タブレットの捨て方5選!費用相場やデータ消去の重要性&注意点も解説

タブレットの捨て方5選!費用相場やデータ消去の重要性&注意点も解説

本記事では、タブレットの捨て方5選を紹介します。

 

近年では、学習・ビジネス・エンターテイメントと幅広い用途で活用されているタブレットですが、捨て方に悩む方は多いでしょう。

中には大切なデータも多数含まれており、安易に捨てるのは危険です。

 

この記事を読めば、安心して捨てられる方法が理解でき、情報漏洩などのリスクなくタブレットを手放せます。

捨てるタイミングや注意点も紹介しているので、参考にしてください。

タブレットの捨て方に関する基礎知識

タブレットの捨て方に関する基礎知識

タブレットを安全に捨てるためには、まずそのデバイスがどのような特徴を持っているかを知ることが重要です。

タブレットの廃棄区分

タブレットは、一般的に「小型家電リサイクル法」の対象品目となっています。

多くの自治体では不燃ゴミとして回収されるか、小型家電回収ボックスなどで回収するように決められているでしょう。

 

また、タブレットはPCとスマホ、どちらに分類されるか悩む方も多いですが、これは「PCリサイクルマーク」で判断可能です。

PCリサイクルマークがあればPC、ない場合はスマホと考えて処分しましょう。

PCリサイクルマークが付いているのは、iPadなど限られたものなので、今回はマークがないタブレットの捨て方を中心に解説します。

 

▼パソコンの捨て方はこちらをチェック▼

タブレットに含まれる情報と危険性

タブレットのストレージには、スマホやパソコンと同様に、以下のような多岐にわたる重要な情報が保存されています。

 

  • 氏名・住所・電話番号などの個人情報
  • 各種サービスやアプリのログインID・パスワード。
  •  クレジットカード情報
  • ネットバンキングのログイン情報
  • 写真・動画などの情報
  • Webの閲覧履歴

 

このような情報が漏洩すると、フィッシング詐欺や不正利用、なりすましなどの深刻な被害につながります。

そのため、データ消去を徹底した上で手放しましょう。

 

また、タブレットには大容量のリチウムイオン電池が内蔵されています。

この電池は、強い衝撃や外部からの圧力、高温などが加わると発火・発煙する危険性があり、非常に危険です。

リチウムイオン電池の危険性については、こちらでも紹介しています。

タブレットの捨て方5選

タブレットの捨て方5選

タブレットの捨て方には、以下のようなものがあります。

 

捨て方 データ消去の方法 手軽さ
各自治体のルールに従って捨てる 自分で消去する
※事前準備が必要
家電量販店の回収や下取りを利用する 自分で消去or有料で依頼する
※店舗による

※店舗に持ち込む手間がある
フリマアプリやオークションで売却する 自分で消去する
※取引の手間やトラブルのリスクがある
不用品回収業者を利用する データ消去まで業者にお任せ
※業者による

※自宅まで来てくれる

 

それぞれ詳しく解説します。

各自治体のルールに従って捨てる

多くの自治体では、小型家電や不燃ゴミとしての回収を推奨しています。

主要自治体での捨て方は、以下の通りです。

 

自治体 区分 備考
東京都千代田区 小型家電回収
※ノートPCなどは投入不可
区内18箇所に設置
神奈川県横浜市 小型家電回収 ケースなどは不燃ゴミ
埼玉県さいたま市 小型家電回収 周辺機器も投入可能
※ボックスに入らないサイズは環境センターへの持ち込み可能
千葉県千葉市 指定の拠点で回収 ・犢橋市民センター
・千城台市民センター
・土気市民センター
※上記を除く拠点で回収

 

上記はあくまで一例で、ほとんどの自治体では「データ消去の上で投入」などと注意書きが記載されています。

自治体によってルールは大きく異なるため、事前に確認しましょう。

 

