珪藻土マットの捨て方!リサイクル方法や各自治体での対応も詳しく解説
この記事では、珪藻土マットの捨て方について解説します。
珪藻土マットは不燃性のアイテムなので、多くの自治体では燃えないゴミまたは粗大ゴミとして捨てるよう定められています。
どちらで捨てるかは自治体や珪藻土マットのサイズによっても異なるので、事前に自治体の規定を確認することが大切です。
記事後半では、一部の自治体を例に挙げて捨て方の詳細を確認するとともに、捨てる際にかかる料金相場もについても見ていきます。
目次
珪藻土マットの捨て方
ここでは、珪藻土マットの捨て方を5つ解説します。
燃えないゴミに出す
珪藻土マットは何ゴミに分類されるか一見分かりづらいアイテムですが、多くの自治体では燃えないゴミに出すよう規定していることがほとんどです。
例えば、埼玉県川越市では最長辺を90cm未満の板状にできれば不燃ゴミとして捨てられます。
規定の大きさを超えた場合は粗大ゴミに出すことになるので、自治体の規定を確認したうえで珪藻土マットの大きさを測り、正しく分別して捨てましょう。
粗大ゴミに出す
最長辺が自治体規定の大きさを超える珪藻土マットは粗大ゴミとして捨てます。
例えば、神奈川県横浜市では50cm以上の珪藻土マットは粗大ゴミに、50cm以下のものは燃えないゴミに出すよう規定されています。
ただし、千葉県千葉市のように基本的には燃えないゴミに出し、袋に入れても口が結べない場合は粗大ゴミとして捨てるよう指示されている場合もあるため、大きさの基準は自治体によって異なるようです。
あらかじめお住まいの地域の自治体のルールを確認して捨ててください。
リサイクルや再利用を検討する
購入してからあまり日が経っていないものや、あまり使用感がない珪藻土マットであれば、リサイクルやフリマアプリに出すのも一つの手です。
ただし、水回りで使用する製品であるため、長年使っていたものは買取不可とされたり、出品しても買い手が見つからない可能性が高いです。
手放したいけれど捨てるのは忍びないという方は、自宅での再利用をおすすめします。
例えば、フラワーポットの底石やペットの給水機下のマットとして活用できる他、割れて小さくなったものは瓶に入れてシューズボックスの除湿剤としても活躍します。
さまざまな方法で有効活用できるので、ライフスタイルに合わせてぴったりの使い道を見つけましょう。
不用品回収業者を利用する
珪藻土マットは1.5kg~3kgほどの重量があるため、通常のマットと比較しても重く、特に力が弱い方や高齢者の方にとっては捨てるのに手間取るアイテムです。
最近では、大判サイズの珪藻土マットも販売されていますが、サイズが大きくなればさらに重さも増すので、自力で運び出すのが困難な方は不用品回収業者に依頼するのも良いでしょう。
ほとんどの業者は珪藻土マット1点だけの回収でも即日対応可能としており、キッチン・バスルーム・洗面所周りなどの不用品も一度にまとめて回収してもらえるので、引っ越し作業や断捨離を早く進めたいときにも非常に便利です。
タイムパフォーマンスも良いので、ぜひ一度不用品回収業者に相談してみてください。
不用品回収業者の選び方について知りたい方はこちら!
珪藻土マットを捨てるときの料金相場
珪藻土マットを捨てる際にかかる料金の相場を以下にまとめました。
捨て方 | 料金相場 |
燃えないゴミに出す | 自治体指定のゴミ袋の料金 |
粗大ゴミに出す | 約300円~900円 |
リサイクル・再利用 | 無料 |
不用品回収業者を利用する | 約500円~1,000円 |
料金のみに着目すると、リサイクル・再利用する方法が一番料金をかけずに珪藻土マットを捨てられます。
ただし、いずれの方法も捨てるまでに申し込み・分別・運び出しなどの手間や時間がかかるため、あまり効率的とは言えません。
特に、珪藻土マット以外にも捨てたい不用品がある方は、不用品回収業者に依頼する方が時間的にも体力的にも手軽です。
多くの不用品回収業者では、トラックに載る範囲であればどれだけ不用品を載せても一定料金でサービスを利用できるトラック載せ放題プランを用意しています。
料金相場は以下の通りです。
トラック載せ放題プラン | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
---|---|---|
軽トラック載せ放題プラン | 1R~1K | 15,000円〜20,000円 |
1.5tトラック載せ放題プラン | 1DK~2DK | 30,000円~40,000円 |
2tトラック載せ放題プラン | 2DK~2LDK | 50,000円~70,000円 |
4tトラック載せ放題プラン | 3DK以上 | 80,000円~要見積もり |
軽トラック載せ放題プランは約15,000円~20,000円と、金額面・積載量どちらにおいても一番手軽に利用できます。
珪藻土マットの他にも、ランドリーラックなどのサイズの大きな家具や、洗濯機・衣類乾燥機などの家電リサイクル対象品も回収可能なので、珪藻土マット以外にも回収を相談したい品目がある方にとてもおすすめです。
トラック載せ放題プランがある不用品回収業者を利用するメリットについてはこちら!
