エアコンの処分方法と費用・廃棄時の注意点!リサイクル家電の引き取り方法も

エアコンの処分方法と費用・廃棄時の注意点!リサイクル家電の引き取り方法も

この記事は、エアコンの適切な処分方法や、処分時にかかる費用についてご紹介します。

リサイクルによる処分が義務付けられているエアコンは、適切に処分しなければ法律で罰せられる可能性もあるため正しく処分することが大切です。

安く安全に処分できる、おすすめのエアコン処分方法についても詳しくお伝えしていますので、処分を検討される際にお役立てください。

 

家電リサイクル法に則ったエアコンの適切な処分方法

家電リサイクル法に則ったエアコンの適切な処分方法

 

エアコンをきちんと処分するには、以下の方法から選んでください。

 

  • エアコンを購入した店舗で処分
  • 買い替え時に新規で購入した店舗で処分
  • 自治体の指定引取場所に持ち込みを行う
  • 自治体の清掃事業組合などに引き取ってもらう
  • 不用品回収業者に依頼する

 

それぞれの処分方法を確認していきましょう。

 

①購入した家電量販店で引き取ってもらう

エアコンを購入した家電量販店がわかっていて、店舗の印鑑などが押されている保証書などが残っているときは、この方法で処分できます。

引越しなどでエアコンを新規に購入する必要がなく、処分したいだけのときは特に重宝する方法です。

ただし、購入した店舗がわからないときや、保証書などが残っていないとき、譲渡されたときなどは、この方法はとれませんので注意してください。

費用は、家電リサイクル料金の990円に加えて、収集運搬費や取り外し作業費、出張費などで、店舗に寄り異なります。

 

②買い替え時に家電量販店で下取り処分する

エアコンを買い替えたいときは、新規購入した店舗で処分するのが一番スムーズです。

古いエアコンの取り外しと、新しいエアコンの取り付けを同時に行ってもらえるため、エアコンが無い時期を回避できますし、立会いも1回で済みます

費用は、家電リサイクル料金の990円に加えて、収集運搬費や取り外し作業費、出張費などで、店舗に寄り異なります。

 

③自治体の指定引取場所に持ち込みを行う

自分でエアコンを取り外すことは推奨できませんが、業者に取り外しだけを行ってもらいます。

その後自分で指定引取業者(引取場所)に直接持ち込めば、運搬費が半額程度の1300円前後になります。(自治体によります。)

 

この場合は、ゆうちょ銀行か郵便局(貯金窓口)で家電リサイクル料金を事前に支払ってください

後述する990円のメーカー以外の家電リサイクル料金は、必ず事前に調べてからゆうちょ銀行か郵便局に行きましょう。

料金を支払うと家電リサイクル券を貰えるので、これと身分証明書などを持って指定引取業者(引取場所)に直接持ち込んでください。

事前予約や持ち物については、お住まいの自治体により変わります。直接持ち込みを行う前に確認してください。

 

④自治体の清掃事業組合などに引き取ってもらう

自分で運搬できないときは、自治体に依頼された運搬業者に引き取りに来てもらうこともできます。

このときも、ゆうちょ銀行か郵便局(貯金窓口)で家電リサイクル料金を事前に支払ってください

そこで貰った家電リサイクル券を収集運搬業者に渡しましょう。

運搬費は有料で、だいたい2,300円前後です。(自治体によります。)

 

⑤不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼する際は、単品回収とトラック積み放題プラン(定額プラン)の2つから選べます。

単品回収の価格は公開されていないことが多いため、業者に確認する必要があります。

トラック積み放題プランの平均相場は、軽トラックで20,000~25,000円、1.5tトラックで40,000円です。

これに加えて、階段料金やスタッフ追加料金などが加算される業者もあります。

そのため、見積もりを作ったときに必ず確認してください。

家電リサイクル料金に関しても、追加で支払う業者と回収料金込みの業者があるため、事前に確認することをおすすめします。

 

