実家や親の家を片付ける必要に迫られている人が多くいます。

実家を離れて何年も経っている場合、両親のどちらかが亡くなった場合、長い間だれも住まず、放置されている実家をなんとかしなければならない場合など、人によって事情が異なります。

また、「ゴミ屋敷片付けに100万円必要」などという噂もあって、費用のことも気になります。

実家片付けの具体的な方法や費用、費用を抑える方法、ペット問題など詳しくご説明します。

実家や親の家の片付け、だれがする？

実家や親の家の片付けをだれがするかで、兄弟でもめたという話をよく聞きます。「なんで、私ばっかり！」と思います。

また、遠く離れて暮らしている場合、自力で片付けるのは現実的ではありません。誰が片付けるのがいいのか、考えてみましょう。

自力でできるか？

車で10分以内や同市内に実家がある場合、仕事を持たない専業主婦の場合、実家の荷物がそれほど多くない場合、あるいは家族の協力が得られる場合などは、自力で片付けられる場合もあります。ただ、大きな家具・家電などの処分は、一般的な乗用車ではできません。

自力で片付ける一番のメリットは、金銭面です。その反面、労力と時間がものすごく必要です。

実際、自分で片付け始めたけれど、疲労困憊して、結局業者に頼んだという話も多いです。

業者に任せた方がいい場合

実家が遠くはなれている場所にある場合、通って片付けるのには限界があります。仕事や子育て中ならなおさらです。

実家の荷物の量にもよります。長い間、老齢の両親だけで住んでいて、物の量が多く、ゴミ屋敷に近い状態になっているなら、最初から業者に依頼することをおすすめします。

また、ご両親が亡くなっていて、どこになるがあるかわからないような遺品整理なら、ノウハウがあるプロの業者に頼むのがベストです。

 

ゴミ屋敷を自力で片付ける方法について、さらにお知りになりたい方はこちらの記事もどうぞ！

 

実家の片付けの条件別料金相場～100万円かかるって、ほんとう？

実家の片付けをだれがするのかと同じぐらい、あるいはそれ以上気になるのが、費用です。

実家と言ってもいろいろ条件が異なりますから、それぞれの条件別の費用相場をまとめました。ご自身の実家と比べてみて、費用の目安の参考になさってください。

一軒家 or 賃貸

一軒家、賃貸の費用を比べる場合も、結局は、部屋の大きさと間取り、物の量よって、片付け費用が異なります。

一般的な実家の片付けにかかる費用は、20万～70万円と言われています。金額に大きな開きがある理由は、部屋の大きさ、間取り以上にどれだけの物を処分しなければならないかに大きく関係しています。

一軒家を片付けた場合、片付けるだけなのか、片付けた後、人が住むのか、取り壊すのかなどによっても大きく異なります。

賃貸の場合、物を処分した後、原状回復をする必要も出てきます。原状回復にも費用がかかります。

部屋の間取り

部屋の間取り別の片付け料金の相場を表にまとめました。ここでも、料金に開きがあるのは、間取りに物の量が加算されるからです。

間取り	料金相場
1R/1K	30,000～120,000円
1DK	50,000～170,000円
1LDK	70,000～250,000円
2DK	90,000～300,000円
2LDK	120,000～360,000円
3DK	150,000～460,000円
3LDK	180,000～550,000円
4LDK	220,000～650,000円

片付ける荷物の量

不用品回収業者では、諸経費込みのお得な定額パック料金がおすすめです。いろいろな大きさのトラックに積めるだけ積むという定額料金制です。トラックの大きさと対応の間取り、料金を表にまとめました。

トラック載せ放題プラン	目安の間取り	料金相場 （平車、箱車などトラックによる）
軽トラック載せ放題プラン	1R～1K	15,000円〜20,000円
1.5tトラック載せ放題プラン	1DK～2DK	30,000円～40,000円
2tトラック載せ放題プラン	2DK～2LDK	50,000円～70,000円
4tトラック載せ放題プラン	3DK以上	80,000円～要見積もり

片付け・掃除だけ or 不用品処分まで

前項までは、主に不用品の量に焦点を合わせてきました。

不用品やゴミの量に加えて、ゴミの種類や状態によっても料金が変わります。

最近では、不用品・ゴミは分別して出さなければなりません。どのような不用品・ゴミがどのような状態であるかによって料金が増減します。

また、不用品を撤去しただけで済む場合と、撤去した後のカビや害虫などの処理などの要不要も実家片付けの料金に影響します。

ゴミ屋敷や遺品整理の場合

実家を片付ける際に、実家がゴミ屋敷状態になっている場合、実家にお住いのご両親が亡くなった後、遺品整理をする場合によって、片付け料金にそれぞれの料金が加算されます。

特に、遺品整理の場合、不用品の回収・処分の他、貴重品や重要書類の捜索などが加わります。一般の人ではなかなか見つけにくい貴重品や重要書類なども、プロの手にかかるとスムーズに見つけ出してもらえます。

遺品整理を依頼する場合は、見積り金額にそれらの費用が含まれているかどうかは要チェックです。

 

東京周辺のおすすめ遺品整理業者と費用相場をお知りになりたい方はこちらの記事もどうぞ！

実家の片付けを業者に依頼するメリット

実家の片付けを自力でしようか、業者に依頼しようか迷っている方に、業者に依頼した時のメリットをご説明します。業者に依頼する場合は、費用がかかりますが、それを上回るメリットがたくさんあります。

スピード感

実家の大きさ、片付けなければならない不用品の量にもよりますが、プロの業者に依頼すると、1～15時間で片が付きます。４LDK以上の間取りの実家でも、まる１日もかかりません。

