や杉並区では燃えないゴミとして捨てるよう規定されており、特に杉並区では「ライター」と記載し別の袋に入れて捨てる必要があります。
自治体ごとのルールを確認の上、正しく分別しましょう。
また、ジッポに使われているオイルはとても可燃性が高いため、火の気がないところで作業してください。
100均ライター
100円ショップで販売されている使い捨てライターは、燃えるゴミに分別されることがほとんどですが、自治体によっては燃えないゴミなどに分別されることがあります。
例えば、千葉県千葉市では有害ゴミに、神奈川県横須賀市では燃えないゴミに、横浜市では中のオイルを使い終わったら燃えるゴミとして出すようそれぞれ規定されています。
捨てる際は、中身を使い切っていないものは中のオイルやガスを必ず抜いてから捨ててください。
ガスライター
ガスライターには、可燃性の液化石油ガスが使われているため、捨てる前にガス抜きを必ず行います。
ライター本体は素材が何でできているかによって分別が異なり、例えば神奈川県川崎市では充てん式のものは小型金属ゴミへ、使い切りのものは普通ゴミに出すよう指定されていますが、千葉県千葉市では有害ゴミに分別されます。
何ゴミに当たるか分からない場合は、自治体まで問い合わせましょう。
オイルライター
オイルライターも、ジッポライターと同様に中に残っているオイルを使い切るか、オイル抜きをしてからゴミに出します。
分別方法はオイルライターの素材はもとより自治体によっても異なり、神奈川県相模原市では金属製のライターは金属ゴミへ、金属製以外のライターは一般ゴミに出すことになっており、中身が入っている物は自治体では処理できません。
自治体によって分別方法が変わるので、ぜひお住まいの自治体の分別を確認してみてください。
ライターの捨て方
ここでは、ライターの捨て方を5つ解説します。
普通ゴミとして捨てる
普通ゴミとして捨てる場合は、燃えるゴミ・燃えないゴミ・金属ゴミなどの内いずれかに分別されるので、自治体の規定に沿って捨ててください。
ただし、オイル抜きやガス抜きを徹底したからといって決して安全とは言えないので、袋を別に用意し、「キケン」などと表記しておくことをおすすめします。
ゴミ収集の担当の方が一目見て分かるようにしてゴミに出しましょう。
回収ボックスを利用して捨てる
自治体によっては、ライター専用の回収ボックスを用意していることがあります。
例えば、東京都町田市ではライターは有害ゴミに分別されるため、毎月4回目のカン・ビンの収集日に集積所に白いカゴが設置されるため、そこにライターを出します。
このように、ライター専用の回収ボックスを用意している自治体もありますが、小型家電回収ボックスと比較するとその数は少ないです。
市役所などに行っても設置していない可能性があるので、お住まいの地域に回収ボックスがあるかをあらかじめ確認しておきましょう。
ライターの専門業者に買取してもらう
ジッポライターは、アニメ・漫画・アーティストなどとのコラボ商品や記念品が販売されることが多いです。
中古品であったとしても需要が高く、アニバーサリー記念品などであれば査定額がさらに上がることも十分期待できるので、捨てる前に買取を考えることをおすすめします。
中にはコレクションしているジッポライターを断捨離しようと考えている方もいるかと思いますが、そういった方もぜひ一度持ち込んでみてください。
リサイクルショップ・フリマアプリなどを利用する
より手軽に売却したい場合は、リサイクルショップやフリマアプリを利用することもぜひご検討ください。
リサイクルショップであれば捨てるのに余分なお金がかからない上に、フリマアプリのように送料もかからないためお得にライターを手放せます。
一方で、フリマアプリは自宅にいながら好きな値段設定でライターを出品でき、新品・中古問わず郵送も可能です。
ただし、PSCマークがないものは販売ができません。
このPSCマークとは、消費生活用製品の中でも国が定める一定の基準を満たしたものにつけられるマークのことで、ライターもこの対象となっています。
PSCマークがないものは販売自体を法律上禁止されているので、フリマアプリに出品する際は十分注意が必要です。
リサイクルショップやフリマアプリを利用する場合は、それぞれのメリット・デメリットをしっかり確認・判断してください。
不用品回収業者に依頼する
ライターが複数個ある場合や、ライター以外にも家具・家電で捨てたいものがある場合は、不用品回収業者に依頼してすべてまとめて回収してもらうことをおすすめします。
不用品回収業者というと、大型の家具・家電しか回収していないイメージを持っている方も多いかもしれませんが実はそんなことはなく、ライターのようにサイズの小さなものも回収しています。
灰皿や、タバコの臭いがついてしまった家具や寝具なども一緒に回収可能なので、捨て方に悩んでいるならぜひ一度ご相談ください。
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ライターを捨てるときの料金相場