珪藻土マットを捨てるときの注意点
ここでは、珪藻土マットを捨てるときの注意点を2つ解説します。
燃えるゴミには出さない
ほとんどの自治体では珪藻土マットは燃えないゴミまたは粗大ゴミとして捨てるよう規定しているので、燃えるゴミには出せません。
特に珪藻土マットは、耐火性に優れているので燃えるゴミとして処理をするのは難しいです。
回収日に合わせて捨てたとしても回収されない可能性が高いため、各自治体での捨て方を事前に確認することをおすすめします。
割れている場合は新聞紙などで包んで捨てる
珪藻土マットは衝撃に弱いので、落としたりぶつけたりすることで割れてしまいます。
割れた場合はそのまま捨てると怪我をする危険もあるので、必ず新聞紙やビニール袋で包み、表に「キケン」「割れ物」など表記するようにしてください。
自治体ごとの珪藻土マットの捨て方の例
一部の自治体での珪藻土マットの捨て方を以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
自治体 | 捨て方 |
東京都練馬区 | 燃えないゴミ
最長辺が30cm以上の場合は粗大ゴミとして捨てる |
東京都三鷹市 | 燃えないゴミ
最長辺が40cm以上の場合は粗大ゴミとして捨てる |
神奈川県横浜市 | 燃えないゴミ
最長辺が50cm以上の場合は粗大ゴミとして捨てる |
神奈川県小田原市 | 燃えないゴミ |
千葉県千葉市 | 燃えないゴミ
燃えないゴミの袋に入れたときに口が結べない場合は粗大ゴミに出す |
千葉県船橋市 | 燃えないゴミ
燃えないゴミの袋に入らないものやはみ出してしまう場合は粗大ゴミに出す |
埼玉県さいたま市 | 燃えないゴミ |
埼玉県松戸市 | 有害ゴミ
最長辺が50cm以上の場合は粗大ゴミとして捨てる |
埼玉県三郷市 | 回収不可 |
埼玉県三郷市では、2023年7月より当面の間珪藻土を使用した製品の回収は行わないことが発表されており、販売店や製造メーカーに問い合わせて捨てるよう指示されています。
このように、珪藻土マットの捨て方は自治体によって異なり、回収を受け付けていない場合もあるので、必ずルールを確認しましょう。
珪藻土は植物性の化石の一種
珪藻土とは、藻類の一種である珪藻の殻が海底などに蓄積し化石化したものです。
「ダイアトマイト」とも呼ばれており、日本では北海道・大分県・鹿児島県などが代表的な産地として知られています。
バスマットやコースターの他にも七輪・耐火レンガ・壁材などにも使われていて、我々の生活に密接に関わっていると言えます。
吸った水は蒸発している
珪藻の殻の表面には小さな穴がたくさん空いているため、吸水・速乾に優れています。
吸った水分はどこへいくのか疑問に思う方も多いですが、穴の中に溜まった水は部屋の湿度が40%以下になると自然と放出され蒸発していきます。
そのため、ずっと湿度の高いところに珪藻土製品を置いておくと、溜め込んだ水分が上手く蒸発できずカビが発生する原因にもなりかねません。
特に珪藻土マットは出番も多いアイテムなので、こまめに乾燥させることが大切です。
熱に強い性質を持つ
珪藻土は多孔質であることや、主成分が二酸化ケイ素であることから、耐熱性・耐火性に非常に優れていると言われています。
先の項目でも触れましたが、表面の穴は水だけでなく空気もたっぷり内包できるので、熱伝導を防ぐ効果を発揮し約1,000℃もの熱に耐えられます。
さらに、主成分の二酸化ケイ素は融点が約1,600℃と熱に強く、珪藻土が高い耐火性・耐熱性を持つことが分かります。
そのために燃えるゴミには出せないものの、最近では生活用品だけに留まらず、建材としても役立てられています。
衝撃に弱く割れやすい
もともと珪藻土自体に固まる性質はないので、多くの珪藻土製品には固化材などが使用されています。
衝撃には弱いため傷がつきやすいだけでなく、表面がポロポロと剥がれたり割れてしまうことも少なくありません。
珪藻土マットなども強い衝撃が加われば割れてしまうので、日々の取り扱いには十分注意してください。
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もちろん、ご相談・お見積もりやお見積もり後のキャンセルは完全無料で、お見積り金額にご納得いただかない限り無理に作業を進めることはありません。
珪藻土マット1点からはもちろん、その他の不用品もまとめて回収いたします。
受け付けは8:00~24:00まで年中無休で行なっているので、ぜひご連絡ください。