また、回収ボックスの一般的なサイズは30×15cm程度です。

タブレットの場合、12インチのかなり大きいサイズで24.4cm×18.3cm程度なので、多くのボックスに投入できます。

家電量販店の回収や下取りを利用する

大手家電量販店では、タブレットの下取りサービスや回収サービスを実施していることがあります。

 

例えば、ヤマダ電機ではApple製品の下取りやパソコンの買取といったサービスを行っており、買い替え時などの利用に便利です。

ビックカメラでも、使わなくなった製品の買取・下取り・リサイクルをしています。

 

ただし、自身で初期化などの対応をする必要があるほか、自宅に査定に来てもらう場合は別途で訪問料がかかります。

その他、利用には各条件があるので注意しましょう。

フリマアプリやオークションで売却する

比較的新しいモデルや人気のある機種、動作に問題のない端末であれば、フリマアプリやネットオークションで売却可能です。

費用をかけずに捨てられるだけでなく、思わぬ収入を得ることができます。

 

しかし、トラブルを避けるためにも必ず売却前のデータ消去が必要です。

万が一、データが中に残っていたり、復元されたりすると情報漏洩のリスクが高まるので注意しましょう。

 

また、動作保証の有無や細かな傷などを正確に記載することも重要です。

不用品回収業者を利用する

すぐに処分したい場合に有効なのが、不用品回収業者の利用です。

多くの不用品回収業者は最短即日で回収に来てくれるだけでなく、他の周辺機器なども同時に回収してくれます。

 

また、データ消去サービスを提供している業者も多く、確実に情報を抹消してくれるサービスを利用可能です。

消去証明書を発行している業者に依頼すれば、さらに安心してタブレットを捨てられるでしょう。

 

他に捨てたいものがリサイクル法の対象となっている冷蔵庫や洗濯機であっても、業者は柔軟に対応してくれます。

リサイクル・リユースを徹底している業者を選べば、環境に配慮した上で安全にタブレットを手放せるのもメリットです。

 

消去証明書を発行している業者を見る!

タブレットを捨てる際にかかる料金相場

タブレットを捨てる際にかかる料金相場

タブレットを捨てる際にかかる料金は、自治体はほとんどが小型家電回収ボックスに入れられるので基本無料です。

家電量販店の場合、ヤマダ電機では550円~2,200円で小型家電の回収を実施、ビックカメラでは1箱1,958円での回収を行っています。

しかし、このような捨て方はデータ消去を自分で行う必要があり、別途で依頼すると消去方法に応じて5,000円前後かかります。

 

一方、不用品回収業者に依頼すると、複数のものを一気に回収してもらえて以下のような料金で依頼可能です。

 

トラック載せ放題プラン 目安の間取り 料金相場
(平車、箱車などトラックによる)
軽トラック載せ放題プラン 1R~1K 15,000円〜20,000円
1.5tトラック載せ放題プラン 1DK~2DK 30,000円~40,000円
2tトラック載せ放題プラン 2DK~2LDK 50,000円~70,000円
4tトラック載せ放題プラン 3DK以上 80,000円~要見積もり

 

例えば、タブレットと一緒に使っていたキーボード・マウス・ケース・充電器などとまとめれば、リーズナブルな料金で利用できます。

大型の家具・家電もプロが運び出すので、怪我や事故などの心配もありません。

タブレットの捨て方に関する注意点

タブレットの捨て方に関する注意点

安全にタブレットを手放すために、絶対に守るべき4つの注意点があります。

むやみにゴミとして捨てない

前述の通り、タブレットにはリチウムイオン電池が内蔵されており、不適切な廃棄は火災の危険性を伴います。

また、初期化せずに廃棄すると情報漏洩のリスクが非常に高くなるため、注意が必要です。

 

特に、リチウムイオン電池は発火の事故が増えており、東京消防庁でも注意喚起を行っています。

必ず正しいルールを守って捨てると共に、膨張などの危険が見られる場合は専門業者への依頼も検討しましょう。

膨張した場合の捨て方は、FAQでも詳しく紹介しています。

 

参考:https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/kasai/lithium_bt.html

 