反面、新しめのエアコンなどの家電・家具なら買い取ってくれる業者もあります。

トラック積み放題プランを依頼し、たくさんの不用品があれば、買い取ってもらえる不用品も多いことでしょう。

そうなれば、回収料金から値引きされるため、安価に処分できますし、エアコン取り外しを一緒にしてくれる業者もあります。

こうした業者を選べば、不用品回収業者に依頼するのが一番安くエアコンを処分できる方法である可能性もあるでしょう。

ただし、気を付けなければならないプランが、スタッフ運び出しが無いプランです。

回収料金を安くするため、スタッフによる運び出しが無いプランを用意している業者もあります。

その場合、重量のあるエアコンには向きません。

業者やプランを選ぶ際は、じゅうぶんに注意をしてください。

 

軽トラック積み放題がお得なおすすめの不用品回収業者を、ランキング形式にて紹介しています!

業者選びに迷った時は、ぜひチェックしてみてください。

 

エアコンの処分費用を比較!

エアコンの処分費用を比較!

エアコンは家電リサイクル法で定められている品目のため、処分の際は適切な方法でリサイクル処分する必要があります。

ここでは、エアコンのリサイクル料金や処分にかかる費用について解説します。

 

エアコンのリサイクル料金

エアコンを処分する際は、基本的に以下のような費用が発生します。

 

  • エアコンリサイクル料金
  • 収集運搬費用
  • エアコン取り外し料

 

このリサイクル料金は、回収業者や収集運搬業者が異なる場合でも、変わることはありません。

エアコンのリサイクル料金は、メーカーによってあらかじめ決められています。

家庭で使用されるような、一般的な国内メーカー生産の壁掛けタイプのエアコンのリサイクル料金は、室外機・室内機あわせて990円です。

 

【リサイクル料金が990円となるメーカー】

  • シャープ
  • ダイキン工業
  • 東芝ライフスタイル
  • パナソニック
  • パナソニック(三洋電機)
  • 日立ジョンソンコントロールズ空調
  • 富士通ゼネラル
  • 三菱重工冷熱
  • 三菱電機

 

その他企業による生産品では2,000円のリサイクル料がかかる場合もあります。(一部、ヤマダホールディングスのエアコンは1,265円、ヤンマーエネルギーは9,900円)

詳しい料金が知りたい場合は、「再商品化等料金一覧(家電リサイクル料金)」にて、メーカーや型名などで検索してみるとよいでしょう。

 

エアコン取り外し費用・収集運搬費用

エアコンを家電量販店などに直接持ち込みする場合は、リサイクル料金のみの負担で済みます。

しかし業者にエアコンの取り外しや回収なども依頼する場合には、リサイクル料とは別に「取り外し料」や「収集運搬費用」なども負担しなければなりません。

これらの費用は、業者によって料金設定額が異なります。

 

例えば家電量販店にエアコンの処分を依頼した場合には、以下のような費用がかかります。

下記の費用がエアコンリサイクル料金に加算されます。

訪問回収費は、回収のみを依頼する場合や、購入品のお届け日と回収費が異なる場合などに発生する費用です。

引き取りのみ依頼する場合などは、購入時に引取りとなる費用よりも高くなります。

家電量販店 取り外し料 収集運搬料 訪問回収費※
ヤマダ電機 6,600円~ 2,200円 +2,750円
ヨドバシカメラ 4,400円~ 550円 +2,750円
ビッグカメラ 4,400円~ 1,650円 +3,350円
エディオン・100満ボルト 8,800円~ 1,100円 +1,100円~2,200円
ケーズデンキ 6,600円~ 2,200円 +1,100円

 

エアコンは本体だけでも重たいもので20kg前後、室外機は50kgを超えるものもあります。

これは人間一人分を運ぶことと同じであり、素人には不可能で大変危険です。

エアコンの取り外しと処分は、必ず業者に依頼しましょう。

 

家電リサイクル法とは・対象品目は?

