マットレスやトッパーの処分方法と料金相場をプロが直伝!寿命も解説
マットレスの処分方法を解説します。
マットレスはゴミの中でもサイズが大きく、処分方法や料金の高さに頭を悩ませがちです。
しかし、不要になったマットレスを置いておくとスペースを圧迫し、生活の邪魔となったり、引っ越す時の荷物になりかねません。
この記事では、マットレスを気軽かつお得に処分する方法を解説します。
また、不用品回収業者に処分を依頼するメリットや、処分時の注意点も解説するのでご参考にしてください。
目次
マットレスとベッドマットレス・トッパーの違い
マットレスとベッドマットレスは異なります。
マットレスはベッドと床の両方で使えるのに対し、ベッドマットレスは上記画像のようにベッドの上に載せて利用する、おおむね16cm以上の厚みがある寝具です。
中のコイルやスプリングによる反発力がベッドマットレスの特徴ですが、その分だけ処分難易度が高くなっています。
シングルサイズだと約450個ほど、ダブルサイズだと約700個〜800個のスプリングが入っているので、他の粗大ゴミと比べて処分に手間がかかります。
さいたま県さいたま市のように他の粗大ゴミとは別に高い粗大ゴミ処理手数料がかかったり、千葉県長生郡長柄町のように直接搬入しか利用できない自治体もあります。
さらに、東京都国分寺市や栃木県宇都宮市のように回収できない自治体もあるため、即日対応ができる不用品回収業者に処分依頼するのが得策です。
ちなみに、ベッドマットレスと同時に利用する「マットレストッパー」は、ベッドマットレスの上に敷いて寝心地の改善や反発力の調整が可能です。
捨て方を誤らないためにも、それぞれの違いを把握しておくことが重要です。
マットレスの処分方法6選
マットレスの処分方法を解説します。
6つの方法を解説するので、マットレスの状態やメーカー、都合に合わせて捨て方を選ぶご参考にしてください。
自治体の粗大ゴミを利用する
マットレスのベーシックな捨て方が、自治体に粗大ゴミとして回収してもらう方法です。
安全かつ安価で依頼でき、詳しい処分方法もわかるため、トラブルなく低リスクでマットレスを捨てたい方におすすめできます。
ただし、マットレスは粗大ゴミのなかでもサイズが大きいため、自治体によっては処分方法や出し方が異なるケースも少なくありません。
【関東の主な自治体別】マットレスの捨て方 | |
神奈川県横浜市 | 分類:粗大ゴミ 品目名称:ベッドマットレス(スプリングなし) 料金:1,000円 |
神奈川県川崎市 | 分類:粗大ゴミ 品目名称:マットレス 料金:600円 |
埼玉県さいたま市 | 分類:粗大ゴミ 品目名称:マットレス(スプリング無し) 料金:550円 |
千葉県千葉市 | 分類:粗大ゴミ 品目名称:マットレス 料金:390円(15kg未満),780円(25kg未満) |
東京都世田谷区 | 分類:粗大ゴミ 品目名称:マットレス(スプリング無し)【セミダブル以下】 マットレス(スプリング無し)【ダブル以下】 料金:400円(セミダブル以下),900円(ダブル以下) |
東京都練馬区 | 分類:粗大ゴミ 品目名称:マットレス(ベッドマットを除く) 料金:400円 |
また、東京都渋谷区では1辺の長さが180cmを超える場合は解体・切断して捨てる必要があります。
同じゴミでも自治体ごとに処分ルールが異なるので、引っ越したばかりの方などは特に注意しなければなりません。
買い替え時の引き取りを利用する
マットレスを買い替えたいときは、購入店にて古いマットレスを引き取ってもらえることもあります。
新たに購入する店舗にて引き取りをしてもらえるかどうかと、引取り条件を確かめてください。
ここでは、一部の店舗の引き取り条件を記載します。
ニトリ |
|
無印良品 | 購入商品と「同種」かつ「同数」の引取り可能
※脚付マットレス1点購入の場合、マットレスとベッド台の組み合わせの場合のみ各1点、合計2点 それ以外は、いずれか1点 |
IKEA |