▼リチウムイオン電池の捨て方はこちら▼

SIMカードやSDカードは事前に抜く

通信に使用するSIMカードやデータ保存に使用するSDカードは、端末を初期化してもデータが残っています。

SIMカードは契約者情報や電話番号が記録されており、他人に悪用されると高額な通信料金を請求されかねません。

 

SDカードにも、写真や動画などのデータが残っています。

忘れずに抜き取り、そのまま捨てることのないように注意してください。

初期化とデータの移行を忘れない

初期化とデータの移行は、タブレットを手放す前の最重要ともいえる手順です。

初期化前にパソコンやUSBなどにデータを移し、その後に初期化をしてからタブレットを手放しましょう。

 

自分で初期化する手順については、こちらで紹介しています。

リネットジャパンの無料回収は条件がある

宅配便を活用した国の認定事業者による無料回収サービスとしては、リネットジャパンが有名です。

無料回収などと記載されていますが、利用には条件があります。

 

基本的には「パソコンが含まれている場合は無料回収」となっているので、タブレット単体での無料処分はできません。

また、データ消去も自分で行う必要があるので、利用の際は注意しましょう。

 

▼不用品の無料回収についてはこちら▼

タブレットを捨てる前に行う初期化の手順

タブレットを捨てる前に行う初期化の手順

自分で初期化をしたい方に向け、Androidを例に基本的な手順を簡単に紹介します。

 

1.「設定」アプリを開く

2.「システム」→「リセット」に進む

3.「端末をリセット」または「データの初期化」に進む

4.確認メッセージが表示される

5.「すべて消去」や「リセット」などを押す

6.初期化が終わるまで待つ

 

初期化は基本的なデータ消去方法ですが、専門的な知識を持つ人が復元ツールを使うと、データが復元できてしまう可能性があります。

特に、フリマアプリなどで売却を考えている方は、注意が必要です。

 

データ消去に関して少しでも不安がある場合は、回収とデータ消去の両方に対応している不用品回収業者への依頼を検討しましょう。

タブレットを手放すタイミング

タブレットを手放すタイミング

タブレットは耐久性の高いデバイスですが、永遠に使えるわけではありません。

以下のサインが見られたら、買い替えや処分を検討する良いタイミングです。

 

  • バッテリーの持ちが悪くなった
  • 機能面が物足りない
  • 不具合や故障が頻繁に見られる
  • 画面の割れなど物理的な破損がある

 

タブレットに内蔵されているリチウムイオン電池は、充電を繰り返すことで徐々に劣化し、満充電しても使用時間が短くなります。

バッテリーの持ちが悪くなったり、より良い機能が欲しくなったりした場合は、買い替えを検討しましょう。

 

また、不具合や故障が頻繁に見られるときも交換のサインです。

物理的な割れや破損があるときも、そのまま使うとケガや事故の原因になるので手放すことを視野に入れてください。

タブレットの捨て方に迷ったら「エコキャット」へ!

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タブレットの捨て方について、「データ消去が面倒」「リサイクルに出すのが不安」といった悩みを抱えている方は、信頼できる不用品回収業者である「エコキャット」にお任せください!

 

エコキャットでは、タブレットのデータ消去にも対応しており、証明書の発行も可能です。

タブレットには大切な情報がたくさん入っており、「しっかりと消去した」という証明がないと不安になる方も多いでしょう。

その点、エコキャットは証明書を発行しているので、安心して任せられます。

クレジットカードや銀行の情報、子供の写真が残ったタブレットであっても、安全に処分できるのがメリットです。

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また、不用品回収の際は最短即日で自宅まで伺い、タブレットだけでなく大型家電や家具もまとめて回収します。

回収したタブレットや不用品は、可能な限り適正なリサイクル・リユースを行っており、環境負荷の低減に貢献できるのも特徴です。

リサイクル・リユースを徹底することで、料金もリーズナブルに設定しています。

見積もりやキャンセルなどに一切料金はかからないので、まずは気軽にご相談ください。

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