雑誌の捨て方5選!捨てる時に守るべき注意点やリサイクルが必要な理由とは

雑誌の捨て方5選!捨てる時に守るべき注意点やリサイクルが必要な理由とは

雑誌の捨て方を5つ解説します。

状態の良い雑誌は資源として新しい紙に生まれ変わるため、なるべくリサイクルにつながる捨て方を選ぶことが重要です。

ただし、雑誌の状態や量によっては推奨される捨て方ができないケースもあります。

そこで、今回は雑誌の基本的な捨て方に加えて、なるべく負担の少ない「不用品回収業者への依頼」といった簡単な捨て方も解説します。

雑誌を捨てたいものの、手放す方法にお悩みの方はご覧ください。

【5選】いらない雑誌の捨て方を解説

いらない雑誌の捨て方を5つ解説します。

雑誌の量や生活スケジュールに合わせて、各方法を適切に選ぶ参考にしてみてください。

雑誌の捨て方 一人で行う難易度 処分にかかる時間
紙類・古紙・資源ゴミなどとして捨てる ★★ 約1週間程度
スーパーの回収ボックスに捨てる ★★★ 気力・体力による
汚れた雑誌は燃えるゴミとして捨てる 約1週間程度
リサイクルショップ・フリマアプリで売る ★★★★ 気力・体力による
不用品回収業者に回収してもらう 最短即日

紙類・古紙・資源ゴミなどとして捨てる

雑誌の一般的な捨て方が、紙類や古紙として自治体に回収してもらう方法です。

重ねた雑誌を紙紐やPPバンドなどで固く縛り、近隣のゴミ集積所に排出すればゴミ収集車によって回収されます。

基本的に申し込みは不要で、自治体が定めた指定日に出しにいくだけで完結するので処分過程を減らしたい方におすすめです。

以下では、雑誌を捨てられる主な自治体別に雑誌の処分品目と捨てる時のポイントも紹介しています。

雑誌を捨てられる主な自治体

自治体 品目 ポイント
東京都世田谷区 古紙 縦に重ねて紐で十字に縛る
(粘着テープは利用不可)
東京都練馬区 古紙 本・パンフレット・菓子箱なども同時に重ねてOK
東京都大田区 資源7品目 本・パンフレット・放送し・紙箱・卵の髪パックなどは
同時に縛って問題なし
神奈川県川崎市 資源物(紙類) 持ち去りを防ぐため回収日は各地域ごとに周知

スーパーの回収ボックスに捨てる

スーパーに古紙を回収する専用ボックスを設置しているケースがあります。

捨てられる日が決まっているわけではないので、都合に合わせて店頭などに持ち込めるのが嬉しいポイントです。

ただし、ボックスは容量が決まっているので大量に持ち込むことはできません。

また、量が増えるほど持ち込むための負担も大きくなります。

他の人と共同で利用するサービスなので、常識の範囲内で持ち込む姿勢が重要です。

【雑誌回収ボックスを設置している関東の主なスーパー】

  • イトーヨーカドー一部店舗(東京・神奈川・埼玉・千葉)
  • イオン系列一部店舗(東京・神奈川・埼玉・千葉)
  • 有明ガーデン(東京都江東区)
  • ダイエー一部店舗(東京・神奈川・埼玉・千葉)
  • ヤオコー一部店舗(埼玉・千葉)

汚れた雑誌は燃えるゴミとして捨てる

汚れた雑誌は燃えるゴミとして捨てるのが原則です。

正しく捨てれば資源として再利用できる雑誌ですが、汚れている場合は再利用ができません。

油汚れを筆頭に、著しく汚れた雑誌は燃えるゴミとして捨てることが多くの自治体で定められているので要注意です。

リサイクルショップ・フリマアプリで売る

雑誌はリサイクルショップやフリマアプリで売却できる可能性があります。

もし売れれば多少なりとも収入が得られるのも魅力です。

ただし、以下のような雑誌は売れない可能性が高く、店頭に持ち込んでも余計な手間になりやすいため注意してください。

売れない雑誌の特徴

  • 発行から時間が経っている(特にトレンド雑誌など)
  • 内容が一般的(コーデ特集,料理特集といった繰り返し掲載できるもの)
  • 付録が欠品している
  • 状態が悪い
  • すでに再販されている

