クリスマスツリーは何ゴミ?基本の捨て方や電飾の処分方法&注意点も解説

クリスマスツリーは何ゴミ?基本の捨て方や電飾の処分方法&注意点も解説

本記事では、クリスマスツリーの捨て方を紹介します。

部屋を華やかに彩るクリスマスツリーですが、役目を終えたとき、捨て方に迷う方は多いはずです。

捨てる際は本体だけでなく、オーナメントや電飾なども一緒に捨てなければなりません。

この記事を読めば、生木やプラスチックなど素材別の本体の捨て方だけでなく、付属品の捨て方まで分かります。

手放すタイミングや注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

【素材別】クリスマスツリーの本体は何ゴミ?

【素材別】クリスマスツリーの本体は何ゴミ?

クリスマスツリー本体の分別は、その素材によって以下のように大きく異なります。

 

素材 一般的な分類 備考
生木 可燃ゴミ、粗大ゴミ ・細かく裁断できれば可燃ゴミ
・大きい場合は粗大ゴミ
プラスチック 不燃ゴミ、粗大ゴミ ・多くの人工ツリーの素材
・サイズで不燃または粗大に分類
金属
(支柱など)
不燃ゴミ、金属ゴミ ・自治体のルールで分別

 

自治体によって細かなルールは異なりますが、まずは基本的な分類を理解することが重要です。

生木:可燃ゴミ・粗大ゴミ

生のモミの木などの生木(本物の木)のクリスマスツリーは、一般的に可燃ゴミまたは粗大ゴミに分類されます。

小さく断裁できたり、各自治体の指定袋に入るサイズであれば、可燃ゴミとして捨てることが可能です。

ただし、木の直径が10cmを超えるなど、自治体ごとの規定から外れるときは粗大ゴミとして扱う必要があります。

 

一方、50cmや1mなど指定のサイズを超える生木のときは、粗大ゴミとして捨ててください。

また、その際は必ず植木鉢から抜いて木だけの状態にしましょう。

植木鉢や土の捨て方についてはこちらで解説をしています。

植木鉢や土の捨て方を見る!

プラスチック:不燃ゴミ・粗大ゴミ

多くの家庭で使われている人工的なプラスチック製のクリスマスツリーは、サイズによって不燃ゴミまたは粗大ゴミに分類されます。

ほとんどの自治体では、30~50cmを超えないものは不燃ゴミ扱いです。

 

指定袋に入らなかったり、指定のサイズを超えたりするときは、粗大ゴミとして捨てましょう。

粗大ゴミとして捨てるときは、各自治体が定める回収料金などがかかります。

金属:不燃ゴミ・金属ゴミなど

クリスマスツリーの中心には、金属の支柱が入っていることがあります。

この支柱は取り外し、別途で不燃ゴミや金属ゴミなどとして捨てましょう。

 

また、プラスチックのクリスマスツリーは台座が付いているケースもあり、この台座も分別して捨てます。

まとめてゴミに出すと分別していないとみなされ、回収してもらえないので注意してください。

クリスマスツリーの飾りは何ゴミ?

クリスマスツリーの飾りは何ゴミ?

クリスマスツリー本体だけでなく、飾り付けに使ったオーナメントや電飾、屋外用のイルミネーションなども、適切な分別が必要です。

 

飾り付けの種類 一般的な分類 備考
オーナメント 不燃ゴミ、可燃ゴミ ・素材ごとに分別
電飾類・イルミネーション 不燃ゴミ、小型家電 ・コードは切れないように束ねる
・素材ごとに分別

 

それぞれ詳しく紹介します。

オーナメント:不燃ゴミなど

オーナメントは素材が多様なため、1つ1つ確認が必要です。

プラスチック製やガラス製は、多くの自治体で不燃ゴミとして扱いますが、捨てる際は割れないよう新聞紙などで包みましょう。

木製・紙製・布製・フェルト製などのものは、可燃ゴミとして処分できます。

 