ライターを捨てるときの料金相場を以下にまとめました。
捨て方 | 料金相場 |
普通ゴミとして捨てる | 自治体指定のゴミ袋の代金 |
回収ボックスを利用する | 無料 |
専門業者に買取してもらう | 無料 |
リサイクルショップやフリマアプリを利用する | 無料もしくは送料 |
不用品回収業者を利用する | ~約1,000円(単品回収の場合) |
ご紹介してきた方法の中では、やはり普通ゴミとして捨てたりリサイクルショップ・フリマアプリを利用する方法が、一番料金を押さえて捨てられることが分かります。
不用品回収業者にライターの回収のみを依頼するのはコストパフォーマンスが良いとは言えませんが、灰皿や空気清浄機、その他家電などを一緒に捨てるのであれば、却ってお得になる可能性が高いです。
不用品回収業者の多くは、トラックに載る量の不用品であればいくら載せても一定の料金でサービスが利用できる「トラック載せ放題プラン」を用意しています。
トラックに不用品を載せるほど1点あたりの回収料金は安くなるため、ライターの回収を一緒に依頼すれば、ほとんど無料で捨てられるといっても過言ではありません。
「使いきれない」「処理がめんどくさい」などの理由から、使用済みのライターがそのままになっている方も多いので、不用品回収業者の利用も選択肢の一つとしてぜひご検討ください。
不用品回収業者のトラック載せ放題プランの首都圏での相場は以下の通りです。
トラック載せ放題プラン | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
---|---|---|
軽トラック載せ放題プラン | 1R~1K | 15,000円〜20,000円 |
1.5tトラック載せ放題プラン | 1DK~2DK | 30,000円~40,000円 |
2tトラック載せ放題プラン | 2DK~2LDK | 50,000円~70,000円 |
4tトラック載せ放題プラン | 3DK以上 | 80,000円~要見積もり |
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ライターを捨てるときの注意点
ここでは、ライターを捨てるときの注意点を2つ解説します。
必ずガス抜き・オイル抜きをする
ガスやオイルがライターの内部に残っている状態でゴミに出すと、火災事故に繋がるリスクが非常に高いです。
実際に、2021年12月に東京都青梅市で燃えないゴミの中に入っていたライターが原因とみられる車両火災が発生しました。
車両に乗っている方だけでなくたくさんの方の命にもかかわるため、絶対にガス抜き・オイル抜きを行ないましょう。
火の気のない場所で作業をする
可燃性のものなので、ガス抜き・オイル抜きをする際は、絶対に火の気のない風通しの良い場所で作業をしましょう。
引火すれば火災になるだけでなく、風向きによっては大怪我をする危険性もあります。
静電気でも引火する恐れがあるので、事前にハンドクリームを塗るなどして対策をしてください。
ライターのガス抜き・オイル抜きのやり方
最後に、ガス抜き・オイル抜きの方法についてそれぞれ解説します。
ガス抜き
ガス抜きの方法をタイプ別に以下にまとめました。
【使い捨てライター】
- ライターのレバーを押し下げる。このとき火が付いたら吹き消す
- 輪ゴムまたは粘着力のあるテープを使い、レバーを押し下げた状態で固定する
- ガスが抜ける音がするので、その状態で半日~1日置いておく
- 輪ゴム・テープを取り外し、レバーを何度か押し下げても着火しなければ完了
【注入式ガスライター】
- 細いドライバーなどを使ってガスの注入口をゆっくり押し込む
- ガスが抜ける音がしなくなるまで置いておく
- 着火作業を何度か繰り返し、着火しなければ完了
オイル抜き
オイル抜きの方法は以下の通りです。
- ライター本体を分解する
- 中の綿や芯を分け、オイルを抜く
- ライターや綿本体に残っているオイルを揮発させるために、直射日光の当たらない場所に置いておく
ライターの捨て方でお困りならエコキャットへ!
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ライターははサイズ感も小さいため普通ゴミでも捨てやすいアイテムですが、火をつける道具なので、取り扱いには十分注意しなければいけません。
もしも使い切っていないライターがご自宅に複数個あるのであれば、ぜひ「エコキャット」にお任せください。
エコキャットは、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県全域で不用品回収を行なっている業者で、各エリアにスタッフが待機しているので、ご連絡をいただいてから最短25分で現場に到着可能です。
トラック載せ放題プランでは14,800円~ご用意しており、ライターと一緒に不要になった家具や家電をお得に回収いたします。
お見積もり・相談はもちろん、お見積もり後のキャンセルも無料なので、お気軽にご相談ください。