実家が汚い!帰省するたびストレスになるなら不用品回収を利用して賢く掃除

実家が汚い!帰省するたびストレスになるなら不用品回収を利用して賢く掃除

この記事では、実家が汚いことによるリスクや不用品回収業者に片付けを依頼した場合の料金相場について詳しく解説します。

物が多い・片付けられないなどが理由で、実家が雑多になることは少なくありません。

しかし、できるところから掃除を始めたり、時には業者の力を借りることで十分キレイにできます。

記事後半では、実家をキレイにするためのコツや掃除をする上で親を説得する方法にも触れているので、ぜひ実践してください。

実家が汚いことで考えられるリスク

実家が汚いことで考えられるリスク

実家が汚いことで考えられるリスクは、健康上の問題だけではありません。

今後の生活や子どもの人生にも影響があることを知り、対策しましょう。

カビやハウスダストが原因で病気をする

物が多く散らかっているだけで掃除の頻度が落ちるため、ハウスダストが溜まるだけでなく、カビやダニが発生しやすくなります。

目には見えないため一見問題がないように見えますが、アレルギーを引き起こすだけでなく、カビなどに由来する病原菌が体内に侵入することで思わぬ病気になることも考えられます。

実際に、気管支ぜんそく・アレルギー性鼻炎・アトピー・肺炎などは、これらが原因になっていることが多いため油断できません。

特に、タンスやベッドなどの湿気が溜まりやすい家具にはカビができやすく、古い本にはチャタテムシ・シバンムシなどの虫がつきやすいです。

このような古い家具や本を置いたままだとこれらの疾患を発症するだけでなく、カビやハウスダストの嫌なにおいが家全体に漂うようになるので、精神衛生上にも良くありません。

ゴキブリ・ハエ・ねずみなどの害虫・害獣がいつの間にか住み着くことも考えられるので、不用品やゴミを片付けて風通しを良くしておくのが大切です。

動線が確保できず怪我をする

汚い実家に共通しているのが、生活動線がきちんと確保されていないことです。

大人1人が通るために必要な通路幅は60cm以上と言われていますが、例えサイズが小さくても家具・家電・その他の物が通路に置かれていれば、通路幅は必然的に狭くなります。

家の中を行き来するたびに物にぶつかって怪我をしたり、バランスがうまく取れず転倒する危険性も高くなるので、実はとても危険な状態です。

介護がスムーズにできなくなる

年齢を重ねると、つま先歩きをしたり咄嗟に物を避けるなど、体を自由に動かすことがとても難しくなります。

さらに、歩けば何かにぶつかったり踏んだりするような部屋の状態だと、将来的に介護がスムーズにできなくなるリスクが高いです。

本人が生活を送る上で危険なのはもちろんのこと、介護する側も食事・洗濯・身の回りの補助がしづらく、ハウスダストなどが原因で病気になってしまうことも考えられます。

思わぬ事故や二次被害が併発される恐れがあるので、将来を見据えて早めにキレイにする必要があります。

貴重品や重要書類を紛失する

物に溢れて散らかっている状態だと、どこに何を置いたかきちんと把握できていないことがほとんどです。

重要度の高いものでなければ問題ありませんが、財布・通帳・印鑑・契約書などの貴重品や重要書類を紛失してしまえば、必要になったときにとても困ります。

特に、身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳などを持っている場合は医療費の控除などにも関わるため、決まった場所で管理するのが安心です。

有事の際のことも考えて、貴重品・重要書類の内容について親子で話し合うことはもちろん、保管場所も共有しておきましょう。

子どもの結婚が破談になる

結婚前にお互いの両親に挨拶するため実家に訪れる方がほとんどですが、相手の実家の汚さが生理的に受け付けられず、直前になって破談になってしまうケースが近年増加傾向にあります。

数十年間使い古された家具や積み上げられた雑貨、布製品や部屋に染み付いたカビ・タバコ・柔軟剤・ペットなどの特有のにおいに引いてしまったという体験談はネットに溢れています。

実家がこのような状態だと親族全体がだらしない印象を持たれるだけでなく、子どもまでもが育った環境や価値観を疑われかねません。

万が一破談を免れたとしても、結婚後子どもと疎遠になったり孫と会わせてもらえないなどの将来が予測できます。

実家をキレイに保つことは、子どもの人生の選択肢を狭めないことにも繋がるため、早い内に対処しましょう。

汚い実家をキレイにするコツ

汚い実家をキレイにするコツ

ここで、汚い実家をキレイにするためのコツをご紹介します。

実家に放置したままの自分の荷物から片付ける

普段親が使っているものは勝手に捨てづらく掃除が思うように進みませんが、自分の荷物であれば自分で捨てる・捨てないの判断ができるので片付けやすいです。

汚れを一掃しキレイになっていく様子を見れば、今いる場所の状態を客観視できるようになるため、床に落ちているものを拾ったり最初のアクションを起こしやすくなります。

「キレイになったね」「気持ちいいね」とポジティブな声掛けをしながら行なうことで、他の部屋の掃除にも自然と移行できます。

明らかに不要なものを捨てる

使い終わったティッシュや中身の入っていないペットボトルなどをはじめ、賞味期限が切れた食料品・何年も前の新聞や雑誌・お菓子の包み紙・紙袋など、明らかに不要なものは優先的に捨てましょう。