家電リサイクル法とは・対象品目は?

エアコンは家電リサイクル法により、処分方法が決まっています。

エアコンは簡単に捨てられるものではない、ということを認識しておきましょう。

 

家電リサイクル法とは、家庭用電化製品のリサイクルを推進し、資源の有効利用を行うことで、廃棄物を減らす目的で制定された法律です。

再生可能な資源をムダにしないのと同時に、不法投棄など違法に家電製品を廃棄する業者などを減らす目的もあります。

エアコンの他に、テレビや冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機がこの法律によって回収され、分解・再利用されます。

この家電リサイクル法は、メーカーや指定法人、輸入業者の再商品化義務に加え、小売店の引き取り・収集運搬義務消費者の家電リサイクル料金と収集運搬料金の支出、各自治体の協力の上で成り立っています。

 

なお、インターネットショップなどで消費者からの引取りを行っていないショップは、「引取義務違反」に当たります。

また収集運搬料金などの家電リサイクルに関する案内を掲載していないショップは「表示義務違反」となります。

 

参考:家電4品目の「正しい処分」早わかり!|家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)|経済産業省

 

エアコンの寿命!ステッカーの確認と処分時期

エアコンの寿命!ステッカーの確認と処分時期

家庭用エアコンの寿命はだいたい10年と言われています。

正確に知りたいときはエアコン本体に貼ってあるステッカーを参考にしましょう。

ステッカーには「製造年」と「標準使用期間」が記されているので、買い替え時期がすぐにわかります。

例えば、「製造年」が2022年で「標準使用期間」が10年なら、買い替え時期は「2032年」です。

メーカーによっては2枚のステッカーに分けて記載されています。

エアコン本体に貼ってあるステッカーをしっかり確認してみてください。

 

そして、エアコンの寿命を長引かせるには、定期的な掃除が不可欠です。

本体のフィルターはもちろん、室外機の背面(空気の取り入れ口)のゴミ取りをしておきましょう。

また、お掃除のためとはいえ、分解をするのは避けてください。中の方まできちんと掃除したいときは、業者に依頼してください。

しっかり掃除をしていたとしても、エアコンの買い替え時期前後になると、以下のような症状が出てくることがあります。

 

  • エアコンから異音がする
  • エアコンが臭い
  • 涼しく(暖かく)ならない

 

こうした症状が出てきたら、修理か買い替え、処分を考えてください。

 

エアコン廃棄時の注意点

エアコン廃棄時の注意点

エアコンを廃棄処分する際は、取り扱いに注意すべき点がいくつかあります。

事故につながる可能性もあるため、廃棄を予定している場合は確認しておくことをおすすめします。

 

自分では絶対に室外機・室内機を動かさない・外さない

エアコンの室外機や室内機を移動させると、本体と管のつなぎ目に歪みができたり、管自体が破損してしまうことがあります。

これにより冷媒ガスと呼ばれる高圧ガスが漏れてしまう場合があるのです。

 

ガス漏れが発生するとガス爆発の原因となり、場合によっては大きな爆発事故を引き起こしてしまう危険性もあります。

管に傷がついた状態だとリユースの際にも困ることになるため、業者によっては自身で取り外したエアコンは回収不可とするところもあります。

またエアコン交換の際には、自分で取り外すと取付依頼に対応してもらえない場合もあるため注意が必要です。

事故防止や業者の対応の観点からも、エアコンは室内機・室外機共に自分で取り外しや移動を行わないようにしましょう。

 

業務用エアコンは家電ではない

店舗や工場、事務所、病院などで使われているエアコンは、自治体でアナウンスしているエアコンの処分方法では廃棄できないため注意が必要です。

家電リサイクル法の対象となるのは、あくまでも「一般家庭で使用する」ことが条件として販売されているエアコンです。

業務用エアコンの場合は「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(フロン排出抑制法)」にのっとり、適切な処分が義務付けられています。