フックや装飾に使われている金属は、不燃ゴミや金属ゴミとして処分してください。

一般的にプラスチック製が多いので、不燃ゴミとして処分できるケースがほとんどですが、念のため素材をチェックすることが大切です。

電飾類・イルミネーション:不燃ゴミなど

ツリーに巻き付ける電飾、家の外壁などを飾るイルミネーションのコード類は、電気部品やコードが含まれているため、一般的に不燃ゴミまたは小型家電リサイクルの対象です。

不燃ゴミとして出す場合は、コードが絡まって怪我をしないように束ねてください。

 

船橋市など一部の地域では、電飾類に使われているコードを小型家電として回収しています。

指定の場所にある小型家電回収ボックスなどに入れ、リサイクルを行いましょう。

 

イルミネーションは屋外での使用により劣化しやすいため、断線や破損が確認されたら早めに適切な方法で処分してください。

 

▼廃材の処分方法はこちら!▼

クリスマスツリーの捨て方4選

クリスマスツリーの捨て方4選

続いて、クリスマスツリーの4つの処分方法を紹介します。

捨て方 おすすめ度 料金相場
自治体のゴミ回収で捨てる ★★★★ 0円~数百円
リサイクルショップに持ち込む ★★ 0円
※買取ならプラス
欲しい人に譲る ★★★ 0円
※送料・手数料はかかる場合あり
不用品回収業者を利用する ★★★★★ 数千円~

以下で、それぞれの捨て方を詳しく解説します。

自治体のゴミ回収で捨てる

ツリーを分解・分別すれあば、各自治体のルールに従って可燃ゴミ・不燃ゴミ・粗大ゴミに分別して捨てられます。

主要な自治体での主な捨て方は、以下の通りです。

 

自治体名 捨て方
横浜市 ・木製:可燃ゴミ
・プラスチック製:プラスチック資源
※50cm以上は粗大ゴミ
・金属製品:小さな金属類・不燃ゴミ
※30cm以上は粗大ゴミ
川崎市 ・可燃性のもの:普通ゴミ
※50cm以上は粗大ゴミ
・金属類:小物金属
※30cm以上は粗大ゴミ
さいたま市 ・基本は可燃ゴミ
90cm以上2m未満は粗大ゴミ
世田谷区 ・基本は可燃ゴミ
30cm以上のものは2m未満に切断して粗大ゴミ
千葉市 ・プラスチック製:粗大ゴミ
・生木:資源物
※太さ(直径)20cm、長さ100cm以内に切る

 

上記のように、各自治体によって分別方法が大きく異なります。

例えば、千葉市ではプラスチック製であれば粗大ゴミですが、生木の場合は指定サイズに切って資源物として捨てなければなりません。

 

必ず事前に分別方法を確認し、正しい方法で捨てましょう。

リサイクルショップに持ち込む

状態の良いクリスマスツリーなら、リサイクルショップなどで売れる可能性があります。

ただし、クリスマスを過ぎて捨てる時期になってから持ち込んでも、買取してもらえないケースがほとんどです。

 

また、古いものも基本的に買取不可となります。

どうしても売りたい場合は、クリスマス前を狙って持ち込みましょう。

欲しい人に譲る・寄付をする

「まだ使えるのに捨てるのはもったいない」と感じる場合は、地域の掲示板などを利用して欲しい人に譲る方法があります。

保育園や幼稚園、福祉施設などでクリスマスツリーを必要としている場合があるため、寄附として受け入れ先を探すのも良い方法です。

 

しかし、寄附をする場合は原則として送料が自己負担になります。

特に大型のツリーは送料が高額になりがちなので、譲るかどうかは慎重に検討しましょう。

不用品回収業者を利用する

最も手間がかからないのが、不用品回収業者に依頼する方法です。

分別・分解不要なのはもちろん、クリスマスツリー本体やオーナメント、電飾や梱包材など、全てまとめて引き取ってくれます。

 

即日対応も可能で、急いで処分したい場合に便利です。

大きなクリスマスツリーでも自宅まで取りに来てくれるため、怪我のリスクがありません。

 

