衣類乾燥機の処分方法!自治体の粗大ゴミは不可!家電リサイクルの費用は?

衣類乾燥機の処分方法!自治体の粗大ゴミは不可!家電リサイクルの費用は?

衣類乾燥機の処分を考えている方に、処分方法や注意点を解説します。特に、衣類乾燥機は家電リサイクル法対象製品ですので、法律に則って処分する必要があります。

 

衣類乾燥機は、梅雨時や大都会の集合住宅、共稼ぎや小さなお子さんがいるご家庭では、必須アイテムです。毎日の酷使に耐えて、よく働いてくれましたが、長年の使用で処分しなければならないときが必ず来ます。

 

処分する方はこの記事を読んで、適切に処分してください。

 

衣類乾燥機は自治体の粗大ゴミ回収には出せない!

衣類乾燥機は自治体の粗大ゴミ回収には出せない!

家電製品の処分を考える際に、最初に思い浮かべるのが自治体の粗大ゴミ回収かもしれません。ただ、衣類乾燥機は、家電リサイクル法の対象製品なので、自治体では粗大ゴミとして回収してもらえません。

 

衣類乾燥機は、家電リサイクル法対象製品!

家電リサイクル法とは、一般家庭や事務所から排出された家電製品から、有用な部分や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。

 

家電リサイクル法の対象品目は、エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶式、有機EL式、プラズマ式)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)の4品目になります。

 

それぞれ製品別、大きさ別、メーカー別にリサイクル料金が決まっています。家電量販店などに回収してもらう場合は、別途収集運搬料が必要です。

 

ガス式衣類乾燥機も家電リサイクル法の対象!

ガス衣類乾燥機は、平成21年(2009年)4月1日から、家電リサイクル法の対象商品となりました。電気式衣類乾燥機と同様、リサイクル料金+収集運搬料が必要です。

 

ガス式衣類乾燥機は、ガスの配管などを外すのは一般の人ではむずかしいので、取外しには専門業者に行ってもらいましょう。

 

衣類乾燥機の処分・廃棄方法

衣類乾燥機の処分・廃棄方法

衣類乾燥機は、家電リサイクル法対象製品ですので、いずれの方法で処分する場合も、家電リサイクル料金が必要です。処分費用をケチって、不法投棄などをすると、罰せられますからご注意ください。

 

新しいものを購入時、入れ替えで処分

家電量販店などで、新しい衣類乾燥機を購入する場合、同時にリサイクル回収を依頼できます。

 

家電量販店に回収を依頼する場合は、家電リサイクル料金に加えて、収集運搬料が必要です。家電リサイクル料金は、決まっていますが、収集運搬料は、店舗によって異なります。

 

家電量販店に持ち込む

処分だけを依頼したい場合、家電量販店など販売店に持込み、処分を依頼することもできます。この場合も、家電リサイクル料金と収集運搬料が必要です。収集運搬料とは、家電量販店から指定引取場所に持って行く費用です。

 

もし、処分する衣類乾燥機が大きくて運べない場合は、自宅で直接引き取ってもらえる訪問回収を依頼することもできます。回収のみを依頼することもできますが、運搬料とは別に訪問回収費が必要になります。また、家電量販店によっては、処分だけは不可という場合もあります。

 

指定引取場所に持ち込む

指定引取場所とは、製造業者などが小売業者から対象機器の廃棄物を引き取る場所としてあらかじめ指定されている場所です。つまり、家電量販店で回収された家電リサイクル法対象製品を集積する場所です。全国に380か所の指定引取場所が指定されています。

 

事前に、郵便局で家電リサイクル券(料金郵便局振込方式)を受け取り、必要事項を記入し、リサイクル料金を支払います。その家電リサイクル券と処分する家電を一緒に消費者自身が運び込みます。この場合は、家電リサイクル料だけで、収集運搬費は不要です。

 

リサイクルショップで買い取ってもらう

処分しようと考えている衣類乾燥機が、まだまだ使える状態のものなら、リサイクルショップで買い取ってもらう方法もあります。ただし、リサイクルショップに持って行く前に、衣類乾燥機を扱っているかどうかは要確認です。

 

