カーペットの処分方法を解説!燃えるゴミや粗大ゴミなど料金もすべて解説

カーペットの処分方法を解説!燃えるゴミや粗大ゴミなど料金もすべて解説

カーペットの処分方法を解説します。

基本的に粗大ゴミとして扱われるカーペットですが、カバーは燃えるゴミとして処分できる場合があります。

また、家電量販店や粗大ゴミ回収業者などを利用すれば、お得かつ負担なく手放すことも可能です。

サイズが大きく、家からの運び出しに苦労するカーペットですが、実はさまざまな方法を選んで処分できるのが特徴です。

この記事ではカーペットの処分方法を詳しく解説するのでご覧ください。

【何ゴミ?】ほとんどのカーペットは粗大ゴミになる

【何ゴミ?】ほとんどのカーペットは粗大ゴミになる

ほとんどのカーペットは粗大ゴミとして処分する必要があります。

「ラグ」に分類されるような小さなカーペットは家庭ゴミとして捨てられますが、カーペットは基本的にサイズが大きく、さまざまな自治体の粗大ゴミ定義に当てはまります

そのため、申し込みのうえで粗大ゴミとして処分しないと、ルール違反となりかねません。

東京都新宿区や港区、神奈川県横浜市、千葉県千葉市など、関東圏の中心地でもカーペットは粗大ゴミに分類されています。

リビングに敷くような3畳以上のカーペットは粗大ゴミとして扱っている自治体がほとんどですので、手放す際には注意してください。

ただし、自治体によっては3畳未満のカーペットは家庭ゴミとして捨てられるケースもあるので、お住まいの自治体ルールの把握が重要となります。

▼犬・猫用のラグやカーペットの捨て方は?糞尿で汚れた場合の処分方法を解説▼

カーペットカバーは燃えるゴミで処分できる場合がある

カーペット本体を覆う「カーペットカバー」は燃えるゴミで処分できる可能性があります。

たとえば、埼玉県所沢市では、2畳までのサイズなら90センチメートル程度に畳んで「燃えるゴミ(燃やせるゴミ)」か「破砕ゴミ」として処分可能です。

カーペットカバーも同様にサイズが大きく処分に困りやすいものですが、自治体によっては簡単に手放せます。

カーペットの処分方法5選【粗大ゴミ以外で捨てるには】

カーペットの処分方法7選

基本的に粗大ゴミとしての処分が求められるカーペットですが、他の処分方法が存在しないわけではありません。

実は、粗大ゴミ以外の処分方法を選択すると、都合の良いタイミングで処分しやすくなる場合もあります。

ここではカーペットの捨て方を5つ紹介するので、ご参考にしてください。

小型家電製品として処分する

ホットカーペットなら小型家電として処分できる可能性があります。

小型家電とは、「小型家電リサイクル法」に基づいて回収される内部に有効活用できる資源を含んだ小さな家電です。

ホットカーペットも小型家電に該当するため、家電量販店の小型家電回収サービスや、小型家電回収ボックスを利用して処分できます。

基本的は「2畳未満」や「1辺が90センチメートル未満」のホットカーペットなら、小型家電として手放せます。

特に小型家電回収ボックスは無料でも利用できるため、無料でホットカーペットを捨てたい人にはおすすめです。

投函口はおおよそ「30センチメートル×15センチメートル」なので、このサイズに収まる場合は活用してみてください。

ゴミ処理施設に持ち込みで処分する

カーペットを早急に処分したい場合は、お住まいの地域のゴミ処理施設に直接持ち込んで捨てるのもおすすめです。