フロン排出抑制法では、設置した業務用エアコンの点検や記録、整備、廃棄時のフロン類の引き渡しなど細かく記録管理が必要です。

フロン排出抑制法に違反した場合は、罰条や罰則の対象となることもあります。

 

業務用エアコンを引取り廃棄依頼する際は、適切なルートで処分できる産業廃棄物処理業者などに依頼することが大切です。

参考資料:https://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/ozone/files/freo_pamphlet.pdf

 

エアコン処分は不用品回収業者がおすすめ!

エアコン処分は不用品回収業者がおすすめ!

買い替えに伴うエアコンの処分時は、購入店で配送時に回収してもらうのがベストです。

しかし単純にエアコンを処分したいという場合には、家電店で依頼すると高上りとなってしまうケースも少なくありません。

エアコンの処分に困った場合には、不用品回収業者に相談するのがおすすめです。

 

自分で運ぶ必要がない

家庭用エアコンの重量は、思っている以上に重いです。

メーカーやモデルによって多少異なりますが、室内機でだいたい10kgから20kg、室外機でだいたい30kgから50kgとかなりの重量です。

不用品回収業者に任せてしまえば、重いエアコン本体や室外機の移動や持ち運びもすべて任せることができます。

しんどい思いをすることなく処分できるほか、事故やケガなども防げて安心です。

 

取り外しも一緒に依頼できる

エアコンの処分時は、自身で取り外しができないことがネックとなります。

不用品回収業者に回収依頼をすれば、ほとんどのケースで取り外し作業も行ってもらえるため安心です。

業者によって取り外し作業費が別途かかる場合もあるため、依頼時はあらかじめ費用の有無を確認をしておくことをおすすめします。

 

状態が良ければエアコン買取も可能

不用品回収業者の中には、家電製品の買取に対応しているところもあります。

年式が浅く状態のよいエアコンであれば、高値で買い取ってもらえる可能性もあるでしょう。

その他の不用品がある場合には、処分費用と差し引いて回収してもらえることもあるので、よりおとくに処分できるのです。

 

他のリサイクル家電もまとめて安く回収できる

家電店や収集運搬業者にエアコンの回収を依頼した場合、エアコン以外の品物は回収してもらうことができません。

リサイクル施設など配送先が異なるなどの理由から、他にリサイクル家電がある場合は、基本別便での回収となります。

 

しかし不用品回収業者であれば、同時にさまざまな不用品の回収処分を依頼できます。

もちろんエアコン以外のリサイクル家電なども対象です。

過程の不用品などをまとめて安く処分できるのは、不用品回収業者ならではのメリットだといえるでしょう。

 

エアコン以外のリサイクル家電の処分方法や費用目安は、以下の記事が参考になります!

 

エアコン処分は買取も取り外しも行うエコキャットへ!

エアコン処分は買取も取り外しも行うエコキャットへ!

https://eco-cat.net/

エコキャットは、比較的新しい家電なら買取に対応しています。

引越しなどで処分しなければならなくなったエアコンは、エコキャットに連絡をすれば買い取ってもらえる可能性もあるでしょう。

買取不可になったとしても、エコキャットの軽トラック載せ放題パックは業界最安値の14,800円で、1.5tトラックでも平均より安い39,800円です。

さらに、階段料金は2階まで無料、スタッフ追加は2名まで無料、WEB限定クーポン券ありのお得な業者です。

スタッフによる梱包と運び出しはどのプランにもついていますし、深夜早朝・即日も対応できます。近隣配慮やプライバシーの保護にもしっかり対応し、スタッフの清潔感には特に気を付けています。

 

相見積もりにも対応し、他社より高い場合は価格交渉可能です。

処分だけではなく、ハウスクリーニングの一環としてエアコンの清掃も行っています。

出張見積もり無料なので、一度相談してみてください。

 

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