これらが陣取っていた場所が空いてスペースができるだけで印象は随分変わるので、片付けが順調に進んでいるという達成感を視覚的に感じやすいです。

また、ゴミ袋の量を見てどれだけ不要なものを溜め込んでいたかが目視できるため、他にもいらないものがあるのではないかという思考に切り替わりやすいです。

ただし、一見不要に思えても、親にとっては大切な思い出の品である場合があります。

自己判断でどんどん捨てるのではなく、親にとって大切なものは捨てずに取っておくことで、意見を聞き入れてもらいやすくなるでしょう。

古い家具や家電など粗大ゴミを捨てる

物を捨てることに抵抗がある親の場合、家具や家電を捨てるのを渋ることも考えられます。

しかし、カビが生えてしまった古い家具は病気を引き起こす可能性が高く、経年劣化した家電も発火・発煙のリスクがあるため危険であることを伝えれば、捨てることを考えてもらいやすいです。

捨てる家具・家電の量が多い場合は、自治体の戸別回収に申し込むよりも不用品回収業者に依頼する方が早く、おすすめです。

片付けサービスも行っている不用品回収業者に依頼する

片付けをするために実家に通うのは時間的・体力的に難しいという方は、片付けサービスも行っている不用品回収業者に依頼すれば、片付けや大量のゴミ・不用品の処分どちらも一気に済ませられます。

エコキャットのように特殊清掃や消臭・除菌作業も行っている業者であれば、ひどい汚れも部屋に染み付いたにおいもすっきりさせられるため、作業をする前とした後では空気が違うことも実感していただけます。

早ければその日のうちに作業が完了するので、とにかく早く実家をキレイにしたい方におすすめです。

汚い実家の片付けを不用品回収に依頼した場合の料金相場

汚い実家の片付けを不用品回収に依頼した場合の料金相場

実家の片付けを不用品回収業者に依頼した場合の料金相場を以下にまとめました。

 

部屋の広さ 料金相場 作業時間目安
1R・1K 20,000円~80,000円 1時間~3時間
1DK 50,000円~120,000円 2時間~4時間
1LDK 60,000円~150,000円 2時間~5時間
2DK 90,000円~200,000円 2時間~7時間
2LDK 120,000円~300,000円 3時間~8時間
3DK・3LDK 130,000円~400,000円 4時間~12時間
4LDK以上 200,000円~600,000円 6時間~15時間

 

基本的に、部屋の広さやゴミ・不用品の量、作業員の人数などによって料金が決まります。

詳しい料金を知るには現地見積もりが必要不可欠になるため、料金と合わせて作業内容・オプションサービス・作業時間についても確認しておきましょう。

 

実家の片付けの費用を抑える方法についてこちらで詳しく解説しています。

実家が汚いときに試したい親を説得する方法

実家が汚いときに試したい親を説得する方法

最後に、実家を片付ける上で親を説得する方法について簡単に解説します。

実家が汚くなった理由や原因に寄り添う

実家が汚くなってしまうのは、怠惰だけが原因ではありません。

加齢に伴って判断力・体力が低下していたり、孤独感が強く精神的に問題を抱えていることも考えられます。

帰省するたびに汚い実家を見てストレスを感じてしまうかもしれませんが、その背景にこういった問題も隠れている可能性に配慮する必要があります。

実家の現状ばかり考えがちですが、感情的に片付けを強要するのではなく、まずは親に目を向けて根本的な問題解決のため動きましょう。

リスクを踏まえて片付けることのメリットを伝える

「実家が汚いことで考えられるリスク」の項目で懸念点を5つ解説しましたが、これらを踏まえて片付けた後のメリットを伝えるのも効果的です。

例えば、「病気や怪我をしづらくなりいつまでも健康に過ごせる」「掃除がしやすくなるため家に友達や家族を呼びやすくなる」など、キレイになった後の生活が想像しやすいように伝えるとより良いでしょう。

結婚など自身の今後の人生に影響があることを伝える

婚約者の実家が汚いことを知ったとき、物が散乱した状態やにおいに耐えられないだけでなく、二人の将来に対して不安を感じたことが理由になるケースもあります。

「将来的に二人の家もこの状態になるのではないか」「金銭的にもだらしなく結婚後に援助することになるのではないか」など、そのリスクを考え婚約破棄を決める方も少なくありません。

子どもには何の責任もないにも関わらず、実家が汚いことが足を引っ張り人生設計が上手くいかないのは非常に勿体ないことです。

自分の望む人生を歩んでいきたいこと、結婚後も家族として親と良い関係でいたいことをきちんと伝え、掃除に踏み切ってもらえるよう説得しましょう。

 

親を説得する方法についてさらに詳しく知りたい方はこちら!

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