一方、自力で片付けるとなると、何日もかかって、ゴールが見えないことも多いです。肉体的・精神的に疲労困憊して、結局、プロの業者に依頼したという方も多いです。

プロの業者による片付けのスピードは大きなメリットの一つです。

遠隔地

あなたがお住いの場所と、片付けなければならないご実家が離れている場合、さらに片付けは困難になります。通うだけで時間を取られてしまいます。

信頼できるプロの業者に依頼すると、立ち合い不要で片付けてもらえます。たとえ、立ち合っていなくても、貴重品や重要種類の捜索も依頼できるので、安心して任せられます。

プロの技・道具・車

プロの業者は、プロならではの経験とノウハウを持っています。

さらに、使う道具や車も一般の人のものとは全然違います。一般の人の乗用車に、大きな家具や家電を積むことはできません。レンタカーを借りて、処分するのは、二重手間です。

プロの業者なら、ワンストップですべて依頼できます。

秘密厳守・プライバシー保護

実家の片付けを、家族や親族以外に依頼すると、他人には知られたくない秘密などがバレてしまうのではないかと不安に思われるかもしれません。

信頼できるプロの業者には、秘密厳守・プライバシー保護に対するきちんとしたコンプライアンスがあり、現場スタッフにも研修を行っています。

おしゃべりな親類のおばさんより、よほど信頼できます。

肉体的・精神的疲労の軽減

自分の家の不用品処分でも、不用品を片付けるのは、肉体的・精神的にハードです。

それが、自分の親の家、亡くなった親の家、自分が育った実家を片付けるのは、とてもつらくて、前に進まないことが良くあります。積みあがったたくさんの荷物の前で途方に暮れることもしばしばです。

なにごとも、一人で抱え込まず、人に手伝ってもらうのは、片付ける人の肉体的・精神的疲労を軽減するのにとても役立ちます。他人＝プロの業者に手伝ってもらうことは、決して恥ずかしいことではありません。

 

業者依頼の費用を抑える方法

実家を片付けるのには、プロの業者に依頼することがベストであるとおすすめしました。とはいえ、多額の費用がかかるのは困ります。

少しでも費用を抑える工夫はないのでしょうか？費用を抑えるヒントをまとめました。

現状を把握する

ただ漠然と実家を片付けたいと、業者に依頼するのはおすすめできません。

「このような状態の実家を、この程度まで片付けてほしい。」「不用品はすべて処分してください。」などというように、具体的に指示しましょう。

そのためには、実家の実情を把握する必要があります。どのぐらいの量の不用品があるのかをまず確かめてみましょう。

できることは自分でする

業者にすべてお任せするのではなく、できる範囲のことは自分でしてから、見積りを取ることをおすすめします。

例えば、不用品も生ゴミも混然一体となっている状態を改善する、つまり、生ゴミ、可燃ゴミは事前に捨てることなどをするだけで見積り額は劇的に変わります。

床の上のもの、冷蔵庫の中身、シンク下などを整理してみてはいかがでしょう？

といっても、基本は業者におまかせするのですから、「ミイラ取りがミイラに」ならないようにすることが大切です。

複数の業者から相見積もりをとる

実家の片付けの見積りを取る場合、１社だけの見積りではなく、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。

自社のサービスや料金に自信のある業者は、「相見積もり歓迎」ですし、「見積り後のキャンセル無料」とうたっています。

それぞれの業者から見積もりを取る際に、スタッフの対応、態度などもわかりますから、そのあたりのことも加味して、業者を選ぶと間違いがないでしょう。

横柄な態度をとったり、言葉遣いがひどいスタッフなら、いくら価格が安くても、ちょっと考え直した方がいいかもしれません。

そして、一番安い価格を他の業者に伝えれば、価格競争が起きて片付け費用が下がります。「他社より1円でも高い場合はご相談ください」という業者なら、きっと下げてくれるでしょう。

 

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実家を片付ける際、ペットはどうする？

実家を片付ける際に、実家で飼っていたペットの問題があります。ご自身で飼える環境なら、ぜひ引き続き飼ってあげてください。ペットもとても不安でしょうから、ご家族に引き取られるならとても安心すると思います。

ただ、マンションなどのペット禁止の住まいの場合では、気持ちがあっても現実問題として飼えません。

動物愛護団体やNPO法人などに連絡を取ってみられるといいでしょう。ただし、手放しで引き受けてくれるわけではありませんから、できるだけ、ご自身で親せきや友人などにあたられることをおすすめします。

実家の片付け依頼なら、エコキャットにおまかせ！

実家の片付け、実家じまい、遺品整理は、できるだけプロの業者に依頼しましょうと、おすすめしてきました。

プロの業者の中では、「エコキャット」が一押しです。

 

エコキャットをおすすめする一番の理由は、その料金の安さとサービスの質です。エコキャットは、関東一円を対応エリアとする、粗大ゴミ・不用品を即日回収する格安不用品回収業者です。

不用品回収のほか、ゴミ屋敷整理、掃除・片付けの手伝い、遺品整理などにも多くの実績があります。遺品整理士が在籍していますので、真心こめて、大切な遺品を整理・処分させていただきます。

 

見積り金額にご納得いただいてから作業に取り掛かります。見積り金額が他社より高い場合は、遠慮なくご相談ください。もし、見積り金額にご納得いただけない場合、見積り後のキャンセルも無料です。

さらに、当日に回収物が増えたりしない限り、見積り金額以上の追加料金は発生しませんから安心です。

出張見積もり０円、ご相談無料なので、お気軽にお問い合わせください。

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