自治体によっては、ゴミ処理施設に粗大ゴミを直接搬入して処分できます。

予約の有無は自治体によって異なりますが、自治体の戸別収集を待つよりは早く手放せる可能性が高いでしょう。

また、持ち込み予約がいらない自治体なら、即日で処分することも可能です。

車以外での持ち込みはできない点に注意しつつ、スピード感を持ってカーペットを捨てるための選択肢として持っておくと非常に便利です。

ハサミで切って家庭ゴミとして処分する

ハサミで切断して家庭ゴミとして処分する

自治体によっては、カーペットを小さくすることで家庭ゴミに分類できる場合もあります。

具体的には、ハサミで切って自治体指定のゴミ袋に入るサイズとなれば、家庭ゴミとしての処分が可能です。

大きなカーペットの場合でも、安く、申し込みいらずで処分できるのがメリットです。

ただし、自治体によっては「粗大ゴミはどれだけ小さくしても粗大ゴミ」とルールを決めている場合もあります

ハサミを使ってカーペットを家庭ゴミにする場合は、自治体に確認を取っておくのが賢明です。

また、カーペットをハサミで切ると、思った以上にほこりが出て来ます。

目には見えませんがダニも相当数出て来ると考えられ、アレルギーの方やお子様・ペットがいるご家庭にはこの捨て方はおすすめできません。

▼カーペットを変えるタイミングでのお掃除がおすすめ!掃除の時短テクニックはこちら▼

新品・高価なカーペットは譲ることも可能

まだ新しい状態のカーペットや高価なブランド品の場合、掲示板サイトやフリマアプリを通じて譲ることで処分料金を抑えられる可能性があります。

地域の掲示板サイト「ジモティー」やフリマアプリ「メルカリ」などを利用すれば、カーペットを必要としている方に直接譲ることができます。

特にジモティーは100以上の自治体と協定を結んでいる不要な家電・家電のリユースに適したサービスです。

処分するのがもったいない場合は、積極的に活用するのがおすすめです。

出品する際は、カーペットの状態を画像付きで詳しく掲載し、サイズや素材などの製品情報を正確に記載することで貰い手が現れやすくなります。

汚れや傷がある場合は、その箇所を明確に説明し、未然にトラブルを防止しましょう。

また、リサイクルショップの利用も一つの手ですが、近年は新しい商品以外は買い取らない店舗も増えている点に注意が必要です。

粗大ゴミ回収業者に依頼して処分する

重くて大きなカーペットをいち早く処分したい場合は、粗大ゴミ回収業者へ依頼するのが良いでしょう。

最短即日に専門スタッフが訪問し、カーペットの運び出しから処分までスピーディーに対応します。

粗大ゴミになるようなカーペットを自力で運ぶのは容易ではありません。

特に、複数のカーペットをまとめて処分したい場合や、大きなサイズのカーペットを処分する際、汚れているカーペットを処分したい際は、プロの力を借りて体力的・精神的な負担を抑えるのがおすすめです。

なお、業者依頼時はカーペットの大きさや素材、汚れの状態を伝えておくと具体的な料金を事前に提示してもらえます。

カーペットの処分に関する相談や見積もりは多くの業者が無料で受け付けているので、まずは気軽に問い合わせてみてください。

ペットの糞尿がついていても、そのまま回収してくれます。

カーペットの処分料金はどのくらい?

カーペットの処分費用はどのくらい?