さらに、他の不用品も一気に回収してくれるので、リースや季節の飾り、家具・家電も一緒に捨てられます。

手間をかけず、今すぐにクリスマスツリーを捨てたいなら、不用品回収業者への依頼を検討しましょう。

 

【不用品回収の料金相場】

トラック載せ放題プラン 目安の間取り 料金相場
(平車、箱車などトラックによる)
軽トラック載せ放題プラン 1R~1K 15,000円〜20,000円
1.5tトラック載せ放題プラン 1DK~2DK 30,000円~40,000円
2tトラック載せ放題プラン 2DK~2LDK 50,000円~70,000円
4tトラック載せ放題プラン 3DK以上 80,000円~要見積もり

 

▼おすすめの業者はこちら▼

クリスマスツリーの捨て方に関する注意点

クリスマスツリーの捨て方に関する注意点

安全かつ円滑にクリスマスツリーを処分するためには、いくつかの注意点があります。

必ず分別して捨てる

クリスマスツリーは、生木・プラスチック・金属・電飾など、複数の素材で構成されています。

分解・分別せずにゴミとして出してしまうと、回収拒否の原因になるため、必ず自治体のルールに従って分別しましょう。

 

また、指定の素材以外のものが混ざっていると、リサイクルや処理が困難になります。

特に尖った金属の支柱やワイヤーは、回収員の方が怪我をする原因になりかねません。

怪我・事故に気を付ける

大きなクリスマスツリーは、運搬や分解の際に怪我や事故につながるリスクがあります。

階段や廊下を運ぶ際、周囲の家具や壁にぶつけたり、バランスを崩して転倒したりしないよう、可能であれば2人以上で運びましょう。

 

自分で分解などを行うのであれば、必ず厚手の軍手や保護手袋を着用してください。

生木の枝を切る際はノコギリの扱いに注意し、周囲に人がいないか確認して作業しましょう。

土・植木鉢は正しく捨てる

生のモミの木のクリスマスツリーを処分する際、必ず土台の土と植木鉢が残ります。

植木鉢や土は自治体で回収できないことも多いので、少量なら自宅の庭や花壇で活用しましょう。

 

大量にあるときは、不用品回収業者への依頼がおすすめです。

不用品回収業者であれば、大きな生木や植木鉢、土までまとめて一気に回収してくれます。

クリスマスツリーを捨てるタイミング

クリスマスツリーを捨てるタイミング

ツリーを処分するタイミングは、素材や状態によって異なります。

 

  • 生木のツリー:毎年買い替え
  • 人工ツリー:劣化が見られたら買い替え

 

生のモミの木などのツリーは基本的に繰り返し使えないので、クリスマスが終わったら早めに処分する必要があります。

人工のクリスマスツリーなら12月25日を過ぎてから、遅くとも年明けあたりまでに処分するのが一般的です。

 

ただし、人口のクリスマスツリーは毎年買い替える必要はなく、劣化がなければ繰り返し使うことができます。

葉が抜けてきたり、色が抜けたりして見栄えが悪くなったら早めに捨てましょう。

クリスマスツリーの捨て方に悩んだらエコキャットへ

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https://eco-cat.net/

この記事では、クリスマスツリーを正しく安全に捨てる方法を紹介しました。

クリスマスツリーは捨てる際に細かく分別する必要があり、自力での対処には手間と時間がかかります。

分別が面倒、捨て方が分からないなどといった場合は、ぜひ「エコキャット」へご相談ください。

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エコキャットなら、一般的なプラスチックのクリスマスツリーはもちろん、生木のツリーも回収可能です。

植木鉢や土、各種オーナメントや電飾もまとめて回収できるので、面倒な手間は一切ありません。

 

また、他の不用品を一緒に捨てたい場合も、トラック載せ放題プランを利用すればリーズナブルな料金で依頼可能です。

相談や見積もりは完全無料なので、まずは気軽にお問い合わせください。

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