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フランスベッド |
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ナフコ | 対象商品に限り、購入商品と同種同量の商品を無料で引き取り (対象商品は事前に問い合わせの必要あり) |
大塚家具 |
|
村内家具 |
|
これ以外の店舗や楽天などの各インターネットショップの一部でも、マットレス引取りを有料・無料で行っている店舗もあります。
東急ハンズなど、期間限定で行っている店舗もあるので、新規購入の際は、直接店舗に問い合わせてみてください。
リサイクルショップや買取業者に売る
使わないマットレスはリサイクルショップや買取業者に売るのも一つの手です。
特に、ブランドものや使用感のないマットレスは中古でも需要が高いため、買い取ってもらいやすい傾向にあります。
一方、ノーブランドや格安ブランドのマットレスは状態が良くても買取に応じる業者はほぼ存在しません。
高額査定に期待できるのは高級ブランドや、ベッドとのセット商品が中心なので、査定の上で買取が難しそうな場合は不用品回収業者などに依頼して処分を検討しましょう。
【買い取ってもらいやすい主なマットレスブランド】
- レガリア
- カッシーナ
- フランスベッド
- シモンズ
- キングスダウン
- 東京ベッド
- ドリームベッド
- カリモク
- シーリー
- サータ
- 日本ベッド
- エアウィーブ
- シモンズ
など
不用品回収業者に依頼する
マットレスを処分する時は、不用品回収業者に依頼するのもおすすめです。
サイズが大きいマットレスは一人で外に運び出すのが難しいため、生活環境によっては粗大ゴミとして捨てにくいケースもあります。
特に、階段がある戸建の場合にスプリングマットレスを処分しようとすると、壁紙に傷がついたり、階段の途中で動かせなくなることもあります。
しかし、不用品回収業者に依頼すればスタッフが自宅内から運び出してくれるため、体力的・精神的な負担なくマットレスを手放すことが可能です。
近隣への配慮や深夜早朝の対応、即日回収といったかゆいところに手が届く対応をしてもらえるのも強みといえます。
▼引っ越しでいらなくなった家具の処分方法は?お得な手放し方は以下の記事で解説中!▼
マットレスやベッドマットレスを処分する料金
マットレスやベッドマットレスを処分する料金は、処分方法によって大きく異なります。
粗大ゴミとしてなら、マットレスは約500円〜1,000円程度、コイルなどが入ったベッドマットレスは約2,000円程度が相場です。
しかし、家具・家電量販店などは各店ごとに対応が大きく異なります。
引取りという形で無料処分できる場合もあれば、別途で約4,000円〜5,000円程度の支払いが必要になることも少なくありません。
ちなみに、不用品回収業者に依頼すると、マットレスを含めた多くの不用品をプラン料金で処分できます。
トラックの荷台に載せられるだけの量をプラン料金で回収してもらえるので、引っ越しや退去で多くの不用品が出た時もお得に処分を進められます。
【不用品回収業者のトラック載せ放題プランの料金相場】
トラック載せ放題プラン | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
---|---|---|
軽トラック載せ放題プラン | 1R~1K | 15,000円〜20,000円 |
1.5tトラック載せ放題プラン | 1DK~2DK | 30,000円~40,000円 |
2tトラック載せ放題プラン | 2DK~2LDK | 50,000円~70,000円 |
4tトラック載せ放題プラン | 3DK以上 | 80,000円~要見積もり |
マットレスやベッドマットレスを処分する時の注意点
マットレスやベッドマットレスを処分する時の注意点を解説します。
処分方法によっては必要以上のコストがかかったり、安全に処分を進められなかったりします。