リサイクルショップの買取値段は、特別なもの以外、ほとんど値段がつきません。処分料が要らないだけマシぐらいに考えておきましょう。

 

不用品回収業者に依頼する

衣類乾燥機を処分する場合、不用品回収業者に依頼する方法がおすすめです。

 

不用品回収業者なら、処分料だけで、収集運搬費は不要です。さらに、階上にある場合なども運び出しまでしてもらえます。

 

電気式の衣類乾燥機なら、業者によっては取り外すこともお願いできます。電話一本で即日回収も可能です。

 

洗濯機の処分方法についてもお知りになりたい方はこちらの記事もどうぞ!

 

衣類乾燥機の処分費用相場

衣類乾燥機の処分費用相場

衣類乾燥機を処分する時、処分にかかる費用が気になります。処分方法別の費用をまとめました。処分方法を選ぶ際の参考になさってください。

 

処分方法 家電リサイクル料金 収集運搬料 合計
新品購入時に入れ替えで処分 2,530~3,300円 1,000~2,000円 3,530~5,300円
家電量販店に持ち込む 2,530~3,300円 1,000~2,000円 3,530~5,300円
指定引取場所に持ち込む 2,530~3,300円 0円 2,530~3,300円
リサイクルショップで買い取ってもらう 0円 0円 0円
不用品回収業者に依頼する 5,000円~ リサイクル料金に含まれる 5,000円~

 

衣類乾燥機は、家電リサイクル法対象製品なので、家電リサイクル料金と収集運搬費の合計を支払う必要があります。収集運搬費は、指定引取所までの運搬料なので、家電量販店に持ち込んだ場合にも必要です。

 

自分で指定引取場所に持ち込んだ場合のみ、収集運搬費が不要です。ただし、衣類乾燥機を載せられる車が必要です。

 

衣類乾燥機は無料では処分できない!

衣類乾燥機は無料では処分できない!

「無料で処分します」「無料で処分する方法」などとネット上や配布されるチラシに書かれていることがありますが、家電リサイクル対象製品の衣類乾燥機は、どんな方法であっても無料では処分できません!

 

国が定めた家電リサイクル法(正式には、特定家庭用機器再商品化法)で処分方法、処分費用が決められていますから、現実的に「無料処分」ということはあり得ません!ご注意ください。

 

自分で衣類乾燥機を取り外す方法

自分で衣類乾燥機を取り外す方法

衣類乾燥機を家電量販店や指定引取場所、リサイクルショップに持ち込む場合、自分で取り外す必要があります。衣類乾燥機は大きくて重いので、取外す時には十分ご注意ください。

 

電気式

電気式の衣類乾燥機には、ヒートポンプ式とヒーター式があります。ヒートポンプ式は、空気中の熱を利用し、除湿しながら乾かします。ヒーター式は、衣類乾燥機内に備えられたヒーターで乾かします。

 

どちらの衣類乾燥機も取り外す方法は同じです。

 

  1. 電源を切り、電源コードを抜く
  2. 排水ホースを取り外す
  3. 本体を固定しているビスを外す
  4. スタンドなどから本体を取り外す

 

衣類乾燥機は大きくて重いうえに、ユニットの上部に設置されている場合が多く、取り外す際にはケガなどに十分ご注意ください。

 

ガス式

ガス式衣類乾燥機は、電気ではなくガスで乾かすため、ガスの配管があります。ガス漏れなどの心配がありますから、一般の人が取り外すことはおすすめできません。

 

ガス漏れなどの大事故につながるリスクがあるので、専門の業者に取外しを依頼しましょう。

 

東京近郊の安い不用品回収業者について、さらにお知りになりたい方はこちらの記事もどうぞ!

 

衣類乾燥機の処分ならエコキャットにおまかせ!

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衣類乾燥機の処分についてまとめました。どの方法で処分をしても、処分費用がかかります。

 

その上で、どの方法が一番使い勝手がいいかを考えると、不用品回収業者に依頼する方法が一押しです。不用品回収業者の中では、「エコキャット」を特におすすめします。

 

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衣類乾燥機などの大型家電の取外しも承ることができます。必要があれば解体もできます。

 

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