カーペットの処分方法別にかかるおおよその処分料金を紹介します。

具体的な自治体や家電量販店を参考に算出しているので、カーペットの処分予定がある方はご覧ください。

【粗大ゴミ】400円〜1,000円程度

カーペットを粗大ゴミとして処分する際の料金は、基本的に400円〜1,000円程度です。

ただし、自治体やサイズによって料金が大きく異なるので、自治体サイトの粗大ゴミ料金表などで事前確認しておくのがおすすめです。

また、粗大ゴミの回収申し込みを行う際に電話口で教えてもらうこともできます。

以下の表では、関東圏の主な自治体別にカーペットの処分料金をまとめているのでご参考にしてください。

自治体 カーペットの処分料金
東京都世田谷区 カーペット(2畳以下)/400 円
カーペット(2畳超6畳以下)/900 円
カーペット(6畳超)/1,300 円
東京都港区 400円(1畳以下)/900円(1畳以上)
東京都新宿区 900円
東京都八王子市 カーペット・じゅうたん(6畳以上のもの)/500円
カーペット・じゅうたん(6畳未満のもの)収集金額/200円
神奈川県川崎市 600円(最長辺50センチメートル以上180センチ未満)
神奈川県横浜市 500円
千葉県千葉市 780円(3畳超)
埼玉県さいたま市 最大の1辺が90cm以上2m未満のもの/550円
埼玉県所沢市 500円(1辺4.5畳以下)/1,000円(1辺が90センチメートル以上)

【小型家電製品】無料〜2,200円

ホットカーペットを小型家電回収ボックスに投函して処分する場合は無料です。

家電量販店の小型家電回収サービスを利用して処分する場合は、550円〜2,200円の間で処分できます。

回収対象はホットカーペットのみに限られるので注意してください。

【家電量販店別カーペット回収料金】

家電量販店 カーペットの回収料金
ヨドバシカメラ 1,100円(3辺合計150センチメートル以下かつ20キログラム以下)
エディオン 550円(2畳未満)/1,100円(2畳以上)
ヤマダ電機 2,200円(指定の段ボール利用。他の小型家電も詰め込み可)
Joshin 550円(2畳未満)/1,100円(2畳以上)

【持ち込み】処理施設別の手数料

自治体のゴミ処理施設に持ち込む際は、施設別の手数料が必要です。

自身で搬入する分、戸別収集を利用するより処分料金が安くなる自治体もあります

カーペットをお得かつ迅速に処分したい場合は持ち込み処分もおすすめです。

【燃えるゴミ・不燃ゴミ】袋代

カーペットが燃えるゴミや不燃ゴミとして処分できるなら、かかる料金は自治体指定のゴミ袋代のみに抑えられます。

圧倒的にリーズナブルで手間も少ない方法です。

【粗大ゴミ回収業者】定額プランがおすすめ

粗大ゴミ回収業者を利用すれば、カーペット以外の家電も含めてお得に処分できます。

特に「定額プラン」なら、お家の間取り数や粗大ゴミの数に合わせたリーズナブルな処分が可能です。

規定量までのゴミを定額で処分できるので、粗大ゴミが大量に出る引っ越しや退去時にもおすすめのプランとなっています。

トラックのせ放題プラン 目安の間取り 料金相場
(平車、箱車などトラックによる)
軽トラック載せ放題プラン 1R~1K 15,000円〜20,000円
1.5tトラック載せ放題プラン 1DK~2DK 30,000円~40,000円
2tトラック載せ放題プラン 2DK~2LDK 50,000円~70,000円
4tトラック載せ放題プラン 3DK以上 80,000円~要見積もり

カーペットを捨てる時の注意点

カーペットを捨てる時の注意点

カーペットを処分する時の注意点を紹介します。

処分をスムーズかつ安全に行うためにも、ぜひご参考にしてください。

申し込み前にサイズを計測する

カーペットを粗大ゴミとして処分する場合、事前にサイズを計測しておくと申し込みから処分がスムーズに行えます。

一度の電話で申し込みを済ませるためにも、縦と横の2辺を正確に計測しておきましょう。

搬出時間を厳守する

粗大ゴミの搬出時間は厳守しましょう。

多くの自治体は搬出時間を回収日の早朝〜午前8時30分に設定しており、これより前に搬出すると近隣住民の迷惑となる可能性があります。

また、カーペットは燃えやすいことから放火される可能性も否めません

忙しい朝に搬出するのは手間ですが、ルールを守って粗大ゴミ処分を進めてください。

ホットカーペットは絶対にハサミで切らない

自治体によっては、カーペットを小さく裁断して家庭ゴミとして処分することが可能です。

しかし、ホットカーペットは感電する危険性があるため、絶対に切らない方法で捨ててください

帯電している状態でハサミを入れると大事故につながる可能性があります。

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