処分ではなく売却を望むなら、保管している雑誌の需要をチェックしてみてください。

廃刊になった雑誌や人気アーティストの初登場雑誌、資料価値が高い雑誌など、一部のコレクターに好まれるものなら期待値は高くなります。

不用品回収業者に回収してもらう

不用品回収業者に回収してもらう

雑誌の捨て方として、不用品回収業者に回収してもらうのもおすすめです。

特に長年溜め込んだ雑誌や、段ボールに詰まった古い本などが大量にある場合、自力で分別・搬出するのは大きな負担となります。

少ない負担で大量の雑誌をスッキリ片付けたい場合は、プロのスタッフが在籍する不用品回収業者に依頼してみてください。

分別作業から運び出し、トラックへの積み込みまで一貫して対応してくれるため、依頼者は何かの作業を行う必要はありません。

また、雑誌以外にも古紙や家具、家電などをまとめて処分できるため、ゴミ屋敷片付けを進めたい方の強い味方にもなります。

ゴミ屋敷には漫画雑誌などが放置されているケースも多いので、不用品回収業者に依頼して雑誌と他のゴミを一度に片付けるのも得策です。

▼手放し方が難しい同人誌の処分方法を4つ解説!見られたくない方が意識すべき注意点は?▼

いらない雑誌を捨てる時に守るべき注意点

雑誌を捨てる時に守るべき注意点

いらない雑誌を捨てる時の注意点を解説します。

正しく綺麗に捨てるための基本的な点と、治安を守るために必要な点をそれぞれ紹介するのでご参考にしてください。

  • 捨てる時は紐で縛る
  • 雑誌として捨てられないケースがある
  • 持ち去りに注意する
  • 無理して捨てる選択肢を選ばない

捨てる時は紐で縛る

雑誌を捨てる時は雑誌を積み上げ、紐などで十字に縛って雑誌が散乱しないようにしてください。

ゴミ収集所を散らかさないことはもちろん、縛って持ちやすくすることで収集員の負担も減らせます

雑誌を十字に縛るための手順

  • 大きな雑誌から順に積み重ねていく
  • 雑誌の下に紐を横に通す
  • 横にはみ出た紐をそれぞれ反対側の手で持ち、左右の紐を雑誌の上で交差させる
  • 左側の紐を上に、右側の紐を下にクロスして十字を作る
  • 上側の紐を雑誌下から通す(下側の紐を引っ張って固定しておく)
  • 一周した上側の紐と下側の紐をきつく結ぶ

コツは十字にした後、右手で持っている紐を緩ませないことです。

人差し指と親指で紐を持ちつつ、他3本の指で雑誌を抑えておくと紐が緩みにくくなります。

十字結びが難しい、面倒という場合はPPバンドを使うのも得策です。

雑紙として捨てられないケースがある

雑誌は基本的に資源ゴミなどとして回収されますが、状態によっては他の方法で捨てなければならないケースもあります。

特に油や泥、ペンキ、粉末などが付着している雑誌はリサイクル工程で再生紙にできないため、資源回収に出しても回収してもらえません。

一見軽い汚れに見えても、紙の内部に染み込んでいる場合は燃えるゴミとして捨てたり、不用品回収業者に依頼して回収してもらったりという方法を検討してください。

「雑誌=資源ゴミ」と決めつけず、汚れの有無を確認してから捨てることが大切です。

持ち去りに注意する

雑誌を捨てる時は、持ち去り被害に注意することも重要です。

持ち去りとは?

自治体が回収する前に他者がゴミを無断で持ち去ること。
売却して収入を得たり、自分で利用するために持ち去られたりするケースが多い。

多くの自治体は条例にて持ち去りを禁じており、違反すると罰金などが課されます。

もちろん悪いのは持ち去り側ですが、捨てたゴミが持ち去りの標的にされないためにも捨てる側が工夫することも必要です。

たとえば、東京都新宿区では古紙の持ち去りを防ぐための「持ち去りシート」を清掃事務所や清掃センターで配布しています。

雑誌と共にシートを収集所に置いたり、回収日の朝に出したりすることで被害を未然に防げるようにしてください。

無理して捨てる選択肢を選ばない

無理して捨てる選択肢を選ばない

同居人や親などに言われ、雑誌を無理やりにでも捨てようとしている人もいるかもしれません。

ですが、雑誌は一度捨てると二度と手に入りません。

どうしても雑誌を捨てたくない場合は、無理して捨てようとせず「上手に保管する方法」を選ぶのが吉です。

その方法としておすすめなのが「スクラップ」といえます。

好きな漫画雑誌やその他の雑誌のページを切り取ってクリアファイルなどに入れておく保管方法で、不要なページは捨てられるので保管と片付けを両立するのに向いています。

保管方法を工夫できればお気に入りの雑誌を無理して捨てる必要もなくなるのです。

▼大切なオタクグッズを後悔せずに片づけるポイントは?断捨離を後悔しないためのコツは以下の記事で!▼

雑誌のリサイクルが必要な理由

雑誌のリサイクルが必要な理由

雑誌をリサイクルすることは、温室効果ガスの排出を抑えることにつながり、結果的に地球温暖化の防止にも役立ちます。

そもそも紙は、木材を細かく砕いて作られる「木材パルプ」を、熱や電力を用いた加工をして生産されます。

しかし、紙の需要に合わせて森林伐採が続けば森林が減少し、二酸化炭素を吸収する力が弱まることで地球温暖化がさらに進んでしまうのです。

そこで、雑誌を筆頭に紙類をリサイクルして「古紙パルプ」を製造すれば新たな木材パルプの必要性が減り、伐採される木々の量や、製造にかかるエネルギーを節約できます。

一人ひとりがリサイクルできる雑誌量は微々たるものでも、より多くの人達が力を合わせれば環境にも良い影響を与えられる可能性が高くなるのです。

雑誌を捨てるなら「エコキャット」にお任せ!

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大量に放置している雑誌が重くて片付けられない場合や、どこから手を付けるべきかわからない場合は「エコキャット」にご相談ください。

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家族や友人だけでは運べない量の雑誌でも、エコキャットなら経験豊富なスタッフがスピーディーに回収を実施します。

また、エコキャットは依頼から最短25分で現場に駆けつけるため、素早い退去が必要になるようなケースでも安心です。

もちろん、即日回収や深夜早朝の対応も可能です。

お客様のご意向を聞いたうえで作業に取り掛かりますし、相談しながら捨てる・残すことも可能です。「必要な物まで捨てられそう」と不安な方にもご利用いただきやすくなっています。

相談・見積もりに加えて、キャンセル料も無料なので、雑誌の手放し方にお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。

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