庭石を処分しようと考えられている方に、最適な処分方法をご紹介します。

注意点も解説していますので、合わせて参考になさってください。

苔むした庭石、見事に配置された庭石は、日本庭園の美として見るものに感動を与えます。

しかしいざ、処分しようとすると、その大きさや重さ、特殊性で簡単には処分できません。

詳しく解説していますので、この記事さえ読めば、大丈夫です！

 

庭石の処分方法5選

庭石を処分するシチュエーションというのは、多くの人が常に経験することではありません。

だからこそ、庭石を処分することになった場合、どうしたらいいのかよくわからないのです。

まして、大きくて重い庭石は、一般の人では動かすこともままなりません。

そんな特殊な庭石の処分方法を、いろいろな状況に沿って解説します。

 

造園業者・石材業者などに依頼

造園業者や石材業者は、庭石のプロです。

専用の重機や機材も持っています。

庭石を処分する場合、大きくて重い庭石を動かすだけでなく、動かないよう埋められている庭石を掘り起こすなどのノウハウが必要です。

やはり、「餅は餅屋」です。

 

庭石を処分しようとする場合、処分したい庭石を使って造園してもらった業者なら依頼しやすいです。

撤去費用を出せば、撤去から処分までしてもらえます。

ただ、庭石の大きさや状態などによって費用に大きな違いがありますから、依頼する前に見積もりを取ることは必須です。

場合によっては、お金を支払っても引き取ってもらえない場合もありますので、事前の確認が必要です。

さらに造園業者や石材業者などの場合、処分する庭石の状態が良ければ処分費用なしで引き取ってもらえることもあります。

 

解体業者に依頼

庭石を処分したいシチュエーションのひとつとして、住まなくなった実家などを解体する場合があります。

家の解体とともに、庭も整地しなければならないような場合に、庭石の処分という問題が発生します。

そんな時には、解体業者に庭石の処分も含めて依頼するといいでしょう。

解体業者も必要な重機や機材は持っていますので十分対応してくれます。

解体を依頼する際に、庭石の処分も見積もりに含めてもらうようにするといいでしょう。

ひと手間で片付きます。

 

解体などとセットではなく、庭石の処分だけを依頼することができるかどうかは、業者によって異なります。

処分だけを依頼することができるかを問い合わせるといいでしょう。

依頼できた場合も、解体とセットで依頼するより割高になることは致し方ありません。

 

リフォーム会社・外構工事業者に依頼

ライフスタイルの変化で、和風の庭園だったところをガレージや部屋などをにリフォームする場合があります。

そんなときにも、庭の庭石を処分しなければなりません。

増築やリフォームを依頼するリフォーム会社や外構工事業者に依頼することも可能です。

外構工事業者なども必要な重機や機材を持っていますので、この場合も、ひと手間で片付いて便利です。

 

リフォームや外構の工事を依頼する際に、庭石の処分も含めた見積もりを取りましょう。

リフォームや外構工事などとセットではなく、庭石の処分だけを依頼するのは少々難しいかもしれません。

というのは、リフォーム会社や外構工事業者などの場合、撤去した庭石の処分先のルートを持っていない場合もあるからです。

断られた場合は他の方法で処分を考えましょう。

 

個人間譲渡

あなたが庭石を処分しようと考えているときに、運よく知人や友人が庭を造ろうとしておられる場合には、庭石を譲ることも可能です。

ただ何度も書いてきたように、庭石は大きくて重く、土に埋もれている場合が大半ですので、一般の素人が動かしたり、運んだりすることは、まず不可能だといえます。

たとえそのような車が都合よくあったとしても、慣れない一般の人が使うと、ケガのリスクがありますから要注意です。

 

個人間売買のフリマアプリ・ネットオークションも手ごろな大きさの庭石なら可能ですが、大きなものでは不向きです。

ちなみに、庭石の重さは、1㎥当たり2.5～３tと言われています。

同様に、ジモティなどの場合も、撤去・運搬手段を持っていない場合は、不可能と考えた方がいいでしょう。

 

不用品回収業者に依頼

庭石を処分するとき、不用品回収業者に依頼する方法もあります。

不用品回収業者と庭石が結びつかないかもしれません。

しかしほとんどの不用品回収業者が庭石の処分に対応しています。

他の不用品の処分同様、電話一本で見積もり依頼や処分を依頼できて、不用品回収業者は便利です。

 

もちろん、大きな庭石の場合は、電話をして即対応というわけにはいかなくても対応可能です。

庭石処分のひとつの選択肢として知っておいて損はありません。

不用品回収業者なら、見積り依頼も簡単に無料でできます。

庭石の処分を思い立ったら、気軽に相談してみることをおすすめします。

 