リーズナブルかつ安全にマットレスを捨てるためのご参考にしてください。
オークションサイトやフリマアプリは配送が難しい
オークションサイトやフリマアプリを使えば、不要になったマットレスを他の必要な人に譲ることができます。
しかし、発送ややり取りの手間が大きく、すぐにマットレスを捨てたい方には向いていません。
ある程度のお金は得られますが、部屋から出したり高い配送料を払ったりと、デメリットがメリットを上回るケースも多いです。
たとえば、「アートセッティングデリバリー」で一般的なマットレスを送る場合は約13,000円の配送料がかかります。
さらに重量が100kg以上150kg以下のマットレスを送るとなると「重量物作業料金」として11,000円〜44,000円のコストが発生します。
大手フリマアプリで人気メーカーのマットレスを出品しても売れにくい現状や高いコストを鑑みると、最初から不用品回収業者などに依頼して手放す方がリーズナブルです。
自分で解体するのは危険
一部自治体では、大きなマットレスを捨てる時に解体が求められることもあります。
しかし、マットレスの解体は労力がかかるうえに、埃やカビが舞うことによる健康上のリスクも否定できません。
コイルやスプリングが入ったベッドマットレスは、解体に手間と時間、かなりの力が必要なことから、急ぎの場合や安全に処分を進めたい場合は単品回収に対応した不用品回収業者の利用がおすすめです。
▼マットレス処分後は部屋を掃除するチャンス!掃除の時短テクニックは以下の記事で解説中!▼
マットレスの寿命を知って処分のタイミングを見極めよう
マットレスが寿命を迎えると、寝つきが悪くなるどころか、体のどこかを痛めることさえあります。
そこで知っておくべきは、マットレスにも寿命があることです。
寿命はマットレスの種類によって違うので、まとめて記載しましょう。
・ポケットコイルマットレス:約8~10年
・ボンネルコイルマットレス:約6~8年
・高反発ウレタンマットレス:約6~8年
・低反発ウレタンマットレス:約3~5年
特に、以下の状態が出てきたらマットレスの寿命であり、処分のタイミングだと言えるでしょう。
- 体重がかかる腰の部分を中心に、マットレスに凹みがある
- 寝起きにからだが痛いとき
- 軋むとき
- 柔らかく感じるようになったとき
- カビが生えたとき
マットレスを長持ちさせるコツ
マットレスは、購入も処分も安いものではありません。
できるだけ以下のような長持ちさせる工夫をしましょう。
1.上下、裏表をローテーションさせる
同じ面で長年使っていると、マットレスの寿命を縮めてしまいます。
上下は頻繁に変えて使うと良いでしょう。
裏表が使えるマットレスは少ないため、使っているマットレスの使用法を確かめてから行ってください。
2.日干しや陰干し
寝ているとき、人は案外汗をかいています。
この汗がマットレスの寿命を縮める原因にもなるため、定期的にマットレスに風を通しましょう。
マットレスによっては日干しができないタイプもあるため、使っているマットレスの干し方を確認してから行いましょう。
壁に立てかけておく、あるいはマットレスの下に本などを挟んで扇風機をかけるだけでも換気になります。
3.シーツやマットレスカバーを利用し、きちんと洗濯する
マットレスに直接寝ることは避け、シーツやマットレスカバーを利用しましょう。
汗や皮脂、ダニや雑菌がマットレスに付着するのを防いでくれます。
そして、シーツやマットレスカバーは1~2週間に1回は洗濯してください。
4.ベッドパッドや除湿シートの活用
マットレス内部に汗が浸透すると、生地やウレタン素材の劣化やカビに繋がります。
寝汗をかきやすい方は、シーツの下に敷く汗取り可能なベッドパッドを利用すると良いでしょう。
定期的にマットレスの換気をする時間がない方や、床に直接敷いて使っている方は、マットレスの下に敷く除湿シートがおすすめです。
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