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庭石の撤去・処分にかかる費用相場

何度も書いて恐縮ですが、庭石は、大きく重いです。

また土に埋め込まれていたりして、撤去するのにも、専門の重機がいったり、処分するにも専用の車が必要です。

庭石の処分にかかる費用の相場を知ることによって、だいたいの予算を組んだり、あまりに高いところに依頼するのはやめたりできます。

庭石の処分費用の内訳は、庭石の処分費用、運搬費用、人件費になります。

費用内訳	費用相場
石の処分	30～40円／1㎏ 30,000～40,000円／1㎥
運搬費用	30,000円～
人件費	10,000円～

※運搬費用や人件費は、庭石が置かれている状況や車をどこまでつけることができるかなどによって変動します。

庭石の大きさやある場所によって異なりますが、平均的には総額70,000～80,000円ぐらいかかります。

※業者によっては、出張費や重機使用料などが加算される場合もあります。

 

以下は、処分方法ごとの処分費用の目安です。

依頼する業者の種類	費用相場	条件など
造園業者や石材業者	50,000～80,000円	工事と一緒に依頼
解体業者	50,000～85,000円	工事と一緒に依頼 庭石の撤去・処分だけは依頼不可
リフォーム会社や外構工事業者	60,000～90,000円	工事と一緒に依頼 庭石の撤去・処分だけは不可
個人間譲渡	重機や運搬用車のレンタル代	ケガのリスクがある
不用品回収業者	1tトラック積み放題プラン　40,000円～ 2tトラック積み放題プラン　50,000円～	すべてお任せできる

※庭石の大きさ、庭石がある場所などによって大きく変動します。

 

庭石は買い取ってもらえるのか？

庭石を買う場合、想像以上に高価だったので、庭石を処分するときに、買取ってもらえないか考えます。

ただ、結論から言えば、まず買い取ってもらえないと考える方がいいでしょう。

買取が成立するためには、需要と供給のバランスが大切です。

 

庭石の需要は、ほとんどないため、買取が成立しないのです。

中には、レアな種類の石や面白い形で値段が付く場合もないわけではありませんが、ほぼ期待薄と考えた方がいいでしょう。

庭石の処分をお考えなら、買取よりできるだけ処分費用を抑えることを考える方が得策です。

 

庭石を処分する際の注意点

庭石は、大きくて重いので、一般の人だけで処分するのはかなり難しいです。

そのほかにも、庭石を処分する際の注意点をまとめました。

 

山や川に捨ててはいけない！

庭石は、「自然のものだから、山や川に返す」ということを考える方もおられるかもしれません。

「山や川に返す」というのは捨てる側の勝手な論理で、これはあくまで不法投棄になります。

山や河川には、必ず、管理者や所有者がいます。

無断で、勝手に庭石を捨てるのは、他の不用品を捨てるのと同じ不法投棄となり、罰金を請求されたり、場合によっては逮捕されることもありますからご注意ください。

また、河川に大きな庭石を置いてくることによる生態系への影響や水の流れを変えるなどの自然への影響は計り知れないですので、絶対NG  です。

 

地中に埋めてはいけない！

結論から言えば、地中に埋めるのもNGです。

山や畑などに砕いた庭石やある程度の大きさの庭石を埋めるのも不法投棄になります。

自分の所有地の場合でも、土地を売却処分する場合などに、地中に多くの石などが掘り出された場合には問題になります。

 

自治体で処分できるか？

多くの自治体では、庭石を処分することはできません。

その理由は、自治体が引き受けるゴミというのは、日常生活や事業活動における生産・消費で出るものと定義されているからです。

石は自然物のため、多くの自治体では庭石をゴミとして出すことがむずかしいです。

ただ、条件付きで、石を処分してくれる自治体も少数ですがあります。

お住いの自治体が引き受けてくれるかどうかを問い合わせるといいでしょう。

 

ホームセンターは引き取ってくれるか？

「庭石　処分」を扱っているネット上の記事のなかには、ホームセンターで庭石が処分できると書いてある記事が散見されます。

ただ、ホームセンターが無条件に庭石を引き取ってくれることはありません。

庭石を回収してくれるホームセンターは少数ながらありますが、購入したものと同量やそのお店で買った場合など条件があります。

 

庭石を処分するなら不用品回収業者がおすすめ！

自治体で回収不可のものでも、ホームセンターが引き取ってくれないものでも、不用品回収業者なら処分してくれます。

特に庭石は処分が難しく、不用品回収業者はとても使い勝手がいいと言えます。

さらに、倉庫や物置、蔵などの整理やそこから出た不用品などと一緒に、庭石の処分も依頼できます。

単品よりお得な、軽トラック積み放題プランや1tトラック積み放題プランなどを利用すれば、費用も押さえることができます。

不用品回収業者なら、電話一本で出張見積もりが可能です。

気になったら、一度、連絡してみることをおすすめします。

 

倉庫や物置、蔵などの整理で出た不用品の処分方法を知りたい方はこちらもおすすめです。

庭石処分ならエコキャットに任せて安心！

庭石処分を依頼するなら、不用品回収業者の中では、エコキャットが一押しです。

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